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【看病】君に頼ってほしくて/Novel by 童夢☆

【看病】君に頼ってほしくて

2,342 character(s)4 mins

<概要>
学生時代の友だちと久々に集まり、バーベキューをすることに。買い出し中、君の具合が悪そうで気になり…。姉と妹がいる俺は、君の様子から女の子特有の体調不良だと気付く。俺しか気付いていないなら、俺のこと頼ってくれたら嬉しいな。

※季節によってバーベキューを鍋パーティー等への変更推奨

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()…状況や動きの説明
〔彼女:〕…彼女のセリフ
【】…SEについて(あるとより良いが、なくても可)


<本編>
(友人との買い出し中。友人と会話。)

んー!バーベキューか! 皆にも久々に会えたし、楽しみだな!
まずは食品売り場からか。行こう行こう!

(皆から遅れて歩く君の様子に気付き、声をかける)

(小声で)なあ、大丈夫?あ、ごめん、急に話しかけて。
久々に会うし学生時代は関わりなかったからさ、俺の事あんまり知らないかもだけど…。
なんか具合が悪そうで気になっちゃって…。
さっきから一人遅れて歩いてるからさ、どこか辛いのかなって…。

〔彼女:大丈夫…。ありがとう…〕

大丈夫って…、ほんとに?でも、顔色良くないんだよな…。よし…!

(他の友人に向かって話しかける)

あのさ!俺たち二人、飲み物見て来るよ。
家で準備してくれてるやつも居ることだし、手分けして早く済ませた方がいいだろ。
おお!任せろ!あ?酒も?わかってるって!つまみもだよな!
それじゃ、お互い終わったら電話するってことで!

(再び、君の元へ)

お待たせ!とりあえず、俺と君は別行動になったからさ。少し休もう?
向こうに休憩スペースがあったから、そこまで歩ける?

〔彼女:ごめんね。〕

謝らなくていいから、座れる所まで頑張って?

(休憩スペースに二人で座る)

よし、ここ座って?歩くよりはマシだと思うけど…。
それで?体調が悪いのは風邪?

(彼女が理由を言いにくそうにしている)
(女性特有のものだと勘付き、小声で確認する)

(小声で)もしかして…、女の子の…?

(彼女が頷く)

あー、そっかそっか。ごめんね、言いにくいこと聞いちゃって。
でも、なんとなくそうなんじゃないかなとは思ってたんだ。
俺さ、姉貴と妹がいるから少しは分かるんだ。安心して?
それは辛いよな…。薬は?痛み止めとか持ってる?

〔彼女:飲んできたんだけど…。〕

あーそっか。飲んでから来たんだ。薬が効いてくると良いんだけど…。

〔彼女:痛みもあるけど、貧血が辛くて。〕

ん?痛みよりも貧血が辛いんだ。それじゃ、やっぱり座ってた方が良いかもな…。
ちょっと待ってて?すぐ戻るから。

(ホットドリンクを持って戻って彼女の元へ)

ごめんね、一人にさせて。大丈夫?
これ、飲めるかな?ホットのドリンクが売ってたから。お腹温めると少し楽になるし。

〔彼女:なんでそんなに知ってるの?〕

え?なんで知ってるのって…姉貴と妹がいるって言ったでしょ?
もちろん俺には経験できないことだけど、姉貴も毎月辛い方でさ。
痛み止めが効かない時もあるみたいで、そんな時、俺は姉貴の言いなりだから(笑)
ホットミルク作ってこいとか、湯たんぽ持ってこいとか…、あと、腰を揉めとか言われることもあってさ。
なんで俺が、と思う時もあるけど、そん時の姉貴はほんとに辛そうで…。
だから、女の子はすごいなって思う。毎月辛い期間があるのに、それでも勉強や仕事、家事をこなしてさ。
本当に大変だろうなって…。尊敬するよ。

だから、君の顔色とフラフラしてる様子を見てすぐにわかったよ。
でも、みんながいる前じゃ聞けないからさ。声をかけるまでに時間かかっちゃった。ごめんね?

〔彼女:折角のバーベキューなのにって思うと言えなくて…。助かった。〕

んー?ああ、そうだよね。
折角、皆で集まったのに、楽しいバーベキューなのにって思うと体調が悪いって言えなくなるよな。
でもさ、俺ら友だちだろ?確かに、今日はそれぞれの友だち誘っての集まりだからさ。
俺と君みたいに関係が浅い人もいるから、余計に言いにくいかもしれないけど…。
体が一番大事ってことくらい分かるやつばっかりだから。無理しなくていいんだよ?

〔彼女:でも、折角だから参加したい…。〕

…そっか。折角だからバーベキューには参加したいか…。そうだよな。
君の体調次第だと思うけど、どうかな?さっきよりは少し顔色が良くなった気はするけど…。
フラフラするの少し治まった?しばらく座って休んだからかな。

とりあえず、買い出しが終わったら家に戻るし、途中でまた具合が悪くなったら先に帰れば良いし。
行ってみる?
それじゃ、もし、途中で辛いとか帰りたいってなったら俺に教えて?
家まで送ってくし、他のやつにも伝えて帰れるようにするから。

〔彼女:そんなの、申し訳ない…。〕

申し訳ない?いやいや!いいから!ほんとに気にしないで?
女の子特有のことって言いにくいだろうし、今日は半分以上が男だからさ。
君の仲の良い子も急遽来られなくなったって聞いたし。
だったら頼れるのは俺だけだろ?はは!そうだろ?だから、気にせず頼ってくれたら嬉しいかな。

それに、学生時代はほとんど話したことがなかったのに、こうしてまた会えたってすごいじゃん。
俺は君とこうして話せて嬉しいよ。これから先、このメンバーで集まることも増えるかもしれないしさ!

よし!そうと決まれば俺の役割のドリンクと、あとつまみだっけ?それだけ買ってくるから!

〔彼女:一緒に行く。〕

え?いや、君はいいから休んでて。
それと、お手洗いにも行きたいんじゃない?
買い出し終わったら迎えに来るから、君はここで大人しく休んでなさい!良い?

(彼女が頷く)

うん!いい子だ!よしよーし(頭を撫でる)。
あ、ごめん!なんか妹みたいに思えてきて(笑)
あ、あと俺の上着、膝にかけときな?体冷やすと余計に辛くなるから。

〔彼女:(照れながら)…ありがとう。〕

おお!どういたしまして!
じゃあ、また後でね。


☆完☆

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