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【執事・添い寝】女の子の日の不調で眠れないお嬢様…。そんな夜は、執事の添い寝なんていかがですか?/Novel by 童夢☆

【執事・添い寝】女の子の日の不調で眠れないお嬢様…。そんな夜は、執事の添い寝なんていかがですか?

2,836 character(s)5 mins

<概要>
珍しく夜中に何度も目を覚ましている様子のお嬢様。ただ寝付けないだけかと思ったが、どうやら女の子の日による不調を抱えているようで…。この時期は、体の不調はもちろん心も不安定になりがちなはず。私に遠慮は必要ありませんから、いつでも頼って甘えてくださいね。

◇彼(屋敷専属の執事)…屋敷専属の執事として10年程勤めており、お嬢様が小学生の頃からお世話している。お嬢様の良き理解者。
◇君(屋敷のお嬢様)…体が弱く、生理の不調も抱えている。長年一緒に過ごしてきた執事に心は開いているが、照れから甘えたくても甘えられない。

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()…状況や動きの説明
〔相手:〕…相手のセリフ
【】…SEについて(あるとより良いが、なくても可)


<本編>
(夜中に何度も目が覚める彼女の姿に気付く)
(彼女:軽い生理痛で何度も目が覚めてしまう)

…ん?またお嬢様が寝室からキッチンへ?
さっきはトイレに行っていたようだし…。眠れないのか?

(彼女に声をかける)

…あ、お嬢様。喉でも乾きましたか?何かご用意しましょうか?
ん?ええ、私もちょうど喉が渇いたところでして。

あ、でも、先程はお手洗いにも行っていたようですね。
えっと…、今夜は何度も寝室を出られているようなので、気になって…。
寝付けないのですか?

(自分のせいで彼が起きてしまったと気にしている彼女)

え?あ、いえいえ、そんな事はありません。
お嬢様の気配や物音で目が覚めたわけではありませんよ。
お嬢様は優しいから…。自分のせいで私を起こしたと気にしているかもしれませんが…。
ちょっと趣味に没頭してしまい、たまたま起きていたんです。
お嬢様のせいではありませんから。お気になさらず。

それにしても、今夜は珍しいですね。何かありましたか?
お嬢様が寝付きが悪いというイメージはあまりないのですが…。

(彼女の体調の異変に気付く)
(段々焦る感じで)

ん…?お腹をさすって…、もしかして痛むのですか?
え、何でもない?いえ、でも…、今さすっていたじゃないですか。
夕飯にあたりそうな食材はありませんでしたが…。
いつからですか?どんな風に痛みますか?
お手洗いに行っていたようですが、まさか戻してしまったとか…!

(不調の原因が生理痛の為、彼女が言いづらそうにしている)

…ん?どうかされましたか?
どうしてそんなに言いづらそうに…。

あ…、もしかして女の子特有の…?
あー、やっぱり…。失礼いたしました。
いわゆる女の子の日の不調…という事で合っていますか?

(彼女が頷く)

そうでしたか…。それは辛いですね。
薬は飲みましたか?温める物をご用意しますか?

(軽い生理痛だから平気だと言う彼女)

え…、平気?痛みはほぼなく、軽い不調?
そうですか…。いえ、でも、眠れないくらいだから…。
やはり、痛みを我慢しているのではないですか?

(痛みの他に、生理中ならではの気になる事があると言う彼女)

…ん?痛みの他に気になる事がある?
そうですよね、私には分からない事も多いですが…。

女の子の日は、出血が気になって熟睡できないと聞いた事があります。
夜中にズボンやシーツを汚していないか気になり、飛び起きる事もあると。
だから、寝る時の姿勢も気にしてしまうのだとも。
それに加えて、腹痛や吐き気も伴う事もあるのですから、ぐっすり眠れないですよね。

お力になれるか分かりませんが、とりあえず温かい飲み物をご用意します。
ハーブティーでも淹れましょうか。気持ちが落ち着くかもしれません。
少し待っていてくださいね。

(ハーブティーを淹れて彼女の元へ)

…はい、お待たせしました。ローズティーにしてみましたよ。
バラの香りが心もほぐしてくれるはずです。熱いのでお気をつけて…。

ふふ。美味しいですか?よかったです。
それから、これも…。鎮痛剤です。
痛みは軽いとおっしゃっていましたが…。顔色が良くない事が気になって。
軽いというだけで、痛みがないわけではないですよね?
多少の痛みは感じていると…。
やっぱり。そうだと思っていました。
軽い痛みでも、睡眠中、特に寝付くまでは気になってしまうものです。
薬は適切に使えば危険は少ないですし、試しに飲んでみてはいかがでしょうか?

(彼女がお礼を言う)

え…、いえ、どういたしまして。少しでも、不快感が治まるといいのですが。
では、お水を。こちらの胃薬も一緒に。

…飲めましたか?
では、ローズティーを飲み終わったら寝室に戻りましょうね。

(ローズティーを飲み終わり、寝室へ。執事が着いてくる事を不思議に感じている彼女)

…はい、ローズティーは飲み終わりましたね。
立ち上がれますか?寝室に行きましょう。

…ん?どうかしました?
ああ、私も一緒だから?せっかくですし、寝室までお供しますよ。
それから、お嬢様が眠れるまで傍にいます。
ふふ…。照れていますか?あまりこういう機会はないですからね。
たまにはいいでしょう?

(寝室へ)
【SE:扉の開閉】

はい、中へどうぞ。ベッドを整えて…。
お嬢様、横になってください。私は、ベッドの横の椅子に座りますね。
しっかり布団をかけて…。寒かったらいつでも仰ってください。
ゆっくり眠れるといいですね。

〔彼女:いつまでいるの?〕
(甘えたい様子だが、遠慮している彼女)

ん?いつまで?お嬢様が眠るまで、ここにいます。
ちゃんと傍にいますから、安心してお休みください。

…ん?どうされましたか?
まだ何か言いたい事がありそうですが。何でも仰ってください。
私は執事なんですから。遠慮なんて必要ありません。
今夜のように体が辛い時には尚更…。

そもそも、私が声をかけなかったら、きっとお嬢様は一人で我慢していた。
そうですよね?その時点で、頑張りすぎなんです。
今くらい、私の事を頼ってください。
ね?それで、何をしてほしいのですか?

(彼女の気持ちを察し、一緒にベッドへ。眠るまで添い寝をする)

…ふふ。言えないですか?
んー、そうですね…。私、お嬢様のお気持ちが分かったかもしれません。
きっとお嬢様は…。

ちょっと失礼しますね。私もベッドに入れてください。
お嬢様?もう少しだけ、スペースを空けてくださいますか?

(彼女が驚いている)

ふふ…。驚いてますね。
だって、添い寝をしてほしかったのでしょう?違いますか?
それから、こうしてぎゅーっと…。背中もトントンと…。

(彼女を抱きしめ、背中をトントンして寝かしつける)

お嬢様、どうですか?もし、嫌なようでしたら今すぐやめますが…。
ふふ…。このままでいいですか?よかった。
では、お嬢様が眠るまで、こうしてぎゅーってしていますね。
ん?ああ、背中トントンも?もちろんです。

トントン…。トントン…。
女の子の日は、心も不安定になると思うんです。
いくら痛みは軽くても、体調が悪い事には変わりないのですから。
そんな時、私がお嬢様の安定剤になる事ができれば嬉しいのです。
私とお嬢様の関係の中で、遠慮は必要ありません。
いつでも頼って、甘えてくださいね。

(彼女が眠そうにしている)

ふふ…。眠くなってきましたか?目が閉じてしまいそうですよ?
さっき飲んだ痛み止めも、効いてくる頃かもしれませんね。
このまま私の腕の中で、ゆっくりお休みください。
いつでも私は、お嬢様の傍にいますから。

おやすみなさい…。


☆完☆

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