【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由
■札幌のホテル不足が深刻化 大型イベントで浮き彫りになる「慢性的な供給不足」 11月に札幌で開催された「Snow Man」のコンサート。今回の5大ドームツアーの最初の会場で、道内外から延べ約10万人が訪れました。 【画像】「SnowMan最高!」グッズを手にしたファンなどで混雑するライブ会場周辺 札幌は「Snow Man」の経済効果を受ける一方、宿泊施設が抱える構造的な課題が改めて浮き彫りとなりました。 帝国データバンク札幌支店の渡辺雄大情報部長は「北海道の客室稼働率は年間平均で8割に達しており、需要に対して供給が圧倒的に足りない」と指摘しています。 ■年間稼働率8割 ほぼ満室状態が続く札幌 札幌市内のホテル事情について、帝国データバンクの渡辺部長は明確に「需要に対してやはり供給が足りない」と断言します。 「北海道の客室稼働率は1年間を平均で見ても8割ぐらいなんです。8割というのは、ほぼ満室に近いような状況になりますので、1年間を通じて稼働率が高い」 観光シーズンのみならず、年間を通じて安定した宿泊需要がある中で、今回のような大型イベントが開催されると、「普段からそういう状況なのに、突発的に大きなイベントが入ってもなかなかホテル予約取れないという状況」が発生しているといいます。 ■大型イベントがもたらす経済効果 一方で、こうした大型イベントが地域経済にもたらす影響は計り知れません。 効果は宿泊だけにとどまらず、「聖地を巡って飲食店とか、その他のお店とか、そういったところに行って消費行動が起きますので、札幌市、あと道内にとっても経済効果はものすごい。人が動くのでお金も落ちますし、大きな影響がある」と、波及効果の広がりを強調します。 今回のイベントでは、大和ハウスプレミストドームだけで、延べ10万人規模の来場者があり、相当な人の動きが発生しました。こうした機会を最大限に活かすためにも、受け入れ態勢の整備が課題となっているのです。 ■ホテル増設が進まない3つの理由 では、なぜ需要が旺盛なのにホテルの供給が増えないのでしょうか。帝国データバンクの渡辺部長は、3つの要因を挙げています。
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