Google Pixel Root化 やり方
この記事ではPixel系スマホのRootを取る方法について適当に解説します。
一応、軽く解説はしますがRoot化のリスクや危険性を十分に理解した上で読んで下さい。
前提
ネット環境とパソコン、Pixel、Type-Cケーブルさえあればできます。
ただ、パソコン側とPixel側で事前に操作が必要です。
パソコン側
初めに、Android DevelopersからPlatform Toolsをダウンロードしてインストールして下さい。
Platform Toolsについては、この記事を読んでもらうのが手っ取り早いのでこの記事では解説しません。導入が完了した前提で進みます。
Pixel側
始める前に必ずバックアップを取っておいたほうがいいです。
ここで必ず取っておかないと後にマジで絶対に後悔します。
「設定」を開く
「デバイス情報」を開く
「ビルド番号」を「開発者向けオプションが有効になりました。」と出るまで連打
1まで戻り、「システム」を開く
開発者向けオプションを開き、「OEMロック解除」をオンに
「USBデバッグ」をオンに
メリット
◎Androidの真の価値を引き出せるようになる
・システム内部のファイルにアクセス可能になる
・変更できない設定が変更可能になる
・Magisk Module、Xposed Frameworkで更にカスタムが可能に
デメリット
・ブートループなどの想定外の動作をする可能性がある
・公式の修理、保証が受けられなくなる
・セキュリティリスクが高まる
・(Pixelでは相当なことをしない限り大丈夫ですが)文鎮化のリスクあり
・小細工をしないとGoogle Walletや一部のゲームが動かなくなる
やり方
Magiskを使ってRootを取るのが一番簡単でリスクの少ない方法だと思います。
再三警告しますが、
このあとの操作でデータが全部消えます。
始める前に必ずバックアップを取っておいたほうがいいです。
ここで必ず取っておかないと後にマジで絶対に後悔します。
手順① PixelのBootloader Unlock
Pixelとパソコンをケーブルで繋ぐ
コマンドで「adb reboot bootloader」と入力し、実行
またはPixelをシャットダウンし、電源と音量−ボタンを長押し「Device state: locked (unlockable)」と書かれていることを確認
コマンドで「fastboot flashing unlock」と入力し、実行
音量+ボタンを一回押し、「Unlock the bootloader」と書かれていることを確認(まだ引き返せます。次の操作でデータが消えます。)
電源ボタンを押し、2の画面に戻ってきたら再び電源ボタンを押す
一通りセットアップを完了させる
前提で紹介したPixel側の操作を再度する
手順② パソコンでPixelのboot.img/init_boot.imgを入手
Google for Developersからファクトリーイメージを入手
必ずデバイス名とバージョン、ビルド番号がデバイスと一致するファイルをダウンロードして下さい。守らないと不具合の元になります。ファイルを解凍し、更にファイル内部のファイルを解凍
その中の
※Pixel 7 以降のデバイス init_boot.img
※Pixel 6a 以前のデバイス boot.img
をPixelにコピーする
手順③ いよいよRoot化!!!
Magisk公式GitHubから最新版のapkファイルをダウンロード
パソコン側から操作する場合: コマンドで「adb install ダウンロードしたapkファイル名」と入力し、実行する
スマホ側から操作する場合: apkファイルを開いてインストールスマホでMagiskアプリを開き、上の方の「インストール」をタップ
「パッチするファイルの選択」をタップし、コピーしたboot.imgまたはinit_boot.imgを選択し、はじめるをタップ
パッチが完了したら、パソコンにパッチしたファイルをコピー
コマンドで「adb reboot bootloader」と入力し、実行
またはPixelをシャットダウンし、電源と音量−ボタンを長押しコマンドで
「fastboot flash boot パッチしたファイル名」(Pixel 6a 以前)
「fastboot flash init_boot パッチしたファイル名」(Pixel 7 以降)
と入力し、実行する。完了したら、電源ボタンを押す。これでRoot化は完了です。
おわり


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