NHK党・立花孝志容疑者が示談を求めたのは「弁当切り」ができなくなったから? 見つかった元県議の「遺書」は
■竹内氏のパソコンから見つかった「遺書」 竹内氏の妻は、郷原弁護士に「事件の資料になれば」とA4サイズで5枚の資料を手渡している。タイトルに〈■英明が死んだら〉とあり、竹内氏が、自分が亡くなった後に、妻らがどう対応すればいいのかを細かく記していたものだ。相続や住宅ローン、銀行預金などに紙数が割かれているが、 〈家族葬・簡素に〉 などとも記されていた。妻がこう話す。 「夫が亡くなった後、本人が使っていたパソコンから見つけました。更新した日付が亡くなる2日前の1月16日だったので、死を決意して書いた遺書なのかと思うと、涙がとまらない」 竹内氏が死の直前まで、家族の今後のことを思い続けていたことがわかる。一時は「嫌がらせなどされるのでは」と告訴することに迷いもあった竹内氏の妻だが、今は立花容疑者を厳しく追及する態度に揺らぎはない。 (AERA編集部・今西憲之)
今西憲之