「地獄絵みたい」大分・大規模火災、被害拡大なぜ? 住宅密集…初期消火難航か 離島にも“飛び火”
大分市で170棟以上が延焼した大規模火災。発生から丸1日たちますが、いまだ鎮火のめどはたっていません。発生現場から1.4キロ離れた離島も延焼しています。なぜここまで被害が拡大したのでしょうか。
変わり果てた、港町。
住民
「ものすごかった、地獄絵みたいな」
まだ、燃え続けています。
山崎誠キャスター(19日午後5時半すぎ)
「あたりが暗くなってきました。火が見えました。こうこうと赤く火が見えます。 風も強いんでしょうか、火の粉も舞っています」
火災発生から丸1日。
山崎誠キャスター
「避難所となっている市民センターです。入り口では、炊き出しとご飯の用意、飲料やカイロ、こういった物資が用意されています」
108世帯、167人が避難を余儀なくされています。
──家の状況は確認した?
住民(85)
「していません。(知人から)私の家も焼けて、ないとは言われた。なんて言ったらいいんですかね、びっくりしてしまって言葉が出ない。何にも考えられない感じ」
火は、あっという間に燃え広がりました。
撮影者(18日夜、大分市・佐賀関)
「北風が強いんで周りにも火が広がっている。この世の終わりみたい」
──ご自宅は近く?
住民
「もう…燃えています」
住民は、為す術もありません。
大分市の東の岬にある、佐賀関。海と山に囲まれた港町です。
有名なブランド魚、「関あじ」「関さば」が名産品として知られています。
漁師町を襲った大規模火災。
記者(19日午前8時頃)
「一夜明けた佐賀関上空です。広い範囲で火災が起きたことが分かります。現在も消火活動が続いています」
燃えたのは、170棟以上。
焼け跡からは19日、心肺停止の人が見つかり、その後、死亡が確認されました。連絡が取れなくなっているのは、76歳の稲垣清さん。警察などは、稲垣さんの可能性が高いとみて身元の確認を急いでいます。