四国地方番組特番 『四国新幹線開業! 新高松駅の魅力に迫る!!』 2024/10/24 投稿
「はい。私は今まもなく開業する予定の四国新幹線新坂出駅に来ています!
まもなく開業する四国新幹線と新坂出駅その魅力をお伝えします。
今回案内していただけるのは、新坂出駅長の〇〇さんです。
〇〇さん。今日はよろしくお願いします」
「はい。よろしくお願いします」
「早速なんですが、この四国新幹線について教えてください」
「元々は昭和44年の新全国総合開発計画において全国新幹線網の一環として示されました。
その後、この瀬戸大橋が昭和63年に開通した際には、新幹線が使えるように新幹線用の用地が確保されていたのですが、バブル崩壊などもあって計画は先に進みませんでした。
そこで、手を差し伸べたのが民間企業の桂華鉄道です。
桂華鉄道グループの一社である香川鉄道が四国新幹線鉄道という第三セクターを設立し、その上を四国帝国鉄道と西日本帝国鉄道が第三種鉄道事業者として新幹線を走らせる予定です」
「えーっと、第二種鉄道事業者とか第三種鉄道事業者ってなんでしょうか?」
「鉄道事業法という法律によって定められている鉄道事業の許可を受けた者の事です。
第一種鉄道事業者が線路を保有し、その線路上で鉄道を走らせる者で、第二種鉄道事業者は線路を保有する者、第三種鉄道事業者は線路を持たずに線路を借りて鉄道を走らせる者です」
「なるほど。けど何でそういう風に分けられたのでしょうか?」
「鉄道は保守管理に莫大な資金が必要です。国鉄の赤字問題はまだ覚えている人も多いでしょう。
とはいえ、道路と同じで公共性が高いので利益一辺倒で保守費用を削減するわけにはいきません。
その為、桂華鉄道が主体になって、国や地元自治体が参加する第三セクターを設立して地元と企業が保守管理について責任を持つから、どうぞ新幹線を走らせてくださいという訳です」
「ありがとうございます。
では新坂出駅を見ていきますが、また四国の端っこに駅ができましたねー」
「ええ。瀬戸大橋の新幹線用地を最大限活用すると同時に、四国各地への乗り換えの利便性を考えるとここしか作れなかったのです。
高松・松山・高知の各地から特急列車が新幹線があった岡山まで走っていましたが、ここで乗り換える事で東京や大阪への時間が格段に短縮します。
乗り換えが必要ですが、東京から四国各地だと、六時間かかった松山-東京間で五時間半、高松だとなんと三時間四十五分で、四時間の壁を越えるんですよ」
「四時間の壁って何ですか?」
「新幹線と飛行機の利用時間で、四時間を越えると新幹線より飛行機を使う傾向が高くなるんです。
今まで、四国各地の人が東京に行く場合飛行機の選択が多かったのですが、高松については新幹線のおかげで勝ち目が出てきたと」
「なるほど。ではホームですが……長いですねー。
今回の取材は走行試験中の新幹線が停まっている所にお邪魔しましたが、新幹線よりも駅のホームが長いのですね」
「ええ。これは東海道山陽新幹線と同じ16両ホームを用意しています。
もっとも、ここを走る新幹線は八両なので、ホームが長いのは当然かもしれませんが対面乗り換えなのでその理由はこの後わかりますよ」
「あ、列車が来ましたね……結構端に停まりますね。あ、また来て……ぶつか……らない!?」
「はい。この新幹線に松山・高知・高松・徳島からの特急が停まれるように長いホームが必要だったのです。松山行の『しおかぜ』が五両、高知行の『南風』が三両もしくは四両、高松・徳島行の『うずしお』が五両の計十三両が一つのホームに停まるのです。
いずれ、高松駅など四国各地に新幹線が伸びてゆくと思いますが、その際には東京発の新幹線が停まれる様に東海道山陽新幹線と同じホームをという理由もあるのです」
「その時が楽しみですねー。
では、新幹線の中を見せてもらっていいでしょうか」
「どうぞ。これが新坂出と新大阪間を走る四国新幹線『ことひら』号です」
「なんというか、東海道山陽新幹線と同じ車両ですね」
「ええ。この新幹線は東海道山陽新幹線も走れるように八両編成の700系新幹線を用いています。
八両なのは、四国新幹線の需要もあるのですが、先頭にもう八両をつないで山陽新幹線として走らせるという意図もあります」
「ああ。なるほど。八両と八両で十六両という事ですね」
「はい。東海道新幹線は需要がひっ迫して八両の新幹線を走らせるダイヤの空きがないのです。今回暫定開業で新坂出と新大阪の間を走らせるのですが、東海帝国鉄道との合意時には広島行新幹線と繋がる事で東京までを目指しています」
「夢がありますねー。で、こちらが四国新幹線の目玉であるラグジュアリークラスですか!凄い豪華な車内ですねー!」
「ええ。先頭車両の一号車がグリーン車なのですが、その半分を使ってさらに豪華なラグジュアリークラスというものを用意しました。
この新幹線は広島行にも使用されるのですが、その際にはお値段以上の快適なサービスをお約束します」
「このラグジュアリークラスには専属のラグジュアリークラスアテンダントがおもてなしを……」