漫画の海賊版に関して米IT企業に5億円賠償命令 小野田紀美大臣「我が国の知財の“不当搾取”あってはならない」
小野田紀美経済安保・クールジャパン戦略・知的財産戦略担当大臣の21日の会見で、漫画の海賊版対策に関する質問が出た。 【映像】「大臣に期待する声が大きい」に何度もうなずく小野田大臣 記者が「海賊版サイトに大量のデータ配信を可能にするネットワークサービスを提供したとして講談社、集英社、小学館、KADOKAWAの出版社大手が米国のクラウドフレアに損害賠償を求めた訴訟で、一昨日東京地裁は漫画4作品に対して約5億円の賠償を命じた。 海賊版による著作権、出版権侵害をクラウドフレアがほう助したと判断したと言われている。そもそもの背景としてデジタル化の進展に対して法規制が進んでいないということが挙げられますが、法整備についてどうお考えか。 このことに関して小野田大臣に期待する声が日増しに大きくなっている。対応してほしいという期待の声ですね、これ含めましてお願いします」と質問。 「大臣に期待する声が大きい」という部分で何度もうなずきながら質問を聞いていた小野田大臣は、「個別の判決事案については、詳細なコメントは差し控えさせていただきます。 十分承知しているところです」としたうえで、「ただ、クールジャパン戦略担当大臣としても、海賊版対策っていうのは本当に重要なので、我が国の知財が他国に、自国でもそうですけど、不当に搾取されるっていうのはあってはならないことだと思います」と答えた。 さらに「一般論として本件に限らず、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービスが海賊版サイトに悪用されることは政府としてこれまでも問題視をしておりまして、対策を講じてきたところです。 具体的には総務省や内閣府等が連携して、CDNサービスの悪用防止の観点から、諸外国における運用制度の調査も行うとともに、クラウドフレア社に対しても利用規約等に定めている対応が適切に実施されるように措置を講じるべく促してきたところであります。 引き続き、関係省庁と連携して何ができるかを含め、今までの取り組みをちゃんとするのに加え他に何ができるかも含み、考えていきたいと思っています」と述べた。(『ABEMA NEWS』より)
ABEMA TIMES編集部