【全文無料】エピタフ入りサイバーのすすめ
お久しぶりです。アリミツです😀
今回の記事はサイバーの構築記事ではなく、エピタフの役割や実際の動きについて簡単に解説していくものになります。
先に結論から述べると、サイバーのエピタフは本当に凄いです💯
最初にエピタフ入りサイバーを使ってCSで優勝したのが7/25(金)。
このときは正直お試し感覚でエピタフを使っていましたが、使い込んでいくうちにその役割が本当に多岐にわたることに気づき、今では確定枠となりました。
ぜひ本記事を通して、エピタフの凄さを知っていただければと思います😀
※以下常体を用います
デッキリスト(読み飛ばしてOK)
個人戦のCSで筆者がサイバーを使用したのはこの2回だけ。現在エピタフ入りのリストで入賞している構築は、筆者が最初に使用したようなフラワーハートを4投した型が多い。今回はあくまでエピタフの解説がメインであるため、細かい採用枚数の解説については割愛する。
エピタフの役割
1.カオスマントラの5枚目
これが最も大きな役割。
青単サイバーはループプランとビートプランの双方においてスターフォージ及び超魂Xクリーチャーを軸とするデッキであり、スターフォージの下に強い超魂Xの生き物をたくさん敷けるほど、サイバーの3~4キル率は高くなる。
エピタフを採用することで、従来のサイバーと比較して3~4キル率はかなり向上する。
特にループプランにおいてマントラ、エピタフをセットで引けたときの出力が本当に高く、マクスハトやアストラルハートがハンドにある限りずっと山を掘り続けることができる。ここではその手順を2つ紹介する。
①マクスハトで2枚ドロー&メクレイド
メテオバーンでマクスハトを落として2枚ドローしつつ、エピタフの効果で今落としたマクスハトを蘇生すると、先にメクレイドで公開領域を広げつつ、マントラの効果でスターフォージを出し直すことができる。
②アストラルハートで5枚ドロー
ハンドにミミがある状態で、スターフォージの下にアストラルハートを敷いておき、攻撃時のメテオバーンで切ってまず2ドローする。
次にマントラの効果でハンドのミミをスターフォージに重ねる。その後メクレイドを待機したまま、エピタフの効果で墓地からアストラルハートを”非進化で”蘇生するとどうなるか。
ミミの効果を使って自身をバウンスし、メテオバーンの2ドロー+アストラルハートの3ドローで山を5枚掘りながら、デッキトップにスターフォージと不要牌を仕込み、待機していたミミのメクレイドを解決することで、再びスターフォージが降臨する。
当然この5枚の中にマントラの2枚目やアイドルハートがあれば、追加のメクレイドや踏み倒し効果でどんどん山を掘り進めることができる。
そしてここで何よりも強いのが、この5ドローにおいてはマントラやアイドルハートだけでなくマクスハトやアストラルハートも当たりに含まれるということ。超魂Xが引けなくても、スターフォージの下にどちらかを敷いておけば、上記①or②の試行を再度行いながら公開領域を広げることができる。
マントラエピタフの組み合わせであれば、マクスハトやアストラルハートをメテオバーン元として活用しつつ、そのまま墓地から蘇生することができるため、マントラの効果でハンドからプレイするのは1枚だけ。これに対してマントラマントラの組み合わせだと、必ずハンドから2枚プレイしなければならない上に、メテオバーンで墓地に行ったカードが死に札になる。
マントラエピタフの組み合わせは、マントラマントラの組み合わせに比べて手札消費が少ない。序盤に限っての話だが、本当にマントラ2枚よりもマントラエピタフの方が強い。
③フラワーハートとのシナジー
マントラエピタフとフラワーハートのシナジーも最強。メクレイドを数回行って山の配列がある程度分かった場合には、あと何枚山を掘れば2枚目のマントラを引けるかが分かるため、
①メテオバーンを使わずにフラワーハートの1ドロー1ディスで蘇生札を落とす
②メテオバーンでフラワーハートを切りつつ4ドロー(or3ドロー)1ディスで蘇生札を落とす
③フラワーハートではなく蘇生札を進化元にして、メテオバーンで0~2ドロー
この①~③のどれかを選択し、0~4の好きなドロー枚数を選択することができる。
2.墓地に落ちたカードの再利用
従来のサイバーにおいては、シュトラやエメラルは一度墓地に落ちてしまうとゲームに復帰できなくなる。ハンドにシュトラやエメラル等がかさばったときは、アストラルの海幻で切るカードがないといったことも起こりうる。引いたカード次第でハンドキープがかなり窮屈になってしまうことがあるのだ。
これはマントラについても同様であり、ランダムハンデス等でマントラを1枚抜かれてしまうと、それだけでループを狙う難易度がかなり上がってしまう。筆者は従来のサイバーが抱えているデッキの弱さはここにあると考えている。
※一応Nワールドの効果を使えば墓地のカードもゲームに復帰できる。だがNワールド自体を序盤に引いてしまった場合は、ハンデス等を避けるためにマナに逃がしておくことが多い。
デッキにエピタフが1枚入っているだけで、墓地のカードに触れることが可能になるため、ハンドキープが窮屈になった際にも比較的安心してハンドを切ることができるようになる。このカードはハンドになくても、デッキに1枚入っているだけで仕事をしているのである。
3.ビートプランにおける強さ
実はエピタフで蘇生した生き物にはプレイヤー攻撃効果が付与される。これを踏まえた上で、筆者が実際にCSで遭遇した場面について記す。
対面がグランセクト。先攻3ターン目にマクスハトのメクレイドからスターフォージを召喚。スターフォージのメテオバーンでエピタフを墓地に置き、超魂Xの効果で自身を蘇生。
ここでエピタフのランハンでギャイアを抜いたため、墓地を9枚肥やす。スターフォージの3点でトリガーがなかったため、エピタフで顔を詰めながらマクスハトを蘇生。
蘇生したマクスハトの効果で、このターン最初に出したマクスハトを引っ込めてメクレイド。結果、上から2体目のスターフォージが降臨。そのまま殴って先攻3キルで筆者が勝利した。
ビートプランを取る場合におけるエピタフの恐ろしいところは、墓地から何らかの生き物を釣って顔を詰めるだけで相手の盾が一気になくなるところである。ハンデスした札次第で無から複数打点を生成できるのだから本当に凄い。
4.Nワールドに代わるフィニッシャー
※アダムスキー型については割愛
従来のサイバーにおいては、Nワールドが絡まない場合にはループフィニッシュができなかった。Nがランハン等でうっかり墓地に落ちるとループができなくなるため、マナに隠してシュトラで回収するのはよくある話だが、これもシュトラに到達する前に山札が削れてしまうと、非進化アストラルハートでNを山に戻すことができなくなる。
ここで登場するのが、Nではなくエピタフを使用する第2のフィニッシュループである。
【ループの内容】
相手のマナを全てハンドに返し、マッドネスカード以外を全てハンデスし、ジャストダイバーのスターフォージを立てた状態でLO待ちする
時間が足りなさそうな場合は1点→ハンデス→1点→ハンデスを繰り返す
【前提】
・バウンス効果待機中のまま盤面に置いてあるミミは裏向きにしておき、仮に”バウンスマーカー”と称す。
・スターフォージの下に敷いてあるカードは括弧書きで示す。例えば下にマントラが3枚ある場合はスターフォージ(マントラ123)と記す。
・手からサイバーを出すループ及び盤面のサイバーを手に戻すループは既に証明済みであるものとする。
・シュトラの効果で相手のマナが全てハンドに加わっており、かつパクリオにより相手のハンドにマッドネスがないものとする。
1.無限ハンデスループ
【初期盤面】
盤面
・スターフォージ(下にマントラが3枚)
手札
・ミミ3枚(ミミ2枚マクスハト1枚でも可)
・エピタフ
※無限ハンデスを行う前に無限シュトラによる全ランデス及び無限パクリオによるマッドネスチェックを行うため、この2枚も形式上ハンドに加えている
①手からサイバーを出すループでバウンスマーカーを設置しつつ、スターフォージ(マントラ12、エピタフ)を出す。
②スターフォージ攻撃時にメテオバーンでエピタフを切ってエピタフを蘇生し1ハンデス。ドロー及び墓地肥やしはなし。
マントラ1でミミBを非進化で出し、バウンスマーカーを使ってスターフォージをバウンス。マントラ2でスターフォージ(マントラ123)出し。
ミミBの効果でミミB自身をバウンス。
③盤面のサイバーを回収するループ及び手のサイバーを盤面に出すループにより、バウンスマーカーを設置。
④スターフォージ攻撃時にマントラ1でミミBを非進化で出し、バウンスマーカーを使ってエピタフをバウンス。
マントラ2を使ってミミCを使用済みバウンスマーカーの上に乗せ、ミミBの効果でスターフォージをバウンス。
マントラ3でスターフォージ(123)を出し、ミミCの効果で進化元の使用済みバウンスマーカーごと自身をバウンス。
【結果】
初期盤面に戻りつつ、エピタフのハンデス効果を1回使用できるため、これを任意の回数繰り返して全ハンデスを行う。
2.1点ハンデスループ
①バウンスマーカーを設置しつつスターフォージ(マントラ12、パクリオ)を出す。
②スターフォージ攻撃時にメテオバーンでパクリオを切って0ドロー。
マントラ1でミミBを非進化で出し、バウンスマーカーを使ってスターフォージをバウンス。マントラ2でスターフォージ(マントラ123)出し。
ミミBの効果でミミB自身をバウンス。
③盤面のサイバーを回収するループ及び手のサイバーを盤面に出すループによりバウンスマーカーを設置しつつ、スターフォージ(マントラ12、エピタフ)を出す。
④スターフォージ攻撃時にエピタフの超魂X効果でパクリオを蘇生。メテオバーンの使用はなし。パクリオが出たので、バウンスマーカーを使いスターフォージをバウンス。
マントラ1でミミBを使用済みバウンスマーカーの上に乗せ、マントラ2でスターフォージ(マントラ123)出し。ミミBの効果で進化元のバウンスマーカーごとミミB自身をバウンス。
⑤プレイヤー攻撃効果を付与されたパクリオで顔に1点。その後盤面のサイバーを回収するループでパクリオを手札に戻しつつ、スターフォージ(マントラ123)を出す。
【結果】
初期盤面に戻りつつ、相手の盾を1枚ブレイクできるので、前述した無限ハンデスループと組み合わせることで1点→ハンデス→1点→ハンデスを好きな回数繰り返すことが可能になる。
3.LO待ち
当たり前だが、LO待ちが最も安全。
時間無制限の試合においては、無限ランデス&ハンデスループを行った上で、顔を一切詰めずにLO待ちすることも可能。エピタフの効果で蘇生した生き物はターン終了時にボトムに送られるため、こちらは山札を何枚引いたとしてもエピタフの効果で蘇生しつつ全員ボトムに返すことができる。よって相手より先にLOすることがない。
終わりに
今回の記事は以上となります。いかがだったでしょうか?なかなかやりますエピタフ。
私も現在進行形でサイバーを練習しているところですので、エピタフに関して私が見落としているテクニックやプレイング等がございましたらぜひDM等で教えていただければと思っています☺️よろしくお願いします!
それでは皆さん、ここまで読んでいただきありがとうございました!またどこかでお会いしましょう👋



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