🔰 【初心者でも簡単】無料でWebサイトを公開する5つのステップ(GitHub Pages活用術)
この記事は全文無料(期間限定)で閲覧できます。
↑見出し画像はChatGPT/Sora で生成しました。
手順は下記をご参照ください。
AIが生成した「HTML/CSSコード」は持っているけれど、どうやってインターネットに公開すればいいかわからない、という初心者の方へ。
世界中のエンジニアに利用されているプラットフォーム GitHub の無料機能「GitHub Pages」を使えば、あなたのWebサイトを驚くほど簡単に公開できます。
この手順書では、インターネット初心者の方でも迷わないように、具体的な5つのステップで解説します。
私は Gemini 3 で生成したWebサイトを公開していきます。公開されたサイトは最下部に掲載しています。
Google 最新AI「Gemini 3」で
— KAWAI (@kawai_design) November 19, 2025
サクッとWebサイトを生成
短いプロンプトでモダンな印象の
表層デザインになりました。
※ プロンプトはリプに掲載 pic.twitter.com/aT6WWpkbzb
AI × デザイン の記事400本以上が読み放題
🔽 「KAWAI BOOKS」はこちら
https://note.com/kawaidesign/membership
🔽 【AI × デザイン】の情報発信
X:https://x.com/kawai_design
🔽 デザイン添削・キャリア相談
https://menta.work/plan/16538
🔽 セミナー登壇・書籍化などのお問い合わせ
https://kawaidesign.studio.site
【 発売1週間ほどで重版決定 】
書籍「AIでゼロからデザイン」好評発売中
Amazon 売れ筋ランキング
商業デザイン売上 1位 を記録(10/15 調べ)
STEP 1: GitHubアカウントの作成
まず、Webサイトのファイルを管理し、無料で公開するための基盤となるGitHubアカウントを作成します。
1-1
GitHub公式サイトにアクセスし、「Sign up」(サインアップ)をクリックします。
1-2
画面の指示に従い、メールアドレス、パスワード、そしてユーザー名を設定します。
ポイント
設定したユーザー名は、後でWebサイトのURLの一部になるため、覚えておきましょう。(例: https://[あなたのユーザー名].github.io)
1-3
登録を完了します。
STEP 2: Webサイト用リポジトリ(保管場所)の作成
次に、お手持ちのHTML、CSSファイルをアップロードするための専用の「箱」(リポジトリ)を作成します。
2-1
GitHubにログインし、画面右上の「+」アイコンから「New repository」を選択します。
2-2
以下の設定を行います。
Repository name (リポジトリ名): 公開を簡単にするため、あなたのユーザー名と完全に一致させ、末尾に.github.ioを付けた名前にします。
例: ユーザー名が sampleuser なら、リポジトリ名は sampleuser.github.io
Public: 必ず「Public」(公開)を選択します。
Initialize this repository with: 「Add a README file」にチェックを入れます(任意)。
2-3
「Create repository」をクリックして作成を完了します。
STEP 3: Gitのインストールとローカルでの準備
GitHub Pages へファイルをアップロードするには、お手元のPCでGitというソフトウェアを使い、コマンドライン(ターミナル)で操作するのが最も効率的でプロフェッショナルな方法です。
このステップでは、Gitのインストールと、Webサイトのファイルをアップロード可能な状態にするための準備を行います。
3-1
Gitのインストール
まだGitをPCにインストールしていない場合は、以下の手順で導入してください。
Windows
公式サイトからインストーラーをダウンロードし、実行します。特にこだわりがなければ、設定はデフォルトのままで問題ありません。
Mac
ターミナルを開き、git --version と入力してください。もしGitが入っていなければ、インストールを促すメッセージが表示されますので、画面の指示に従ってインストールします。
インストール後、ターミナル(WindowsならGit BashまたはPowerShell、Macならターミナル)を開き、以下のコマンドを入力してGitが正しくインストールされているか確認しましょう。
git --versionバージョン情報が表示されれば成功です。
3-2
作業フォルダ(ローカルリポジトリ)の準備
Webサイトのファイル(index.html、style.cssなど)をアップロードするために、PC内に専用の作業フォルダを作成し、そこにすべてのファイルをまとめます。
コードをまだ持っていない、生成していない方は、下記のポストに掲載されているプロンプトをご活用ください。Gemini 3 のCanvasモードがオススメです。
良いWebサイトをインプットしたい方は、Webサイト参考サイトをまとめた下記の note を読んでみてください。
PCの好きな場所に、新しいフォルダを作成します。(例: my-website)
この新しいフォルダの中に、お手持ちのWebサイトを構成するすべてのファイル(index.html、CSSフォルダ、画像ファイルなど)をコピーして入れます。
ターミナルを開き、cdコマンドを使って、先ほど作成したフォルダへ移動します。
例 (Windows/Mac共通):
cd [作成したフォルダのパス]3-3
Gitの初期設定(git init)
フォルダへ移動したら、そのフォルダをGitで管理するための初期設定を行います。この操作により、そのフォルダがローカルリポジトリとして機能し始めます。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
git initこのコマンドを実行すると、「Initialized empty Git repository in ...」といったメッセージが表示されます。これで、このフォルダ内の変更履歴をGitが追跡できるようになります。
3-4
リモートリポジトリの登録
次に、作成したローカルフォルダと、STEP 2でGitHub上に作ったリポジトリ(例: sampleuser.github.io)を紐づけます。
GitHubのリポジトリページへアクセスし、緑色の「Code」ボタンをクリックして表示される HTTPSのURL をコピーしてください。
コピーしたURLを使って、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
git remote add origin [コピーしたGitHubのHTTPS URL]# 例
git remote add origin https://github.com/sampleuser/my-website.gitこれで、ローカルの変更を「origin」という名前で登録したGitHubの場所へ送る(プッシュする)準備が整いました。
STEP 4: コマンドラインによるファイルのコミットとプッシュ
このステップでは、ローカルフォルダに入れたあなたのWebサイトファイル(index.htmlなど)を、GitHub上のリモートリポジトリへアップロード(プッシュ)します。
関連 note
4-1
Webサイトのファイルをステージングする(git add)
ローカルフォルダ内のすべての変更されたファイル(今回は新しく追加したHTMLやCSSなど)を、Gitが記録する準備リスト(ステージングエリア)に入れます。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
git add .. (ドット) は「このフォルダ内のすべてのファイル」を意味します。
4-2
変更を記録する(git commit)
ステージングエリアに入れたファイルの状態を確定し、変更履歴としてローカルに記録します。この記録を「コミット」と呼びます。
git commit -m "Initial website files upload"-m "..." は、そのコミットがどのような変更だったかを説明するメッセージです。今回は「ウェブサイトファイルの初回アップロード」という意味のメッセージを付けました。
4-3
ブランチ名を修正する(git branch -M main)
GitHub Pagesで公開設定をする際、主要なブランチ名が「main」である必要があります。古いシステムでは「master」が使われていましたが、現在の標準に合わせてブランチ名を修正します。
git branch -M main4-4
GitHubへファイルを送信する(git push)
いよいよ、ローカルに記録したコミットを、インターネット上のGitHubリポジトリへ送信(プッシュ)します。
git push -u origin mainorigin はステップ3で設定したGitHubリポジトリの名前、main は送信先のブランチ名です。
このコマンドを実行すると、GitHubのユーザー名とパスワード(またはPersonal Access Token)の入力を求められる場合があります。
プッシュが完了したら、GitHubのWebサイトへアクセスし、リポジトリ内にあなたのHTMLやCSSファイルがアップロードされていることを確認してください。
STEP 5: GitHub Pagesの公開設定と確認
ファイルがGitHubに届いたので、最後にこのファイルをWebサイトとして公開するための設定を行います。
5-1
Pages設定画面へ移動
GitHubであなたのリポジトリページを開きます。
ページ上部にある「Settings」タブをクリックします。
左側のメニューから「Pages」を選択します。
5-2
公開ブランチの選択
「Build and deployment」セクションを確認します。
「Source」が「Deploy from a branch」になっていることを確認します。
「Branch」セクションのドロップダウンメニューで、main を選択します。
その右のフォルダパスは「/ (root)」が選択されていることを確認し、「Save」ボタンをクリックします。
5-3
Webサイトの確認
設定を保存すると、GitHubが数分かけてファイルを公開サーバーにデプロイします。
5分ほど待ってから、「Pages」の画面をリロード(再読み込み)します。
ページ上部に「Your site is live at https://[あなたのユーザー名].github.io/…」という緑色のメッセージと、公開された URL が表示されます。
表示されたURLをクリックして、あなたのWebサイトが世界中に公開されているかを確認してください。
これで、Gitコマンドを使ったプロフェッショナルな方法で、Webサイトの無料公開が完了しました!
🔽 今回公開したサイト
【 発売1週間ほどで重版決定 】
書籍「AIでゼロからデザイン」好評発売中
Amazon 売れ筋ランキング
商業デザイン売上 1位 を記録(10/15 調べ)
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?



購入者のコメント