常磐線で帰る。

恋と革命と思いやり

2024年

今年は今までやっていなかったことやったり

行ったことのない場所に結構いけたり

「あたらしいことをやる!」1年だった

去年はどちらかというと「なんでもやる!」って感じで

とにかく選り好みせず色々試して失敗してという感じだったけど

今年は今までとは違う、やりたいなと思ってたことをきちんとやっていく年だったなと思う

1月2月あたりは仕事のトラブルで始まり気が気でなかったが、Apple Watchを生活に導入しかなり利便性が向上

3月のバレエの発表会に向けてストイックに頑張っていた

発表会では念願の舞台、15年以上ぶり?まだキラキラしてていいんだと嬉しくなった

この、20代後半でもう一度バレエでステージに立つという新たなチャレンジは私にかなり自信を持たせた

4月ははじめてアラバキでキャンプをして、なかなかにしんどかったけど実績解除できた感じがした

これはこれで楽しいなと選択肢が増えた感じ

5月は初、島根へ行き出雲大社にいく

あちらの親戚に初めましてもできて、人生初の寝台列車も体験

そういやちょいちょいマルシェにも出る側で関われたのも良かったな

ピラティスもはじめてみたけど、これはちょっと合わなくてもうやめた

そういうこともある

夏は、かなり今年は思い出に残る体験が満載で

フジロック!初ライジングサン!と初めて行くフェスまみれで最高だった

ねぷたも行けたし、はじめて夜行バスの女王ノクターン号にも乗車

結婚式で長野に行くのに丘珠空港松本空港というなかなかない旅程も体験

ファンタジースプリングスでバウンドコーデにも挑戦した!かわいくできた

突然バンドをしてみたり、オフ会に参加してみたり結構チャレンジングだったと思う

1人で一曲踊っちゃったりもして!

友達にもなるべく会おうと積極的に連絡をとった!

新しいこともだけど、もともとの好きに対してもかなり能動的だった1年だったな

 

まあまだ後1週間あるんだけど!

 

来年はどんな年にしようかな

 

どんな年になるかなじゃないんだよね

 

どんな年にするか、なのよね

 

私が決めます

 

今年はいろいろ新しいこともできて、経験値も高まり、選択肢が増えたから

2025年は「本当にやりたいことだけやる!」とかにしようかな

厳選していく、余計なことしない、余裕を持って取り組む

30歳になるしさ、何でもかんでもってよりは、好きなことをしっかり丁寧にってのもいいかも

 

そうしよう

 

そうしよう!

 

そんなかんじで、いいかんじ

 

よいおとしを♡

 

記憶は1人

4連休だったので、実家に帰っていた

仙台の空気を吸って思い出すのは

中高生の頃のぼんやりとした青春や

大学四年生から社会人1年目の不安で

その時のぐらつく自分を上書きするのが惜しいから

きっといま、ここを離れて東京にいるんだろうなと

 

3日目の夜、待ち合わせまでかなり時間があったので

仙台の街をひたすら歩き回った

 

思い出す景色は意外と新しいものが多く

10代の頃ってあんなにキラキラと遊んでいたはずなのに

楽しかったなあという輪郭だけ残っていて

中身が全然思い出せない

 

そんなもんなのかなあ

 

あ、ここ、あの時の、、、と急に記憶が蘇ったピザ屋さんも

よくよく考えたら21歳とかで

8年前とはいえ、10代でもなく

宮城に住んでたころでもなく

 

不思議だなあ

 

でも多分、ずっと宮城に住んでいたら

地元に対して抱く感情はもっとドライで

帰るたびに必要以上にセンチメンタルな気持ちにもならず

なんなら早くここを出たいとすら思っていたかもしれない

 

ふるさとは

離れてはじめて

完成し、まぶしく、やさしくなるのか

 

 

昨日、高校の頃のみんなと会い

帰り際には偶然にも旦那さんやお子さんに挨拶できて

なんかふつうに私たちって大人なんだと気づいてしまった

それと同時に結構わたしは感覚は子どものままだと思った

 

いつまでも自分のためだけに、

自分が楽しいからまちにでて

勝手に切なくなったり、満足したり

 

他の誰かといっしょにこれからしあわせになろうとか

全く考えることなく日々を過ごしている

そんな気がした

 

今、東京に戻る新幹線に乗りながら

どうせまたすぐふらっと1人で宮城には戻るだろうし

何もかも嫌になってひたすら北に向かうこともきっとあるし

そういう時イメージする自分のとなりには別に誰もいなく、1人だ

 

よくよく考えると、街を歩いて

これは思い出だ、と蘇る記憶は

自分がなにをしたか、なにを思ったかの記憶で

誰かが、誰かとじゃなかった

 

急に未来が不安になってきた

1人じゃ無いはずなのに1人だ

誰かと生きるイメージがわかない

 

なんでだ、なんでなんだ

 

なんでだ!

 

誰のことも嫌いじゃないのだ

 

なんでだ

 

なんで

きょううんのもちぬし

8/15

台風の知らせを聞き、明日の飛行機が飛ぶか心配になる

しかし、かつて飛行機が飛ばなかったときに新幹線と特急を乗り継いで札幌に辿り着いた経験があるので

今回も大丈夫だろうと夜、眠る

 

8/16

7時15分、目が覚める

7時25分日暮里発のスカイライナーを予約していた

ここは豪徳寺

絶対に間に合わない

飛行機を遅らせようか

満席

やばい!

やばい!!!!

着の身着のまま荷物だけ持って

本当に申し訳ないけれど車を出してもらい

湾岸道路を爆走、成田まで

間に合った

間に合うんだ!?

飛行機に乗れた

新千歳に着いた

すごい、これた、7年ぶり新千歳

空港のトイレで手を洗った時となりのお姉さんが話しかけてくれた

シロップのファンのようで

嬉しくなった

新千歳までつけたのも何もかも奇跡みたいで本当に全てに感謝した

 

バスに乗って、泊まる予定のホテルに荷物を預けようと向かった

フロントあいてなかった

スーツケースもったままやむなく歩き

ちょうど良さそうなバスが停まったので

乗ったらさっぽろ駅に着いた

目に入ったロッカーに荷物入れて

麻生駅に向かった

下調べ全然してないけれど麻生に着いた

気持ちに余裕ができたのと、朝から何も食べてなかったのとで、

スープカレー食べる

そのあとシャトルバスにのる

15時すぎてやっとライジングサンの会場に着く

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はじめまして!エゾ!

まさかライジングに来る日が、、、

空間を楽しみつつ、ライブ見つつ、飲みつつ

最初から最後までちゃんとみたのは

wodとシロップくらいだけど

本当に満喫

シロップが終わった後は

びっくりセトリとかっこよさと

ここまで彼らを見にきた自分と

なんかよくわからない感動で放心し

気づいたら1人で焚き火をしていた

なんとフォロワーさんがきてくれて

想いを共有することができた

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ホテルは絶対に間に合わないからどうしようかと思ったけれど

電話をしたら電話でチェックインできた

そんなことあるんだ

ありがとうございます

またバスで麻生、地下鉄でさっぽろ

いったんホテルに荷物を置いて

すすきのへ

7年前に行ったミスドやすしざんまいを見つけて

懐かしい気持ちになり

興奮してあんまり寝れませんでした

セルフライジングサンでした

 

もうここまででかなりの強運ムーブをかましている

 

8/17

今日は寝坊しない!としっかり目覚ましをならし

ホテルでシャワって身支度

セイコーマートで朝ごはんも買い

丘珠空港

 

余裕があったので座って荷物整理したり

髪や顔をキレイにしたり

かなり余裕がある

昨日とは大違い!

 

しかし

預けたスーツケースの中に社用スマホを入れっぱなことに気づく

まじか、引っ掛からなかったから忘れてた

心配になりカウンターへ戻る

スーツケースを再度出しスマホ回収、再度検査

なんとかなった

でも

保安検査がめちゃこんでる

え?間に合う?

焦る私

さすがにやばいので前に少しずつ入れてもらうけどあまりにもギリギリ

そしたら後ろのおじさんが

「松本!?おれも!大丈夫!」と

大丈夫じゃないんだけど、

その声のおかげでスタッフさんに気づいてもらえ

滑り込み搭乗手続き

間に合ったー!

よかったー!

松本空港に、ついた!

 

いざ!結婚式へ!

 

ここで、私は知る

新千歳空港の混乱を

私が札幌飛行場でセルフ再荷物検査&必死の保安検査をしていた一方

新千歳空港はガチのトラブル

ディレイもディレイの大カオスだったらしく

わたし、新千歳から向かう旅程だったら

何もかも間に合わなかった、、、

札幌飛行場でよかった、、、、、

 

ほんとうに、この時は自分が強運すぎて怖くなった

 

8/17、夕方、メインイベント

結婚式!!!

挙式から参列、もう涙涙

美しい、かわいい、ハッピー、尊い

もうありがとうまみれ

披露宴はチーム弘前大学ガールズ卓

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うちらのテーブル、なんか汚い

ご飯、全部美味しかったな、、、

しかもなんとねぷたの囃子のサプライズ!

最高すぎる

もうずっと最高だった

友達のハッピーな姿を見ながら

友達と美味しいもの食べて

しあわせしかない

これてよかったなあ

 

二次会では弘前トークに花が咲き

酔っ払ってホテルまでなんとか帰る

知らないメンズたち、ありがとう

 

早く寝れば良いものを、スペースに参加してライジングサン思い出しトークをする

そして、寝る

 

8/18

おきた

風呂、貸切だった

全裸でドライヤーした

朝食バイキングもしっかり食べた

 

茅野駅からタクシーで(大人だから)

蓼科高原まで行く

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ラクライングリッシュガーデン

お茶をした

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タクシーの運転手さんおすすめの蕎麦も

並んで入店

名店だったらしく、かなり美味しい

大正解すぎる!とテンションアゲ〜になっていたところ

ここでピンチ

タクシーがない

呼んでもこない

バスもない、電車もない

帰れない!?

必死でタクシー電話し、なんとか、ちょうどよく、一台確保!

このタクシーがなかったら私たちは帰って来れなかった

本当につくづく、運がいい

 

お土産を買って、あずさにのって、東京駅に戻ってきました

 

強運珍道中

 

これが全て三日間に詰まってたなんて

濃密!

 

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強運ちゃん買っちゃった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか本当に、自分の運の強さを実感する三日間だった

どこかで一個ミスったら、全部崩れる旅程を組んでいるのに

全クリできてしまった

すごいことだと思う

 

本当に強運だよ!と言われて

私もそう思う、周りのおかげもあるし、自分でも怖いくらいなんとかなってるからすごい

と話した

うんがいいって、本当にすごいことだし、それをちゃんと自分のものにしてるのもすごいよと

はじめは、たまたま、ラッキーなだけだったかもしれないけれど、

そのラッキーを持続させるのって実は結構すごいことで

運がいいだけじゃなくて、それをちゃんと乗りこなすのって実は結構大変で

 

ああなんか、本当に、私がわたしでよかったなと実感したし

今までの選択が間違ってなかったと

すこし自信になった

 

そんな夏でした

 

みんなありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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パルテノン神殿をリノベしたかっぱ寿司

祭りと生活

毎年恒例、誕生日に弘前に行き

ねぷたまつりに参加する最高の夏を終え

夜行バスで東京に戻り、仕事をして

日曜と月曜にライブを2つ見て

いつのまにかいつも通りの東京でのくらしに

 

あんなにお祭りだったのに

こんなにも今、生活

 

バイトの子に

「なんでそんなにねぷた祭りが好きなんですか?」

と聞かれて

 

改めて考えると不思議だなと

 

派手さで言えば青森ねぶたのほうが賑やかだし

そもそもお祭りは日本全国にあって

わざわざいつもより高いホテルをとってまで

弘前ねぷたを見に行く理由って何なんだろう

 

囃子とか、大きなねぷた絵とか

ヤーヤドーの掛け声とか

たくさん好きなところは思い浮かぶけれど

ねぷたが好きということ以前に

私は弘前が好きで、

弘前で暮らしていたころの自分が好きで、

その生活のなつかしさと、お祭りのにぎやかさを同時に感じられるから

好きなのだと思う

 

弘前ねぷたは良くも悪くも外に開ききってなくて

町内会ごとに団体が出ているから

生活と地続きのお祭り

地元の人が一番楽しいお祭り

そこがとても好き

 

観光客に向けてというよりも

そこで普段から暮らしている人たちが

一番楽しんでいて、輝いている

そして、そこに自分もいたからこそ楽しめる

 

のかなあ、と

 

だって、町名が書かれた前ねぷたとか

県外の人からしたら何?何の名前?読み方は?

って感じだと思うのね

 

私はむしろそれが好きで

例えば東目屋のねぷたを見たら、

遠いところから!と

妙にグッとくるし

 

小学校の名前が書いてあれば、

実習でいったなとにこにこできる

 

次々とやってくる地名を見かけるたびに

お祭りの賑やかさとは本来結びつかないはずの

生活の記憶が思い起こされるので

いちいち感傷に浸れる

 

お祭りって、生活があるからこそ存在するんだなあって

 

まちがあって、ひとがいて、くらしがあって、

そこにおまつりがある

 

生活がなければ、お祭りもない

 

生活の延長にあるから、お祭りの賑やかさが

より際立って

いとおしいものになると思っている

 

弘前ねぷたは、それがより

色濃く感じられるから

大好きだし、また行きたくなる

 

 

しかしこれには罠があり、

私は弘前の記憶を共有できない人と

絶対にねぷたを見に行きたくないのだ…

 

 

そしてこれを書きながらもう一つ気づいたことがあって

自分にゆかりのない地域のお祭りに

全く興味がわかない

 

私の悪いところで

自分に関係なさそうなものには

関心を抱くことができない

 

自分の生活の記憶がないところのお祭りに

ぜんぜん心惹かれないのだ

 

困ってしまうね

 

でもそういうことなんだよね

 

帰り道に見かけるお祭りのお知らせや

集会所から聞こえる盆踊りの音とか

身近なほうが好きなんだ

 

多分突然知らない土地の花火大会に連れてこられても

豪華絢爛な神輿が目の前に現れても

きっと私は「ねぷたのほうがいい」って

言うと思う

 

 

来年も、また!

ヤーヤドーできますように