- 1二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 22:57:37
ミレニアムに義肢職人を生やしたいので皆さんはダイスを振ることを認めてくれました
ありがとうございます
身長:dice1d20=4 (4) (+140cm)
髪の色:dice3d256=99 239 175 (513)
瞳の色:dice3d256=159 196 175 (530)
特徴:dice2d15=4 13 (17)
1癖毛 2眼鏡 3猫背 4掠れ声 5オッドアイ 6獣耳or角付き 7羽根付き 8泣き黒子 9太眉 10アクセサリー 11傷痕 12八重歯 13両利き 14噛み癖 15ぽっこりおなか
肌の色:dice1d1=1 (1)
1.白い。病的に
体型:dice1d1=1 (1)
1.細い。あばらが浮くほど
使用武器:dice1d8=5 (5)
1HG 2SG 3AR 4SMG 5MG 6SR 7GL 8RL
- 2二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 22:58:48
病人みたいなガリガリ娘…
- 3二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:04:30
- 4二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:05:12
何故にTさとる構文
- 5二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:08:03
- 6二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:14:27
──自分の声が嫌いだった。
まあ、私が自分自身の事を好くことなどきっと永劫ないのだが。それでも一つ選ぶのならば、この声だ。
ひどく掠れて。ガラスに爪を立てるように聞き苦しい。
かつて患った、大病の後遺症だ。幼少の私は、たくさんの機械に繋がれて病室で横になっていた。息をすることすら億劫で、その一日を生きながらえる事が奇跡だったあの日々を私は今でも苦々しく思う。 - 7二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:16:44
ところで細いわりに結構大掛かりな武器を使っているんだね?と皆さんは疑問に思います
何故でしょう?
dice1d2=2 (2)
1どうせ何を買ってもまともに使えないから、安いのを。
2家族からの贈り物。いつか元気になって使えるように。
- 8二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:28:21
──銃も嫌いだ。
私が持つには、あまりにも大掛かりな機関銃。
まだ私が病院に居た頃に送られたモノ。いつか元気になって、これを使いこなせるようになって欲しい。そんな願いが込められた鉄塊。
ああ、そんなものを送られたら生きるしかないだろう。苦しくて、苦しくて、それでも命を繋がなければいけない動機になってしまうではないか。 - 9二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:30:38
みなさんはダイスを振ったんだからそろそろ本題に入れよと思い始めます。
なので初めていきたいと思います - 10二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:31:59
『春坂レクは恋をする』
- 11125/11/19(水) 23:33:25
──遠い景色を見る。
誰かが叫んだのを皮切りに、地下闘技場は蜂の巣をつついたような騒ぎになった。
自分が危機的状況に居る事を理解し、我先にと出口へ殺到する観客たち。それを見計らったように、通路に仕掛けられていた爆弾が炸裂した。びりびりと空気が震え、照明が点滅して消える。爆発に巻き込まれなかった観客が近くに居た誰かに殴りかかり、乱闘になる。
悲鳴と怒号、酒瓶の割れる音。そうした喧騒を掻き消す、激しい銃声。
その混乱の中心に、彼女はいた。
黒と白のメイド服に、スカジャンを着た少女。彼女は牙を剥く獣に似た獰猛な笑みを浮かべ、地下闘技場を駆け巡る。両手に持つサブマシンガンが火を噴くたびに、会場の警護に配置されていたドローンやオートマタが火花を散らしスクラップになった。
銃声、爆発、悲鳴。
私は、立ちすくんだまま動けなかった。
視界の端で、誰かが叫んでいる。こちらに向かって逃げてきた誰かの方がぶつかり、肘が腹にめり込んだ。だが、そんなことはどうでもよかった。
私の目は、彼女に奪われていた。
スライディングでオートマタの足元に滑り込み、反応されるより早く銃弾を叩きこむ。滞空するドローンに向けて跳躍し、銃床で殴りつけて叩き落す。かと思えばそのドローンの残骸を他の敵に投げつけて、それを弾避けに駆け寄り間合いを詰める。
自由だった。そう、自由だったのだ。重力、慣性、摩擦。そうした煩わしい制約など、彼女には存在していなかった。
感動した。ああも美しく稼働する人体が、この世界には存在していたのだと。
焦がれた。彼女と話をしてみたいと。
切望した。彼女のすべてを研究し、解き明かし、己のものにしたいと。 - 12125/11/19(水) 23:34:40
つまるところ、私は、恋をしたのだ。
- 13125/11/19(水) 23:40:31
白い天井を見上げていた。
背中にソファーのスプリングが食い込む感覚。同時に首と肩の鈍い痛みを自覚する
断絶した記憶。寝落ちていたと気づいたのは、そこからさらに息継ぎ二回分の間を置いてからの事。
寝返りをうつ。窓から差し込む朝日が私の目を刺した。頭の横の深い部分がずきりと痛む。低く呻いて、また天井を見上げた。
目覚めたくなかった。見ていた夢が、あまりにも名残惜しいからだ。
かつてあった出来事の再演。私の網膜に焼き付いた景色。その続きが見られないものだろうかと期待を込めて瞼を閉じる……が。
「……けほっ」
咳が出た。微かなザラつきを伴うそれは、私がデッドラインに立っている事を継げていた。これ以上雑に振舞えば体調を崩すと、幼少期から付き合ってきた予感が告げている。ぞくり、と便乗する様に寒気も来る。冬の気配を感じるこの時期に、毛布を被らず一晩を過ごしたのだ。体はすっかり冷え切っていた。
とにかく動くべきだ。私は背もたれとクッションに手をついて、ゆっくりと体を起こした。椎骨がごきごきと音を立てて並び直っていく。 - 14二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:45:23
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- 15125/11/19(水) 23:46:25
「っ、ふー……」
溜息と陶酔の相の子みたいな声が、喉から零れた。収まるべきところに収まる感覚が心地いい。その余韻に浸り、爪先でスリッパを探って、立ち上がる。
ソファーの傍に、仕様書が落ちていた。寝落ちる直前に呼んでいたものだ。拾ってパラパラとページをめくって流し読みする。
dice1d7=3 (3)
1.ミレニアム 2.トリニティ 3.ゲヘナ 4.ヴァルキューレ 5.百鬼夜行
6.山海経 7.レッドウィンター
- 16125/11/19(水) 23:49:03
ゲヘナからの発注。患部は左の環指及び小指。筋電式を希望。目立つ装具は避けたいとのこと……
「ふ、ぁ……」
うっすらと記憶に残る文字列を反芻していると、欠伸が出た。まだ頭が半分眠っているようだ。時計を見ると、九時を少し過ぎた所。少々寝すぎたくらいだ。なのに眠気が残るのは、深く眠れていなかったからだろう。あの固いソファーで熟睡できるはずもない。 - 17125/11/20(木) 08:41:01
ソファーの傍のローテーブルに仕様書を投げて、流しに向かい電気ケトルのスイッチを入れた。
すぐに、ごぼごぼと水が騒ぎ出す。ミレニアム製のケトルは優秀だ。感心しながらコーヒー豆の保存容器を取り出した。中身は私謹製のオリジナルブレンド。まあ、安くなっている銘柄を買って上から適宜継ぎ足しているだけなのだが、そう呼べば多少格好は付くだろう。
豆を目分量さらい、手動のミルで挽いていく。出来上がった荒い粉はフレンチプレスに落とし、上から湯を注ぐ。これも目分量で。あとは数分放置しておけばいい。
雑な淹れ方である。だが、私にとってコーヒーなんてものは脳を覚醒させるためのカンフル剤だ。苦く、カフェインが取れればそれ以上は求めない。
抽出を待つ間に、私は作業台に向かう。天板には3Dプリンターで打ち出した外装や、大小さまざまな駆動部品に、テスト中の電極が所狭しと並んでいる。それらによって片隅に追いやられた卓上カレンダーにはタスク管理用の付箋が何枚も張り付けてあった。その内一枚に「部長会」という文字列を見つけ、眉間に皺が寄る。やり過ごす口実が何か無いものだろうか。 - 18125/11/20(木) 08:44:01
頭を悩ませていると研究室の扉が鳴った。
こんこんこん、と三回続けて指で扉を叩く音。騒々しくならず、それでいて部屋の中にちゃんと響かせる力加減でされたノック。
今日はずいぶん来るのが早い……いや、違うな。錯覚だ。今日は私が寝坊をしたから、そう感じているのだ。現に時計が指しているのは、いつも彼女が押しかけてくる時間である。
流しに戻り、カップを追加で用意する。白く滑らかな表面に金の装飾が入ったそれは、何とかというハイブランドの作だと以前聞いた。
それから、スティックシュガーを二つ。業務用サイズを買ったが、そろそろ在庫切れだ。買い足しておかなければ。
用意を終えた私は、扉の向こうで、じっと待っているだろう彼女に声を掛ける。
「あいている」
分かりきったことだった。昨日の夜からここを出ていないから、外には「在室」の札が掛かったままだ。そもそも合鍵を渡しているから、入ろうと思えばいつでも入れるはず。むこうは全部承知の上で、私の答えを待っているのだ。
いつものことだった。彼女がこの研究室に通うようになってから、ずっと続いているお約束のやりとり。時間の無駄だとは思いつつ、強く拒む理由もないテンプレート。
私の言葉からほんの少し間が空いて、静かに扉が開く。 - 19125/11/20(木) 08:55:18
身長:dice1d20=15 (15) (+144cm)
髪の色:dice3d256=128 238 63 (429)
瞳の色:dice3d256=147 18 203 (368)
特徴:dice2d10=3 10 (13)
1癖毛 2眼鏡 3オッドアイ 4獣耳or角付き 5羽根付き 6泣き黒子 7太眉 8アクセサリー 9八重歯 10噛み癖
使用武器:dice1d8=8 (8)
1HG 2SG 3AR 4SMG 5MG 6SR 7GL 8RL
- 20125/11/20(木) 08:57:10
もう片目の色
瞳の色:dice3d256=58 33 210 (301)
- 21125/11/20(木) 09:25:21
皆さんはこれ髪色被ってない?と思ったので今回に限り出目の順番を入れ替えて
128 63 238 とすることを認めてくれました
ありがとうございます - 22125/11/20(木) 13:09:16
「お邪魔します、レクさん」
明るく澄んだ声が響く。頬と鼻をほんのり赤くした東雲ヒスイが、そこに居た。
首元まで締めた長袖の制服に、生地のしっかりした手袋。ベージュのカーディガンを一枚羽織っている。長い髪は、風に吹かれたのか乱れて毛先が跳ねていた。
「おはよう、ヒスイ」
「おはようございます。今朝、だいぶ冷えますね……!」
「……そうだな」
宵の空の紫紺と暁の海のブルー、二色の瞳を輝かせ、ヒスイが話しかけてきた。それにどう答えるべきかわからなくて、私は視線を落とし、コーヒーの準備に没頭するふりをする。フレンチプレスのプランジャーを押し下げると、それに連動するフィルターが動き、コーヒーが濾されていく。
微笑んだ気配を残し、ヒスイが離れていった。視界の端で、彼女がカーディガンを脱ぎ隅にあるハンガーラックにかけるのが見える。あれはヒスイが持ってきたものだ。私も予備の白衣を掛けるのに重宝している。
こぽこぽと、カップにコーヒーを注ぐ。ふわりと湯気が立ち上り、コーヒーらしい香りが研究室に漂い出した。 - 23125/11/20(木) 19:12:16
「ヒスイ」
顔を上げ、名を呼ぶ。
こちらに寄ってきた目線一つ分背が高い後輩に、コーヒーを注いだマグカップとスティックシュガーを押し付けた。
「ありがとうございます、いただきますね」
ヒスイは両手を添えて受け取ると、ソファーに腰かけた。私は作業台へ向かい、椅子を引き出してそこに座る。
少し離れて向かい合う、この距離感。それが私たちの定位置だった。
コーヒーの味
苦味dice1d10=7 (7)
酸味dice1d10=8 (8)
総合dice1d10=3 (3)
- 24125/11/20(木) 19:22:15
毎度のことだが、私の淹れたコーヒーはさして美味くない。それにつけても、今日のは格別だ。
苦い。まるで古い辞書を煮詰めて絞り出したような、濃い苦味。それと同時に強烈に主張する酸味。だがそのおかげで、寝惚けていた思考がクリアになっていくのを感じる。だからこれは、私にとっては良いコーヒーだった。
もっとも、ヒスイにとっては、そうでなかったようだ。彼女は一口飲むなり顔を顰めて、追加のスティックシュガーを取って来ている。
一つかみだ。業務用を買っても心許ない所以である。
「昨日と同じ格好ですね。帰らなかったんですか?」
コーヒーに砂糖を景気よく溶かしつつ、ヒスイが声をあげた。
味覚はともかく、観察眼は評価すべきだろう。よれた制服にくたびれた白衣がよく区別できるものだ。
私はローテーブルの仕様書にむけて、顎をしゃくる。
「それの草案を練っていた」
コーヒーに目を落として答える。嘘はついていない。
拝見しますね、とヒスイは仕様書を手に取り目を落とす。文面を追って、両目が揺れている。 - 25125/11/20(木) 20:20:39
「外部からの依頼、久しぶりですね」
「ああ。今回はエピテーゼに近いアプローチで進めるつもりだ」
「そうなると上からカバーを被せる形でしょうか?」
「整備性の課題も目途が付いたからな……いずれにせよ、詳細を詰めるのは直接話を聞いてからだ」
知識を共有している相手との会話はストレスが無くて気楽だ。おかげでコーヒーも進む。多様な豆の入り混じった曖昧な香りと、舌にべたりと張り付くようにいつまでも残る苦み。実に不味い。頭が冴える。
「ところで」
たっぷり砂糖を溶かし、ようやく満足いく味になったらしいコーヒーを片手に、ヒスイが口を開いた。
「お風呂、入りましたか?」
「……」
dice1d2=1 (1)
1黙秘
2話題を逸らす
- 26125/11/20(木) 20:37:45
「……」
ヒスイに背を向け、作業台に向き合う。
今日は電極のデータ取りの続きから始めるとしよう。新素材開発部からわざわざ回してもらっただけあって興味深い数字が出ている。
背中に刺さるヒスイの視線には、気づかないフリをする。反応をすれば、小言が始まるから。
「……それならそれで良いんですが」
後ろで呆れる声。つとめて聞かないようにする。
「少し臭いますよ、レクさん」 - 27125/11/20(木) 22:33:03
「……」
そう言われて、袖口を顔に寄せそっと匂いを嗅いでみる。
微かに汗の匂いがする様な気がするが……しかし正直、匂うと言われるのは思う所がある。
「馬鹿言うな、一晩程度で……」
「ほら、やっぱり」
反論しながら振り返ると、してやったり、と言いたげなヒスイと目が合った。
己の失策に気づく。かまかけだ。こんな古典的な手に乗せられるとは。
「……随分下品な真似をするんだな、東雲のお嬢さまは」
「私の事をとやかくいう前に、やるべきことをやってください」
苦し紛れの憎まれ口もあっさり正論で受け流される。
「……昨日に関しては不可抗力で」
「なら、理由を聞かせてください」
「……」
言い訳もあえなく撃ち落とされる。ここで正直に寝落ちたと言えば、ヒスイはますます口うるさくなるだろう。詰みだ。それを悟り、私はうなだれる。
ヒスイはそれ以上追及せず、細く息を吐いた。 - 28125/11/20(木) 23:17:21
「レクさん、お風呂はちゃんと入りましょう。体壊しちゃいますよ?」
「……ああ」
「それに、今日はセミナーの監査もあるんでしょう?」
「……まあ」
「だったら尚更です。今からでもいいのでシャワーを浴びてきてください」
有無を言わさぬ口調だ。こうなったヒスイの意見を曲げるのは骨だ。それこそ、城を攻め落とす古の将兵の様な気概がいる。
私にそれは無いから、諦めて椅子をたつ。
「留守を頼む」
「はい。ちょうど課題もあるので、そちらを進めておきます」
そう言ってヒスイが取り出すのは数冊の専門書である。表紙を見たところ、キヴォトスの建築法に関する書籍の様だ。
こんなところに入り浸らず“本業”に専念すればいいものを。
そう思い、私は研究室を出た。