2025秋、朝日新聞の高市首相発言の誤報見出し案件を軽く整理しておく
日中関係に微妙な緊張感が漂う2025年晩秋
このところ、日中関係に妙な緊張が…漂う日々が続いていた。
11月7日の衆議院予算委員会の岡田克也氏の質問への高市首相の答弁を巡って、中国の駐大阪総領事 薛剣氏が穏やかでない発言をXにポスト、それが外交問題にまで発展していた。
該当質疑は、まだ国会会議録には入っていないようだが、伊賀治氏が書き起こしを作ってくださっている。
この方、イキリポストでは定評があるので、またかよ…なのではあるが、それにしてもここまでくるとどうにも穏やかではない。
2025年11月19日朝日新聞の誤報見出し発覚…。
2025年11月19日 Xの画面を見ていて飛び込んできたのが、朝日の誤報見出しのサイレント修正案件という…
薛剣がブチギレたのは朝日新聞の誤報が原因と判明。朝日新聞は大ごとになった後にしれっーと修正してた。 pic.twitter.com/8eXmNd45mk
— 緑茶 (@greeeentea0311) November 19, 2025
え、いくらなんでもそこまでやるか?ああ、でもやりかねない…とも思ったので、初報確認を試みる。
まさかは事実だった…。
初報が11月7日15時57分で、その後7日21時58分に更新とあるので、遅くとも7日21時58分にはタイトルが現行のものに修正された模様。
修正までの時間が6時間と短い!
アーカイブを取ってくれた匿名の功労者に感謝である。
薛剣氏のポストは、朝日新聞デジタル速報席のポストを引用したものである。
そして、それは、今も削除されることなく残っている。
高市首相、台湾有事「存立危機事態になりうる」 認定なら武力行使もhttps://t.co/xHBwZBmMlj
— 朝日新聞デジタル速報席 (@asahicom) November 7, 2025
「実際に発生した事態の個別、具体的な状況に応じて、政府がすべての情報を総合して判断する。武力攻撃が発生したら、これは存立危機事態にあたる可能性が高い」とも語りました。
時系列を整理する
【1】2025年11月7日の国会予算委員会での質疑で、立憲民主党の岡田克也氏が質問にたち「台湾有事」への認識を首相に問う。
【2】同日15時57分朝日新聞デジタルが、ほぼ誤報といえるような誤認を誘導しかねない見出しで報道。
【3】「朝日新聞デジタル速報席(X)」が、同日16時48分にXで同記事についてポスト
【4】同日21時58分、朝日新聞記事が更新され、見出しが変わる。
【5】2025年11月8日23時48分 中華人民共和国の在大阪総領事薛剣氏が、不穏当なポストをXに投稿
そして10日ちょっとの間に、結構派手な日中間の外交問題へと発展する。
中国⇒日本への渡航自粛や、日本⇒中国の海産物の禁輸措置といったものも含まれる。
ネット上でも様々な意見が交錯し、「中国を怒らすな」といった意見も多発。
局長会議で応酬…というあたりまで進行…。
で、問題がでかくなり、立憲民主党岡田克也氏への批判も広がりだす…
【6】11月19日17時30分、AERAが立憲民主党の岡田氏の弁明ともとれるインタビュー記事を配信
【7】インタビュー映像も
岡田さんは「台湾有事など具体事例と存立危機事態を結びつけるような軽々しい発言を慎みなさい」と言っているんですよ。
— naoko (@konahiyo) November 19, 2025
曖昧な従来の政府答弁を追認せよと。
そしたら慎むどころか逆方向の答えだった。
このインタビュー内でも手を縛らないために、「曖昧さ」は残すと言っている。 https://t.co/9zY55ZiInR pic.twitter.com/Jf0bqGhtd0
【8】11月20日06時丁度、毎日新聞が岡田氏の単独インタビュー記事を公開。
見出し誤報とサイレント修正の「指摘」は、私がたまたま目にしたぽすとよりも、小林ゆみ杉並区議のほうが先だったようだ…。
朝日新聞❗️
— 小林ゆみ 政党無所属 杉並区議会議員 (@yumi_kobayashi_) November 19, 2025
中国の薛剣(セツ・ケン)駐大阪総領事が反応し国際的な緊張が生じた朝日新聞の記事タイトルを、しれっと訂正するな❗️
速報版では、高市首相が中国に武力行使もあり得ると発言したように読める。
朝日新聞のせいで中国が過剰反応したのではないか。
戦前も今も、戦争したいのは朝日では? pic.twitter.com/ruaI0nTs8M
元記事を書いたのは?
さて、朝日新聞の英文版の、この質疑に関する記事を見てみると。
英文版の元になった記事の筆者と思しき人物が上がっている。
日本語版ではでてこないのになあ…。
というわけで、この三人の記者が、この質疑に関する記事に関わっている模様。
さて、暴走見出しの作者は誰だろう?
「小村田義之」で朝日のサイト内検索を試みると…かかわった記事が出てくる。
「西村圭史」で検索するとこう。
誤報見出しの主はわからないが、
朝日新聞は、想像力豊富な記者には事欠かなさそうである。
そういう採用方針をとっているのかもしれないが。
別見出しバージョンの存在が…
これらを見ていて気になったのは、別見出しバージョンの別URLの記事の存在があることがわかったことだ。
この記事である↓
まあ、時々こういうのあるんだけど、いったい何のつもりなのだろう?
いつも朝日…というわけではないが…
朝日新聞の誤報見出しが、今回の外交問題の引き金となった可能性は否めない。
とはいえ、立憲民主党の岡田克也氏の質問が必要であったか?というとそれも謎。種火が岡田克也氏の質問であったことは間違いないだろう。
思えば、朝日新聞の誤報…というのはいろいろな外交問題を引き起こしてきた。
靖国参拝問題
従軍慰安婦問題
が、その代表的なものであろう。
まあ、別段朝日の専売特許というわけではないのかもしれないが、だいたい朝日は「外交」に強い。それがあまり国民にとってありがたくない方向性が多いのが問題であるのだが。
SNSの無い時代であったら、この「誤報」のまま緊張が高まる、ということもあり得るので、ちょっと背筋が寒くなる部分はある。
それにしても、今回の騒動に関して、「中国を怒らせるな」とのたまっていたリベラルな皆さん、ここにきて静かに
<おしまい>
よろしければこちらもどぞ。
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要点を的確に押さえた非常にわかりやすい良note。朝日酷過ぎ😅