今、日本と中国がやりあっていて、思い出したけど。
「ポスト中国(チャイナプラスワン)」の議論って、
最近は“インドが本命”って言われがちだけど、
実はもう一つ、静かに存在感を増してる国がある。
ベトナム。ただ今はベトナムも深刻な問題あってね。
「もう工場が動かんのよ」
サムスンが巨大な工場群を構えて、
ベトナムの輸出総額の
1割超を占めた年があるくらい、
この国はすでに
“世界のスマホ工場”のひとつになってる。
スマホに限らず、テレビ・半導体・家電まで、
韓国企業を中心に製造拠点が雪崩こんでいる。
さらに Apple(Foxconn など)も
中国リスク分散として、
インドと並んでベトナムを
“第二の柱”に育てようとしている。
東南アジアの中では圧倒的に
「製造業で勝てる国」という扱いになってきた。
■で、なんでベトナムが“選ばれる”のか?
理由はシンプル。
・人件費が中国より安い
・政治リスクが中国より小さい
・米国との関係も比較的安定
・港湾・工業団地・高速道路が近年整備されてきた
「こういう国を探してたんだよ!」と
グローバル企業が言いたくなる条件が揃ってる。
実際、海外直接投資(FDI)の
流入額は東南アジアトップクラス。
“次の中国”として
名前が挙がるのは当然と言えば当然。
■しかし──この国には“致命的な弱点”がある。
それが 電力 。
2023〜2024年、
北部で大規模な停電・電力制限が起きて、
工業団地が止まり、
サムスンもキャノンも
「ちょっと待ってくれ」と生産調整。
「世界の工場」になりたいのに、
電気が足りない。
これは冗談みたいだけど、現場はガチで困ってる。
外資がどれだけ投資しても、
工場が動かなきゃ意味がない。
人件費が安くても、
電力が安定してなかったらコストは爆発する。
そして、経済成長に伴い
電力需要がさらに増えるのは確実。
このインフラ問題がボトルネックになれば、
ベトナム全体の成長速度すら落ちかねない。
■結論:ベトナムは“選ばれる国”だけど、
“試される国”でもある
ベトナムは間違いなく、
「ポスト中国」の最有力の一つ。
ただしそれは、
電力・インフラという
地味な土台が整ったときに
初めて実現する未来でもある。
企業が今、ベトナムを選んでいるのは事実。
でも、選ばれ続けられるかどうかは、
これから10年間で
“どれだけ電気を安定供給できるか”にかかってる。
世界の工場は、
人件費だけでは選ばれない。
政治だけでも選ばれない。
最後は“インフラ”が勝敗を決める。
ベトナムは、その分岐点にいるって話。
これも詳細は記事でまとめるわ。