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アフリカの小学校で「戦メリ」を弾いた坂本龍一さんが、子どもたちに「これは何のための音楽ですか?」と聞かれて答えられなかったという話は印象的。音楽を鑑賞として「楽しむ」ことは西洋近代以降に顕著な発想で。もともと音楽は儀式や労働など特定の機能と結びついていた。
tower.jp/article/interv
坂本龍一:「作曲の95%は、過去の遺産を糧にしています。作曲家自身の“発明”は、せいぜい1、2%程度で、最大でも5%といったところ。作曲の大部分は過去の作品の引用です。
だから、音楽にかんする知識がなかったら、作曲なんかできるはずがない」
民族音楽好きの方々は既にご存知かも知れませんが…YouTube上で見つけた、このチャンネル凄いですね!様々な地域の伝統音楽の長尺音源満載で、宝の山ですね。ここ数日、夢中になって聴き続けてますよ。今はシベリアの原住民の歌。
坂本龍一:「作曲の95%は、過去の遺産を糧にしています。作曲家自身の“発明”は、せいぜい1、2%程度で、最大でも5%といったところ。作曲の大部分は過去の作品の引用です。
だから、音楽にかんする知識がなかったら、作曲なんかできるはずがない」
さすが文学者!
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「今はまとめ上手な人が頭が良いと思われるし、加速主義的に切り捨てて腑分けした考えが注目されたりしますよね。でもそれは、いちばん大事なものを削ぎ落として成立しているものですよ。だって私たちの人生って、まとめられないものだけで成り立っている」
坂本龍一:「音楽を作る行為の50%は『聴くこと』ですね。作って、出して、聴いて、これでいいのかって判断をしてを繰り返す感じなので。だから、聴くことは本当にとても重要です。
音を出すことは簡単にできちゃうんだけど、その音を聴いて、ダメだからバサッと切ったり」
民族音楽好きの方々は既にご存知かも知れませんが。こちらのYouTubeチャンネル凄いですよね。世界各地の様々な伝統音楽の長尺音源満載で「宝の山」です。
クラシック、ロック/ポップスなど西洋音楽の平均律の響きには飽きてしまったよという方には、ぜひおすすめですね。
"(坂本龍一は)あるインタビューで、自分の昔の曲を以前よりゆっくりと弾く理由を、こう説明していた。
『音符を減らし、(次の音符までの)空間を増やしたい。
空間は、無音ではない。
空間には音が響いている。
その響きを、私は楽しみたい』"
My Bloody Valentine『Loveless』の「Soon」に、新たなポップススタンダードの可能性を感じたというブライアン・イーノ。そのイーノがケヴィン・シールズとコラボしたアルバム。
アンビエントとシューゲイザーの間を行くようなサウンドから、2人の相互理解が感じられます。
youtu.be/qkA945trkno
電気グルーヴ作品自粛の件。「私は彼らに思い入れないから」「私はCD持ってるから大丈夫」とかいうことではなくて。各人が大切にしている芸術作品が、ある日突然に奪われた場合にどう感じるかというところまで一般化した上で、各々が何らかの形で抗議した方がいいのではと。
Perfumeと言えば、一般的にはテクノポップを復権させたグループという評価なのかもしれないですが。10年前に坂本龍一さんが、このユニットについて語っていた言葉は印象的でしたね。
坂本さんは「声の個性が無くなる」とオートチューンについても批判的だった記憶があります。
openers.jp/lounge/10860