常磐線で帰る。

恋と革命と思いやり

隣の芝生はキラキラピンク

宮城から帰ってきて、少し仕事をして、5月1日は休みだった。なるべく月の頭は休むようにしていて、その月はどう過ごすかを考えたり、丸一日美容に当てたりするようにしている。そうやって区切りをつけながら生きていく方が私には向いていて、多少悩んでいても、月が変われば気持ちも切り替えることができるのだ。

梅ヶ丘のアイサロンでパリジェンヌ

世田谷代田のヘアサロンでストレート

下北沢で買い物して、小田急に乗って帰る

数ヶ月に一度のルーティンは思考をクリアにしてくれる。

その日の夜は1週間以上ぶりにバレエのレッスンにもいけた。アラバキではしゃぎすぎたせいか足の指に豆があったのでポワントは履かなかった。私は細かいステップを刻むよりも、大きくジャンプするほうが好きだなあと思いながら、本日3回目の下北沢に向かった。丸亀に集合して、写真を撮ったり夜の小田急沿いをずっと歩いたりした。

最近は上手な人にちゃんとカメラで写真を撮ってもらっていて、今までスマホでの自撮りが多かった私にはかなり新鮮で楽しい。良くも悪くも自分の輪郭がはっきりわかるからだ。私って、こんな顔をしてるんだと改めて確認する作業は面白い。それはもしかしたら、この人の前だからこういうふうに笑えるのかもしれないな、とか。なんてね

思ったより顔が丸いとかほうれい線が目立つとか、気にしたらキリがないけれど、誰かにしっかりと撮ってもらうことで、少し前よりも自分のありのままを受け入れられるようになったから嬉しい。

 

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これが今の私なのだ

 

29歳の私だ

 

 

世間的にはGWの期間は稼ぎどきなので働き、今日はお休みだったので午前中はのんびり過ごした

お腹を空かせたかったので部屋でバーレッスンをしたら汗をかいてしまった。化粧をする前でよかったなと思った。買ったけどまだ着れていなかった服を着て外に出たら想像以上に寒くすぐに後悔したが、踏ん張ってそのまま駅まで歩いた。建物に入ればどうってことないだろうと代官山に向かった

 

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みてください、この、すてきな、もう!

念願のペイサージュに来ました

初夏らしい(さむいけど)柑橘のアフタヌーンティー

どれをとっても繊細で美味しい

フィーユブルーの紅茶も何度もお代わりした

 

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ゆいさんのネイルも可愛いのでみてください

ネイルのための角度です

 

美味しいものをいただきながら、たくさんおしゃべりしてとってもスッキリした。そして、オタクには人生って短すぎると、やりたいことの話をしながら痛感した

「オタクは、未来の予定で忙しい」

本当にその通りだと思った。未来の予定が詰まっていて、私たちはそのために生きているのだ。

文句を言いつつも死ぬほどではない家庭や仕事を続けながら、趣味があって、推しがいて、やりたいことがあって、美味しい紅茶とお菓子があって、未来の予定がある。それってすっごく贅沢だ。キラキラだし、めちゃくちゃ忙しい。時間が足りない、足りなすぎる。

30歳だってただの区切りでしかなくて、年齢に関係なく落ち込むし喜ぶ。解釈一致に叫んだり地雷に嘆いたりする。今までそうやって生きてきたし、これからもずっとそうなんだろうなと思う。もう慣れてもいいはずなのにドタバタだ。

同時に、満足して手放すものもある。もうやりきったなと切り捨てられるようになった。かといってドタバタしなくなるわけでもなく、今まで見えてなかった希望が突然でてくる。これが30歳の30歳たる忙しさなのか!?と、目黒区だか渋谷区だかわからない道をしゃべり歩きながら考えた。

じゃあ多分、けっこう、私って充実してるんだよな

 

隣の芝生は青いってことわざ、座右の銘にするにはネガティブかもしれないけれど、私は自分を納得させて前に進むために忘れないようにしたい言葉として、大切にしている。

なんなら、私から見える友だちも友だちじゃない人もみんなの芝生は眩しくカラフルなのだ。辛そうな人でさえ深く美しいブルーに見えるし、前向きな人は目を背けたくなるくらい鮮やかだ。でも、それならきっと、誰かから見た私の芝生だって綺麗なはずだ。なんならいっそキラキラピンクかもしれない。腹が立つくらいに光っているかも。

 

 

5月になって、30歳まであと3ヶ月になった。

 

このブログを始めた時は、25歳まで150日だった。いつのまにか5年も経っていた。5年前の私が見たら、今の私はキラキラピンクなのかな。相変わらずドタバタだよ。ただメンタルはちょっと落ち着いたから安心して欲しいな。

 

めんどくさいなあと思うタスクもあるし、楽しみなイベントもある。毎日落ち込むし、意外と簡単に回復もする。なるべく人と比べないで、自分を客観視して、まっすぐ進んでいきたい

 

 

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髪、伸びたな

 

川崎、みちのく

23日の夜に仙台駅に着いてから5日、ついさっき発車したばかりのはやぶさに乗って東京に戻る。牛肉が入った500円の味噌おにぎり、鐘崎のささかま、ずんだのお饅頭をテーブルに並べて、親にありがとうのラインを送る。

 

 

窓から見える景色は正直もう宮城なのか、福島なのかわからない。次に来るのはいつだろうか、夏になる前に帰ってこれればいいのだけれど。

昨日は家に一日中いて、荒吐の疲れをとった。やっぱりキャンプをするなら前後1日は休みじゃないとダメだなと思った。ミヤギテレビ仙台放送の力は偉大で、身体もメンタルも驚くほど回復し、心なしか肌もツヤツヤしている気がする。

 

 

 

今年も荒吐は最高に楽しかった。毎年最高だ。なんでこんなに楽しいんだろうと考えた時に、やっぱり地元だからというのが大きいんだなと思う。私はラインナップが出る前にチケットを買うようにしているので、完全に「フェスそのもの目当て」なのだ。正直だれが出ようと関係ないのかもしれない。

 

 

一日目はまさに「フェス目当て」で、オープニングのジングルから最後の曲まで全て見たアーティストはほぼいない。

テントを建てたり、ご当地キャラと写真を撮ったり、夜はBBQをしたり、エコキャンプみちのくで過ごすことそのものを満喫した。

 

ちゃんと通して見たのはもしかしたらエルレくらいかもしれない。去年も一昨年もなんだかそうだった気がするが、エルレが始まった瞬間に私たちは各々前方に巻き込まれて、さおちゃんは飛んで、終わった後あんなに人が多いのにすぐ近くに流されて落ち合うのだ。

 

夜キャンプでちゃんと寝れないだろうし、明日の体力を残す必要があると少しセーブしている部分もあったと思う。エルレ以降はずっとのんびりしていた。

 

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テントで寝る前、口の中を綺麗にしたいから外に出たら周りがよく見えず迷ってしまった。足元だけ照らして、キャンプエリアのなかをぐるぐる歩いた。似たようなテントがたくさんあって、どこにいるかわからなくなってしまった。一旦BBQエリアに戻って、わかる道からやり直して歩いた。キャンプをしない人が帰って少し人が減った会場の空気が気持ちよかった。キャッチボールを楽しむ人や、焚き火を眺める人、テントから聞こえる誰かの話し声やいびき、なんだかとても神聖で、もう少し味わいたいかもと思いつつ頭痛が酷くなってきたので、今度は迷わないようにテントに戻った。夜中は風が強くて何度も目が覚めた。腰が痛い、頭も痛い、もう二度とキャンプなんてしねえからな。

 

朝はラジオ体操をした。伸びると身体が変な音を立てた。気持ちが良かった。その後のシャワーはかなり急いだつもりだったのに結構時間が経っていて焦った。

 

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二日目は仲良しガールズが集まるので私は終始ウキウキだった。どれくらいウキウキかというと、家から花冠を四つ持ってきて全員で被って写真を撮ろうとするレベルの浮かれ具合。花冠は三つは妹の部屋にあったのを拝借し、一つは前日におばあちゃんちから持ってきた。大学四年の頃からずっと壁にかかっていた何に使ったか思い出せない花冠だ。

仲のいい友達と見るステージは格別だった。去年フジロックライジングも1人で行ったから、友達が横にいることが嬉しくて仕方がなかった。しかも荒吐だから、余計に嬉しかった。大好きな津軽三味線のジングルが鳴るたびに泣きそうになった。

 

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磐越、キュウソとヤバTのコラボステージで大きめのサークルモッシュに混ざった。まいまいが、はじまったらいなくなるかもと言っていたので、はじまったらまいまいを押して前に行った。ぐるぐる回ってたらさおちゃんが来たので肩を組んだ。嬉しかった。愛梨が荷物を持ったまま巻き込まれてないか心配になったので途中で探しに行った。荷物を拠点のイスにダッシュで置いた。さおちゃんがいないのでイエモンを見に陸奥に行ったのだろう。デカいサークルの中にまいまいを見つけた。愛梨とそちらに向かった。何度かモッシュに突っ込んだ。大きいサークルができた時にサークルを作っている人たちの顔がよく見えた。みんな笑顔だった。全員楽しそうで、なんだか泣きそうになった。小さい子どもが何人かいて、走る人たちとハイタッチしていた。フェスで見るこういう光景が私は心から好きだなと思った。

 

だんだん暗くなってきて、Age Factoryが始まる前に花笠近くに荷物を移した。リハで私の好きな曲をやっているのを聞きながらトイレに行った。ジングルがなったので、前に詰めた。花笠はAgeFactoryが初めて荒吐に出た2019年と同じステージ。当時はまだ花笠の屋根が大きく、足元も地面が剥き出しではなかった。あの時の一曲目はGOLDだった。曲が始まると何人もダイブしていった。早すぎじゃないか、と少し思った。飛べばいいってもんじゃないのよと。私はダイブというものをしたことがないからわからないけど、それってどうしても気持ちが昂っちゃって、気づいたら飛んでるものじゃないのか?そんな、ぐるぐると流されてまた前に来てまた転がって、曲を聞け曲を!と思いながら、大好きなSee you in my dreamで前に手を伸ばした。

サイトウタクヤホリエアツシがゲストで出て、一曲ずつ歌っていった。2人によく似合う選曲だった。聞き入ってしまった。クールダウンのMerry go roundが陽が落ちたステージの情景と重なって夢みたいだった。

 

MCで、 清水英介がはじめて荒吐に出た時の話をしていた。忘れられないだったか、ずっと覚えているだったか、そんなことを言っていた。私も同じだ。多分ラスト一曲になるGOLDが始まった。胸が熱くなった。背が高く体格のいいお兄さんが、ステージの間中ずっと肩を叩かれて、たくさんのダイバーを持ち上げていた。GOLDのサビあたりでたまたまそのお兄さんの横にいた。お兄さんが私の方を見て、そろそろ飛びなよといった感じで合図をしてくれた。私は今なら!と思った。人生で初めて人の上を転がった。思ったより高いんだ。下の人のことを蹴っ飛ばしてないだろうか。ステージが近い。ライトが眩しい。大好きなマシコナカトの顔が見えた。なぜか私はウインクをした。セキュリティが近くにいなかったのでそのままジャンプして降りた。最前の人たちとハイタッチしてもどった。満足感でいっぱいで、また前の方に戻ろうとは思わなかった。曲の終わりをみとどけて、アンコールがないと気づいた人たちが出ていくのに逆らい、投げてくれたお兄さんにお礼を言いにいった。

 

拠点のイスに戻ると、3人が待っていた。嬉しかった。まいまいの車で混む前に愛梨と2人帰るそうなので最後に写真を撮った。こんな揃うの二度とないから!と言ったけど、また来年もこれたらどんなに最高だろう。

 

2人と別れて、さおちゃんと私は二日間の本当の最後、バクホンを見に陸奥へ向かった。何度も遠い遠いとグズグズ言いながら歩いた道なのに、なんだかやけにあっという間に着いた。今年最後の津軽三味線を聴いた。ステージは最高だった。ゲストも豪華で、選曲も抜群だった。少し疲れかけていたけれどやっぱり山田将司の歌声は荒吐によく似合う。ラスト、刃では太鼓や盆踊りもステージに現れて荒吐らしく幕を閉じた。アンコールはなく、菅さんが挨拶をした。聞いていたら目頭が熱くなった。25年続けてくれて、ありがとうと心から思った。来年も、再来年も、行ける限り行き続けよう。

 

 

新幹線はさらに進んで、まもなく大宮への到着を告げるアナウンスが流れている。きっと少し目をつぶったらもう東京駅のはずだ。なんて速くてあっけないんだろう。一度乗り込んでしまえば、こんなにあっという間に繋がる距離なんだ。

 

さっきまでは仙台にいたのに、あと1時間もしたら東京での生活に当たり前のように溶け込んでいく。最高の日々はさらりと思い出に変わり、また新しい最高を求めて、その時のためにいまはとりあえず働く。働いて、楽しんで、また働いて、それをくり返す。来年の春には荒吐があって、きっとまた同じことを考える。それを繰り返せることって結構幸せなんじゃないかと思う。

 

 

それでは、また春に

川崎町で会いましょう

 

 

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ARABAKI ROCK FEST.25

仙台、わかばやし

明日はとんでもなく朝早く

岩沼からだと始発がないので

おばあちゃんちに泊まることに

 

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プリルンはお留守番ね

 

明らかにアラバキに行く人の荷物で東北本線に乗り仙台駅

習い事に行っていた母と待ち合わせてタクシーでおばあちゃんちへ

 

おばあちゃんちの近くには広い歩道があって、私はこの道が大好き

遠くまでまっすぐ伸びていて、高い建物も視界になく気持ちがいいから

 

昔よりもだいぶ歩くのが遅くなったおばあちゃんと、母と、直線を進む

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いつも行く喜久水庵でごはん

私はデカいカツ丼を食べたあと桜あんみつを食べた

お腹いっぱい

 

ヨークも行き、必要なものを買って帰る

おばあちゃんはけっこうボケボケになっていて

イチゴやレタスやおつけものをカゴに入れていたけど

冷蔵庫にも同じものがあった

 

賞味期限切れのR1もたくさん

 

たぶんR1は、社会人一年目の時にここで2人で住んでいた時に私が毎日飲んでいて

それをそのままおばあちゃんも買う習慣になったんだと思う

期限が近い順に並びなおして、流石に古いものは捨てた

 

母は暗くなる前にと帰った

 

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最近写真をプリントするのにハマっているので

いくつか持ってきた、小さかったかも

 

夜ご飯は、ダブって買っていたレタスやうどんや、多分わたしが来るから用意したまま忘れてたっぽい肉を食べた

 

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かまぼこは今日買った

 

なんかいも、同じ話をした

 

布団はしいた?

しいたよ!

 

明日は早いの?早すぎるけど電車あるの?

車で友だちが迎えに来るから大丈夫だよ!

 

朝のタクシー大丈夫?

近くまで来てくれるんだよ!

 

なんかいもなんかいも

 

私はなるべく、はじめてそれを答えるようなテンションで話した

 

それはもう、なんかいも

 

 

7年前、社会人1年目の私はストレスがひどく

半ば出ていくようなかたちでおばあちゃんの家から引っ越してしまった

 

今日は、ちょっと昔に戻ったみたい

少し後悔していたから私はとてもうれしい

 

やっぱりテレビの音は大きいし

明日の朝ごはんをどうするかの会話も何回目かわからないけれど

 

おばあちゃんと過ごすのんびりした時間は幸せだ

 

長生きしてね

 

また泊まっちゃおうかな

 

明日朝起きれるかな

 

早く寝なきゃな

 

 

 

 

 

おやすみ、おばあちゃん

名取、ゆりあげ

実家に帰ってきています

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新幹線の標準装備、じゃがりこ

プリルンにも席をご用意

はじめての新幹線プリね

 

昨日の夜は遅くに帰ったからすぐ就寝

 

早寝早起きに身体を慣れさせないと

 

 

しかし少し部屋のおもちゃを出してみる


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むかし集めてた食玩

全員こっち見てる

 

こういうの思い入れあって全然処分できない

使わないし、埃かぶってて、色も褪せて

一生懸命あつめてたからかな

親のお金で、、、

 

プリルンで遊べたから満足

 

大人になっても遊べる

 

 

 

今日はじいじと閖上

(うちは父方の祖父母をじいじ、ばあばと呼んでいる)

 

かわまちてらすで海鮮食べたf:id:kakironix:20250424232740j:image

みやぎサーモン、はじめまして

国産のサーモンって本当に美味しい

しばらく回転寿司行かない

 

 

じいじが、少し行くと海が見えるというから

車で進むと、名取川仙台港が交差してるところが見える

埋め立てたとこかな

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復興館は行ったことなくて、入ってみることに

 

父の実家を見つけたので

名前を書かせてもらう

 

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たくさん刺さっているピンは

「◯◯さん」とさん付けで書かれているものも多く

原則本人や親戚しか刺せないピンなのに、名字にさん付けっておかしいよなと思ったけれど

きっともう、ここに帰ってこれない人たちの分を誰かが書いたのかなあって

同じ字体にも見えたし

 

もう会えない人や、消えてしまった街並みを思い出しながら

ひとつひとつ書いたんだろうな

 

柿沼は生きてたから、本人が来ると思われてたのかも

 

だからあんなにわかりやすい家なのに

名前がつけられてなかったのかななんて

 

余計な想像をしてしまった

 

ピンを刺すのにかつての閖上の住所が必要で

じいじに聞いたらスラスラ答えてくれた

 

私もずっとずっとおばあちゃんになっても、どんなにボケても、実家の住所は忘れないんだろうな

 

 


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名取はなんだか、チューリップが多いね

 

 


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パパとママと仲の良いミニカー屋さん

アラバキで帰ってきてるの!これあげるよ!ってもらった

使おうかと思ったけど汚したらやだな〜

どうしよ

 

チーズバッグ

アメリカのエコバッグ的なやつ

今年の最新作なんだって、かわいい

 

 

スーパー寄って帰宅


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ガキンチョの頃うちらが遊んでいた和室は

いつのまにかロックンロール

 


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猫もレコード聴きにくる

 

実家はやっぱり落ち着くな

 

宮城はやっぱり安心するな

 

あと4日くらいいるけれど、

もうすでに東京に帰りたくなくなっているよ

 


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今の好きと

昔の好きが交差するのも

実家のおもしろさ

 

 

明日も早起きの練習だ

 

おやすみ

プリルンかわいいね

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かわい❤︎

 

チュッ♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かを、誰かを好きになって

それを好きだ!と言う時

それが実在する人物だと、それがどんなに遠い存在だとしても

自分が発した「好き!」がなんらかのかたちで本人の目にとまることがある

 

実在しないキャラクターなら、例えば作者や声優といった命を吹き込む側には届く可能性があるが

キャラクターそのものに届くことは、ない

 

次元が違うから、1%の可能性もない

 

久しぶりにアニメを見て、好きだなあと思った時

絶対にこのキャラクターが私のことを知ることが

 

ない

 

と言うことに気づき、私は心から安心した

 

どんなに気色の悪い「好き!」を垂れ流しても

本人は絶対に知り得ないから!

 

 

相手に届いてしまう「好き」は怖い

 

好きという感情には、一方的な期待や理想を含んでいる気がするから

 

私は、好きな人に対して

ずっと好きだと思える存在でいてねと

無自覚に期待や理想を押し付けていると思う

 

思ったのと違うな

そう思った瞬間に好きは崩れる

 

だから、好きは怖い

 

好きだよと言って、呪いをかけているんだ

 

同時に、好きと発することで自分に暗示をかけているようにも感じる

これは最近の「推し活」もそうだけど

自分がこれを好きだ!とアピールすることが自分のアイデンティティの支えになっている

 

だから人と比べて

好きの量が足りない気がすると(実際どうかは置いておいて)自分が劣っているように見えて落ち込むのだ

 

好きでいることって本来もっとラフでよかったはずなんだよね

 

期待して、理想を押し付けて、自分の思ったのと違うと幻滅して

他人と比べて、課金して、同担拒否して

 

なんだかそういうの疲れたな〜って

 

そんな私の前に現れたラブリー妖精プリルン

 

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双方向じゃない好きって、楽すぎる

 

私は勝手にアニメを見て、かわい〜って言ってりゃいいし

ちょっと違えなコイツと思ったら見なきゃいいだけだし

 

向こうは私のことなんて絶対に関係のないアニメの中にいるから好き勝手可愛くプリプリしてる訳だし

 

楽すぎる!

 

そんなにドラマチックにストーリーがあるような感じもなく

よっぽど解釈違いで私がひっくり返るとしたら、人間態になるときくらいだろう

 

とにかくすっごくやりやすいのだ

 

もう実在する人間に言及するのはとにかくめんどうなのだ

 

本人を取り巻く環境とか、熱心なファンとか、

私が出力した気持ち悪い「好き!」を見られたくない

本人を目の前にまっすぐ好きという気持ちだけを伝えるなら平気なんだけど

見えるか見えないかわからない場所で、誰もが自由に解釈できるような表現で、外に出すのが嫌だなあって

 

最近は思うようになった

 

ちょっと前までは、私はこんなに好きなの!ってアピールしたい気持ちもあったし

他に同じような好き!を持ってる人と思いを共有するのも楽しいなと感じていたけれど

 

ほんとうのほんとうのほんとーーーーのところなんて

やっぱり絶対に見せないから

 

キラキラに無理やりコーティングした好きをぶん投げて

他人のそれを素手で受け取って

わたしのよりキラキラしてる、、、って落ち込んだり

汚い部分を見つけてちょっと喜んじゃったり

そんな一喜一憂、めんどうで、つかれた

 

私の好きは私の中にぎゅーっと小さくおさめて、こっそり磨いていようと思った

 

そのかわり、どんだけぶん投げてもインターネットがキャッチしてくれるような球だけを用意する

 

そう

 

プリルンかわいいねっ!チュッ!

 

それだけをしばらく言い続けます

 

プリルン以外に興味がない訳じゃないのよ

キミもあなたもあいつもあの人もみんなもみんなもみんなも大好きだけど

2人きりの時に直接目を見てストレートに投げるからね

 

ねっ

 

あと2日働いたら帰省だ!

 

宮城県大好き!

 

𝕙𝕦𝕘 & 𝕂𝕚𝕤𝕤...❤︎