「保険金おりた。5000万円」自身の建物に放火した男3人逮捕 うち2人は全国で放火→保険金詐欺か
3年前、北海道紋別市の建物に火を放ったとして、旭川市の男ら3人が逮捕されました。
このうち2人は青森や岐阜などで同様の事件を繰り返していて、犯行の目的とみられるのが「保険金」でした。
火の粉をまき散らし、激しく燃える建物。
3年前、紋別市内で起きた火事です。
未明の住宅街にけたたましいサイレンの音が響き渡りました。
この火事をめぐり、11月12日、事態は一転。
建物を借りていた男らが自ら火を放ったとして逮捕されたのです。
放火の疑いで逮捕されたのは、旭川市の自称・会社役員の青山篤容疑者と、いずれも住所不定・無職の稲葉寛容疑者、深町優将容疑者です。
3人は2022年8月、紋別市にある4階建てのビルと倉庫が併設された建物に放火した疑いが持たれています。
建物の実況見分。
消防とともに確認していたのが、青山容疑者でした。
警察によりますと、建物を借りていたのは青山容疑者だったということです。
(近隣住民)「当然、近所では事故だったんだろうなという認識だった」
なぜ自身の建物に火を放ったのかー
この3人の目的とみられているのが「保険金」でした。
青山容疑者を知る関係者はー
(関係者)「保険金はおりたと言っていた。5000万円」
じつは逮捕された3人のうち、稲葉容疑者と深町容疑者は青森・岐阜・岡山で放火を繰り返し、保険金をだまし取った詐欺などの罪で起訴されていました。
また、深町容疑者は大手保険会社の元調査員だったということです。
2022年、岐阜県の古民家で起きた放火では、保険金に相当する共済金などおよそ7300万円をだまし取ったとされています。
そして、青森県の古民家で起きた放火では、別の人物が50万円で古民家を購入。
多額の保険金をかけ、500万円の保険金を得ていました。
今回の紋別市内の放火については、当時、建物は内装工事中。
逮捕された3人は知人関係とみられています。
(関係者)「(逮捕された)稲葉容疑者と会ったことがある。ここに来たことがあるので青山容疑者と一緒に。不動産関係の仕事をやっていると青山容疑者から聞いたが、それで、不動産を北海道で探しているってよく青山容疑者が同行していた」
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、保険金目的の放火とみて捜査しています。