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第30回山上被告は何を語るのか 弁護士と話し込む様子も

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 安倍晋三元首相銃撃事件の第10回公判は20日午後、奈良地裁で始まりました。きょうは被告人質問が予定されています。初公判で「すべて事実です。私がしたことに間違いありません」と話した山上徹也被告(45)が何を語るのか。タイムラインで詳報します。

13:10

元信者の弁護士の尋問 引き続き

 山上被告が黒の長袖シャツ、長ズボン姿で入廷。開廷前には資料に目を落としながら、弁護士と話し込む様子が見られた。

 第9回公判に引き続き、全国霊感商法対策弁護士連絡会メンバーで、自身も旧統一教会の元信者である神谷慎一弁護士の証人尋問が始まった。

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被告人質問のポイント

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への恨みが、なぜ安倍氏に向かったのか。自身の言葉でどう説明するのか注目される。

 これまでの裁判では、弁護側の証人として被告の母親と妹が出廷。母親の信仰に翻弄(ほんろう)された家庭環境が浮かび上がった。

 母親は妹が小学1年のときに教団に入信した。やがて多額の献金が発覚し、家族は同居する祖父から「出て行け。面倒を見切れない」などと強くとがめられるようになったという。

 「祖父は私と徹也に愛情を注いでくれた唯一の存在だった」。だからこそ、行き場のなさを感じたと妹は証言した。

 「父親代わりだった」という祖父は、被告の高校卒業を前に亡くなった。被告は大学進学を断念し、消防士になろうと公務員試験の勉強をした時期もあった。

 2002年に自衛隊に入った頃、母親は自己破産。祖父が孫に残そうとした財産までも、献金につぎ込んだという。被告は05年に保険金の受取先を兄と妹にして、自殺を図った。

写真・図版

 裁判では、10~12年ごろにやりとりされた被告の携帯電話のメールも示された。

 「愚かなことをし続けるなんてありえないどころじゃない」「老後どうするつもりなのか」。母親の献金を強くとがめる文言があった。

 「統一教会はおそるべし」「家がめちゃくちゃになった」。兄や妹とのメールからは、兄妹が教団への恨みを募らせていく様子が浮かんだ。

 兄は15年に自殺した。それから事件まで、被告は母親とはほとんど連絡をとっていない。

 22年に41歳で犯行に至るまでに何があったのか。被告人質問でどこまで解明されるかも大きな焦点だ。

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安倍晋三元首相銃撃事件

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