特定外来生物のカメ?甲府市議が川へ放つ SNSで投稿も「法律分かってなかった」山梨
甲府市の市議が特定外来生物とみられるカメを拾って川に放す様子をSNSで投稿していたことが分かりました。市議は「カメの種類も法律も分かっていなかった」と釈明しています。
カメを放したのは甲府市の村松裕美市議です。
村松市議によりますと、6月26日に甲府市内の路上で拾ったカメを段ボール箱に入れて移動させて近くの川に放ちました。そして、その様子を写した画像を「炎天下のアスファルトの上では死んでしまうかもしれない」「川に放ちました」などのコメントとともに自身のSNSに投稿しました。
川に放したのは特定外来生物のアカミミガメとみられ、SNSを見た人からの指摘を受けて村松市議はすぐに投稿を削除したということです。
アカミミガメは原則、野外への放出が禁じられていて、村松市議は情報提供を受けた環境省関東地方環境事務所から事情を聞かれたということです。
取材に対し、村松市議は「カメの種類も法律も分かっていなかった」と話しています。