【プロが喝!】タモ網選びで失敗するな!釣り場と魚で決まる最強の一本と使い方
てめぇら、また大物逃してやがるのか? 自己記録の魚を足元まで寄せといて、最後の最後でバラす。水面を叩いて悔しがるあの情けねぇ姿、俺ぁもう見たくねぇんだよ。なんで逃した? 腕か? 運か? 違うだろ。てめぇの足元に「最高の相棒」がなかっただけだ。
そう、タモ網だよ。たった一本のタモ網をケチったり、選び方を間違えたりしたせいで、一生モンの思い出をドブに捨ててんだ。いざ買おうにも「種類が多すぎて分からん…」だと? ヘドが出るぜ。そんな腑抜けなてめぇらのために、俺が直々に、後悔しねぇタモ網の選び方から、獲物を確実に仕留めるための使い方まで、頭の髄に叩き込んでやる。
この記事を読み終えた時、てめぇはもう迷わねぇ。さっさと自分だけの一本を見つけて、次の釣行でデカい顔してやりな。いいか、一度しか言わねぇから、目ん玉かっぽじってよく読めよ!
まず聞け!てめぇがタモ網を持つべき3つの理由
「いや、俺は小物釣り専門だから」「抜き上げられるサイズしか釣らねぇし」だと? その甘っちょろい考えが、てめぇを後悔のドン底に突き落とすんだよ。いいか、タモ網ってのはな、ただの道具じゃねぇ。てめぇの釣りを成立させるための「覚悟」の証であり、「保険」であり、釣り場での「免許証」みてぇなもんだ。なぜ断言できるか、今から3つの理由を教えてやる。
理由1:一生忘れられない「後悔」を避けるため
誰にでもあるはずだ。何の前触れもなく、とんでもねぇ大物が食ってくる奇跡の瞬間がな 。何分も格闘して、腕はパンパン、心臓はバクバク。やっとの思いで水面に浮かび上がらせた魚体は、間違いなく自己記録。勝利を確信したその時、ぷつん、と。抜き上げようとしたラインが切れたり、フックが伸びたりして、デカい魚体がゆっくりと深みに消えていく… 。ネットにはそんな悲痛な叫びが溢れてるぜ。「70cmのシーバスとの死闘の末、抜き上げられずにラインブレイク。しばらくその場に座り込んじまった」 。これが現実だ。タモ網があれば獲れてた一匹。その魚の感触を一生味わえないどころか、「あの時もし…」っていう呪いみてぇな後悔を、何年も引きずることになるんだ 。そんな思い、二度としたくねぇだろ?
理由2:釣り場で「みっともねぇ奴」にならないため
自分の準備不足を棚に上げて、隣の釣り人に「すいません、タモ貸してください!」って叫ぶ奴。たまに見るよな。あれ、最高にダセェからな 。貸す側からすりゃ、てめぇの雑な扱いで大事な商売道具を折られるかもしれねぇし、そもそも自分の釣りに集中できねぇ。借りる側も、他人の道具でランディングするプレッシャーはハンパじゃねぇだろ 。タモ網ってのは、自分の釣果に自分で責任を持つっていう、アングラーとしての最低限の「社会契約」なんだよ 。ゴミを持ち帰るのと同じレベルの、当たり前のマナーだ 。特にカゴ釣りみてぇに、マダイや青物みてぇなデカいのが不意に食ってくる釣りじゃ、タモ網は持ってて当然の「常識」なんだぜ 。そんなことも知らねぇで釣り場に立つんじゃねぇ。
理由3:「魚」と「未来の自分」のため
そもそも、無理な抜き上げは魚にデカいダメージを与える。地面に叩きつけられりゃ、魚は火傷するし、内臓もやられる。リリースするつもりでも、その魚はもう助からねぇかもしれねぇ。タモ網を使えば、魚を優しく水中でキャッチして、ダメージを最小限に抑えられる 。これが、未来の釣り場と資源を守るってことにつながるんだ。それに、足場の高い堤防やテトラ帯で、身を乗り出して抜き上げようとする行為、あれは自殺行為だぜ。タモ網があれば、安全な立ち位置からスマートにランディングできる。てめぇの命を守るための道具でもあるんだよ。
どうだ? これでもまだタモ網が「いらねぇ」なんて言えるか? 言えねぇよな。じゃあ次だ。どんなタモ網を選べばいいか、そのパズルの解き方を教えてやる。
タモ網選びはパズルだぜ。主要パーツを頭に叩き込め
タモ網を「棒と網」くれぇにしか思ってねぇなら、今すぐその頭を叩き割って知識を詰め込みやがれ。タモ網は各パーツが意味を持つ「システム」なんだ 。どれか一つでもしくじれば、全体の性能がガタ落ちになる。俺が昔、調子に乗って6mの安物シャフトでデカいシーバスをランディングしようとした時の話をしてやろうか。魚をすくった瞬間、「への字」にしなったシャフトが水圧と魚の重みに耐えきれず、メキメキッて嫌な音を立ててよ…。結局、魚は逃すわ、買ったばかりのタモはゴミになるわで最悪だったぜ。てめぇらがそんなヘマをしねぇように、各パーツの役割をきっちり解説してやる 。
最重要パーツ:シャフト(玉の柄)
こいつはタモ網の背骨だ。リーチ、重さ、操作性の全てをこいつが決めちまう 。
長さ: てめぇの立つ釣り場の高さで決まる。黄金律は「足場から水面までの距離(干潮時)にプラス1m」だ 。この1mの余裕が、波や風がある時にマジで効いてくる 。
素材と張り: 操作性を決めるのがコレ。高い竿と安い竿で振った感じが全然違うのと同じだ。高いモデルは「高弾性カーボン」みてぇな素材を使ってて、軽くて「張り」がある(硬い) 。だから伸ばしてもシャキッとしてて、水の抵抗に負けずに思った通りに網を操作できる 。逆に安いのはカーボン含有率が低くてグラス素材が多いから、重くてダルい 。特に長くなると、この差が致命的になるんだ。
便利な機能:
●固着防止機能: 節の継ぎ目にある溝加工のことだ 。これがねぇと、雨の日や波しぶきで塩噛みして、シャフトが縮まらなくなる「固着」が起きる。マジで地獄だぜ 。
●エアアシスト尻栓: ケツの栓に空気穴が開いてるやつ 。これを振ると「シュッ!」って一気に伸びる。一瞬のチャンスを逃さねぇための機能だ 。
●グリップ: 手元が滑りにくいラバー素材になってるやつ 。濡れた手でしっかり握れるから、ランディングの精度が上がる 。
獲物の入り口:フレーム(玉枠)
魚を捕まえる輪っかの部分だ。こいつのサイズと形で、獲れる魚が決まる 。
素材:
●アルミ/ジュラルミン: 軽くて強い。一番メジャーな素材だ。ただし、ちゃんと洗わねぇと錆びるぜ 。
●ステンレス: クソ頑丈だが重い。デカい魚を獲るためのモンだな 。
●チタン: 最強。軽くて、強くて、錆びねぇ。だが、クソ高い 。宝くじでも当たったら考えな。
形状:
●丸型: 強度が高い。グレやチヌみてぇな体高のある魚向きだ 。
●オーバル型(涙型): シーバスみてぇな細長い魚に最適。間口が広いから頭から誘導しやすいんだよ 。
魚との接点:ネット(網)
直接魚に触れる部分だ。素材選びをミスると、後で泣きを見るぜ 。
素材:
●ナイロン: 軽くて水の抵抗が少ないから、操作はしやすい。だが、フックが鬼のように絡まるし、魚の体も傷つけやすい 。
●ラバーコーティング: 今の主流はコレ。魚に優しいし、フックも外しやすい 。デメリットは、ちょっと重くて水の抵抗がデカいこと 。あと、ちゃんと洗わねぇと地獄みてぇに臭くなる 。操作性か、魚への優しさと手返しを取るかのトレードオフだな 。
深さ: 最低でも60cmは欲しい 。浅いと、デカい魚が暴れて飛び出しちまうからな 。
機動力の鍵:ジョイント
シャフトとフレームの間に付けて、フレームを折りたためるようにするオプションパーツだ 。
必要性: あちこち移動しながら釣りをする「ランガン」スタイルの奴には、もはや必須アイテムと言っていい 。携帯性が爆上がりして、移動中のストレスがマジでなくなる 。
リスク: ただし、こいつは可動部だから壊れるリスクがある。安物はすぐガタがくるし、メンテを怠ると塩噛みで動かなくなる 。機動性を取るか、シンプルさと信頼性を取るか、てめぇのスタイル次第だ。
分かったか? これらのパーツが組み合わさって一本のタモ網になる。最高のシャフトを選んでも、重いフレームとネットを付けりゃ台無しだ。逆に、そこそこのシャフトでも、バランスのいいパーツを組み合わせれば、驚くほど使いやすくなる 。この「システム」で考える視点が、プロへの第一歩だぜ。
【最重要】「釣り場」が長さを決め、「獲物」が口の広さを決めるんだよ!
ここからが本番だ。てめぇにピッタリの一本を見つけるための、一番大事な考え方を教えてやる。いいか、タモ網選びは、闇雲にカタログを眺めるんじゃねぇ。「①釣り場 → ②対象魚 → ③釣りスタイル」この順番で考えろ 。この階層を守るだけで、てめぇの選択肢は劇的に絞られ、迷いが消える。
Part 1:まず「釣り場」がシャフトの長さを決める
これは物理的な絶対ルールだ。交渉の余地はねぇ。
主な釣り場:足場の低い堤防(水面まで~3m)
●推奨シャフト長: 3m~4m
●解説: この状況で5mも6mもある竿はただの邪魔だ 。重いし、取り回しが悪い。軽量でコンパクトなモデルが一番だぜ。
●代表的なモデル: プロックスの「オールインワンミニ」 みたいな、機動性重視のやつだな。
主な釣り場:一般的な堤防や海釣り公園(水面まで3m~6m)
●推奨シャフト長: 5m~6m
●解説: これが一番汎用性が高い、いわば「標準装備」だ 。日本のほとんどの堤防はこの長さでカバーできるし、潮の干満差にも余裕で対応できる。「迷ったらこの長さを買っとけ」ってのが俺の答えだ。
●代表的なモデル: ダイワの「ランディングポールII」 やメジャークラフトの「ファーストキャスト」 みてぇに、各メーカーが一番力を入れてる激戦区だ。
主な釣り場:磯・テトラ帯
●推奨シャフト長: 6m以上、時には7mも必要になる 。
●解説: だが、長さ以上にクソ重要なのが「シャフトの張り(硬さ)」だ 。波やサラシがガンガン当たるところで、フニャフニャのシャフトは水圧に負けてマジで言うことを聞かねぇ 。岩の隙間に正確に網を入れるなんて不可能だ。ここでは金に糸目をつけず、高弾性カーボンを使った高剛性モデルが必須。これは釣果のためだけじゃなく、てめぇの安全のためでもある 。
●特殊兵器: 昌栄の「ino+」みてぇに、フレームの先が曲がってるやつ 。あれは足場が悪い場所で、無理な体勢でもスッと網を水中に入れられるように設計された最終兵器だ。磯師がこぞって使う理由が分かるだろ 。
Part 2:次に「獲物」がフレームのサイズとネットを決める
どんなにいいシャフトを持ってても、魚がフレームに入らなきゃ意味がねぇ。
メインターゲット:シーバス、中型青物(~5kg)
●推奨フレーム: 幅50cm~60cmのオーバル型(涙型) 。
●推奨ネット: 深さ60cm以上で、素材はラバーコーティングが鉄板 。
●解説: シーバスみてぇな細長い魚は、丸型よりオーバル型の方が圧倒的にすくいやすい 。あと、ルアーのフックが絡みにくいラバーコーティングは絶対だ 。ナイロンネットにトリプルフックが全部刺さった時の絶望感、てめぇも味わってみるか?
メインターゲット:大型青物(5kg以上)
●推奨フレーム: 60cm以上のクソ頑丈なやつ 。
● 推奨ネット: 深くて頑丈なやつ。
●解説: ここで優先すべきは軽さじゃねぇ、「剛性」だ 。ブリやヒラマサの突っ込みをナメんなよ。ヤワなアルミフレームじゃ、一発でひん曲げられるぞ。パイプが太いアルミフレームか、重くても頑丈なステンレスフレームを選べ 。シャフトも当然、最強クラスの剛性が必要だ。
メインターゲット:チヌ(クロダイ)、グレ(メジナ)
●推奨フレーム: 40cm~45cmの丸型 。
●解説: こいつらはデカさより、繊細なやり取りの最後に正確にすくう操作性が大事になる。だから、デカくて重いフレームより、軽量で扱いやすい小型フレームが好まれるんだ 。
メインターゲット:アオリイカ(エギング)
●推奨シャフト: 3m~5mの軽量コンパクトなモデル 。
● 推奨フレーム: 45cm前後。
●解説: エギングはランガンが基本だから、とにかく軽さと携帯性が命 。イカ自体は重くねぇから剛性はそこそこでいいが、カンナが網に絡むのが嫌なら、イカ専用の「ギャフ」って選択肢もある。ただ、デカいアオリイカを安全・確実に獲るならネットの方が有利な場面も多いぜ。
■ 状況別!推奨スペック早見表
どうだ、この表を見れば、てめぇが狙うべきスペックが一目瞭然だろ。このスペックシートを握りしめて、次のステップに進むんだ。
予算別おすすめモデル!安物買いの銭失いになるなよ
スペックが決まったら、次にてめぇの財布と相談だ。だがな、ここで一番やっちゃいけねぇのが「安けりゃなんでもいい」って考えだ。俺が昔やったみてぇな「安物買いの銭失い」にだけは絶対になるなよ 。タモ網への投資は、未来の釣果への投資だ。ケチるところと、金をかけるべきところをしっかり見極めやがれ。
選択肢1:エントリーモデル(予算 ~1万円)
● どんな奴ら?: 釣具屋のワゴンセールによくある、正体不明のメーカーのセット品とかだな。
●メリット: とにかく安い。初期投資を極限まで抑えられる 。
●デメリット: クソ重い、ダルい、すぐ壊れるの三拍子だ 。シャフトはしなりすぎて操作不能、フレームは弱くてすぐ変形する、ジョイントは一回の釣行で塩噛みする。ハッキリ言って、デカい魚が掛かった時の信頼性はゼロだ 。サビキでアジを釣るくれぇならいいかもしれねぇが、ルアーや本格的なエサ釣りをやるなら、悪いことは言わねぇ、やめとけ。
●せめてもの選択肢
どうしてもこの価格帯で、って言うならメジャークラフトの「ファーストキャスト ランディングセット」 だ。1万円を少し切るくらいだが、信頼できるメーカー製で、最低限の品質はクリアしてる。無名のゴミを買うくらいなら、絶対にこっちを選べ。
選択肢2:ミドルレンジ(予算 1万円~2万円台)
●どんな奴ら?: 市場で一番競争が激しい「スイートスポット」だ 。性能、耐久性、価格のバランスが一番取れてる 。
●メリット: エントリーモデルとは比較にならんほど品質が上がる 。カーボン含有率が上がってシャフトは軽くてシャキッとするし、固着防止みてぇな実用的な機能もちゃんと付いてくる 。大半の釣り人にとって、これ以上もこれ以下もねぇ、まさに「最適解」となる価格帯だ 。
● 鉄板モデルはこれだ!
ダイワ ランディングポールII
このクラスの「王様」であり「基準」だ 。迷ったらコレを買っとけばまず間違いない。実売1万円台半ばで手に入る信頼性は、まさに圧倒的。俺も長いことコイツを愛用してたぜ 。どっしりと座るカゴ釣りなんかは、これの5mか6mで選んどけば間違いない。
プロックス オールインワンソルト
シャフト、フレーム、ネットに加えて、ジョイントとホルダーまで全部セットになってる「全部入り」モデル 。あれこれ悩まずに一式揃えたい、面倒くさがりなてめぇにはピッタリだ 。シーバスやショアジギなんかはこっちが機動力あって便利だ。
シマノ マルチランディングシャフト
最近出てきた新星だな。上のクラスのハイエンドモデルに迫る軽さを、この価格帯で実現しちまったヤベェ奴だ 。コストパフォーマンスなら最強かもしれねぇ。ただシャフトだけの値段だから注意しろ。
選択肢3:ハイパフォーマンスモデル(予算 5万円以上)
●どんな奴ら?: 各メーカーがプライドと最先端技術を詰め込んだ、究極の決戦兵器だ 。
●メリット: 目的はただ一つ、「軽さと張りの両立」の極致 。5m、6mあっても、まるで3mの竿を扱うみてぇに軽快に操作できる 。一度この世界の道具を使っちまうと、もう元には戻れねぇ。
●誰が買うんだ?: 特定の釣りを極めたいスペシャリストや、わずかな性能アップのためなら金を惜しまない本物の釣りキチだけだ 。
● 憧れの逸品
ダイワ トーナメント磯 玉ノ柄
ダイワのトーナメンターの最終兵器。ダイワの最高峰技術を全てブチ込んで、異次元の軽さと操作性を実現してる 。
シマノ ファイアブラッド 玉ノ柄
こちらもシマノの最高峰技術を全てブチ込んだ赤い彗星 。その驚異的な軽さとコントロール性能は、まさに芸術品の域だ 。
予算と自分の熱量を天秤にかけて、後悔のない一本を選びやがれ。
宝の持ち腐れは罪だぜ。完璧なランディング術とNG作法
最高のタモ網を手に入れても、使い方が三流なら意味がねぇ。それどころか、一発で高価な相棒をブッ壊すことになる 。この章では、てめぇを「できるアングラー」に変えるための、最後の仕上げをくれてやる。ランディングは「技術」であり「思考法」だ。しっかり頭に叩き込め。
心構え:魚を「すくいに行く」んじゃねぇ、「迎え入れる」んだ
これが一番大事な極意だ。初心者は焦って網で魚を追いかけ回すが、あれは最悪の悪手 。パニックになった魚が最後の力を振り絞って逃げ、フックアウトの原因になる 。いいか、てめぇの仕事は、魚が入ってくるための「駐車場」を用意してやること。そこに車(魚)を誘導してやるのが、ロッドを持つてめぇの仕事なんだ 。この「受動的」な発想に切り替えるだけで、ランディングの成功率は爆上がりするぜ。
ランディング成功への4ステップ
STEP1:魚を十分に疲れさせる
焦るな。デカい魚ほど、最後の最後まで抵抗する。水面で横になったり、白い腹を見せたりするまで、じっくり体力を奪え 。ここで焦って寄せると、足元で地獄を見ることになる。
STEP2:ネットを水中で構え、静止させる
魚を寄せる前に、先にネットを水中に入れて待機させろ 。波や流れがあっても、できるだけ網を動かすな。魚に警戒心を与えるな。
STEP3:魚を「頭から」ネットへ誘導する
ロッド操作で、魚の頭をネットの入り口に向けてやれ。魚はバックできねぇから、頭から入れば素直に収まる 。絶対に尻尾から入れようとすんなよ。頭が自由だと、最後の首振りでフックを外されるぞ 。
STEP4:シャフトを「垂直に」縮めて引き上げる
魚が完全にネットに収まったら、ロッドを股に挟むか安全な場所に置け。そしてここからが最重要だ。シャフトを水面に対して垂直に立てたまま、手元の節から順番にスルスルと縮めていけ 。
絶対にやるな!一発アウトなNG作法
NG:シャフトを伸ばしたまま水平に持ち上げる(タモ折れの最大の原因)
これだけは、絶対に、絶対にやるな。シャフト破損原因の第1位だ 。水を含んだネットと魚の重さは、てめぇの想像を遥かに超える。シャフトを伸ばしたままクレーンみてぇに持ち上げると、「てこの原理」で根元に凄まじい力がかかって、どんなに高いカーボンシャフトでも「ポキッ」と逝く 。物理的に考えて当たり前だ。これをやっちまう奴は、ただのバカだ。覚えておけ。
NG:網で魚を追いかけ回す
上でも言ったが、魚をパニックさせるだけだ。百害あって一利なし 。
NG:元気なうちにランディングしようとする
最後の抵抗が一番激しい。足元の障害物にラインが擦れたり、フックを伸ばされたりするリスクが最大になる。焦りは禁物だ。
この技術と思考法を身につけて初めて、てめぇのタモ網は真の相棒になるんだ。
まとめ:次の素晴らしい記憶を、その手に確保するために
長々と語っちまったが、要点は掴めたか? 後悔しねぇタモ網選びの結論は、驚くほどシンプルだ。
「てめぇの『釣り場』が求める長さを知り、『獲物』が必要とするフレームを備え、お前の『スタイル』に合った機能を持つ、バランスの取れた一本を選べ」
これだけだ。もう「安くてレビューが多いから」みてぇな、クソみてぇな理由で道具を選ぶのはやめにしろ。この記事で教えた「釣り場→対象魚→スタイル」っていう論理的なプロセス を使えば、てめぇはもう膨大な商品の前で途方に暮れるだけの初心者じゃねぇ。自分の釣りに何が必要かを、自信を持って語れる「見識あるアングラー」に変貌を遂げたはずだ 。
タモ網への投資は、未来の成功への投資だ 。不意に訪れる自己記録のチャンスを、運任せにすんじゃねぇ。自分の技術と、信頼できる相棒で、ガッチリと掴み取りに行け。
あとは釣るだけだな。タモ網を使うようなデカい魚が釣りたきゃ、まずはライトカゴ釣りからスタートするのはどうだ?この記事を見て決めるといい。
さあ、グダグダ悩んでる時間は終わりだ。 この記事を羅針盤にして、とっととてめぇだけの最強の一本を見つけやがれ。そして次の釣行で、生涯忘れられねぇ素晴らしい記憶を、その手にガッシリと確保してこい!
よくある質問(FAQ)
Q1. とりあえず一番安いノーブランドのセットじゃダメなんですか?
A. やめとけ。サビキ釣りでたまたま釣れたバリをすくう程度ならまだしも、ルアーや大物狙いなら「安物買いの銭失い」になる確率が極めて高い 。重くて操作性が悪い上に、肝心な時に壊れるリスクが高すぎる 。最低でもメジャークラフトなど、信頼できるメーカーのエントリーモデルを選びな。
Q2. 5mと6mで迷っています。どっちがいいですか?
A. 「大は小を兼ねる」で6mを選びたくなる気持ちは分かるが、よく考えろ。主な釣り場が5mで足りるなら、5mの方が軽くて操作性も上だ。ただし、干潮時にギリギリになる可能性があるなら、迷わず6mを選べ。一番最悪なのは「あと少しが届かない」ことだからな 。
Q3. ジョイントって本当に必要ですか?
A. てめぇのスタイル次第だ。堤防でどっしり構えて釣りをするなら、無くてもいい。構造がシンプルな方がトラブルは少ないからな 。だが、シーバスやエギングみてぇに、頻繁に場所移動する「ランガン」をやるなら、もはや必須だ。携帯性が劇的に向上して、釣りの快適さが段違いになるぜ 。
Q4. ネットの素材、ラバーとナイロン結局どっちがいいの?
A. キャッチ&リリースが前提の釣りなら、魚へのダメージが少ない「ラバーコーティング」一択だ 。フックが外しやすいのもデカいメリットだ 。ナイロンは軽くて操作しやすいが、フックが絡むストレスと魚を傷つけるデメリットがある 。手返しと魚への配慮を取るならラバー、操作性を極限まで求めるならナイロン、そういうことだ。
Q5. 手入れってどうすればいいですか?
A. クソ簡単だ。釣りが終わったら、真水でしっかり塩分と汚れを洗い流して、風通しのいい日陰で完全に乾かす。これだけ。特にシャフトの継ぎ目やジョイントの可動部は念入りにな 。これをサボると、塩ガミで固着したり、金属パーツが錆びたりして、いざという時に使えなくなる。相棒を大事に扱えねぇ奴は、一人前の釣り人じゃねぇぜ。



コメント
2恐れ入りました、すべて貴方の言う通りですね。
恐縮です。