現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

産経抄

10月16日

この著名な記者に取材を申し込み、断られたのは24年も前になる。米紙ニューヨーク・タイムズで東京支局長も務めたニコラス・クリストフ氏が、西部オレゴン州知事選へ民主党から出馬する準備中だと、小紙ニュースサイトで知った。愉快でない記憶がよみがえる。

▼クリストフ氏は1997年、三重県在住の元日本兵が戦時中、中国北部で人肉を食べたと証言したとの記事を書いた。奇異に感じた抄子が電話で元日本兵に確かめると、「そんなことは言っていない」と否定する。ならば詳しい話を聞きたいと約束を取り自宅までうかがうと、玄関払いを食う。

▼理由を尋ねると村落の有力者から取材を受けるなといわれ、逆らうと村八分が怖いという。日本の名誉にかかわることだからと、手紙を送り再考を求めると、何と本人ではなく有力者から断りの返事が届く。クリストフ氏と気脈を通じていたのである。

新着

オピニオンランキング

  1. <産経抄>「革命」はねつけた人質女性の叫び無料会員記事

  2. <主張>小惑星の衝突回避 日本も地球防衛に貢献を

  3. 中国の恫喝に臆するな 「備え」と「覚悟」あれば

  4. <正論>AI時代、自ら変われる大学に無料会員記事

  5. <主張>宅配便の「置き配」 官民で不安解消に努めよ

  6. <正論>歴史が示す「戦狼外交」の本質無料会員記事

  7. <産経抄>男性にも「更年期」、国際男性デーで理解深める無料会員記事

  8. <主張>首相の台湾発言 国民守る抑止力を高めた

  9. <浪速風>現場を走り続ける「伝説の記者」

  10. <産経抄>愚痴多き石破首相と大谷翔平の座右の銘無料会員記事