甲府市議の“性別暴露”問題 政治倫理審査会始まる 発言やSNSが「不適切」の意見あがる 山梨
トランスジェンダーであることをSNSで暴露したとして、芥川賞作家の李琴峰さんに訴えられた甲府市議の政治倫理審査会が8日、始まりました。
政治倫理審査会の審査対象になっているのは村松裕美甲府市議です。
村松市議はことし6月、芥川賞作家の李琴峰さんからトランスジェンダーであるとSNSで暴露されたとして、損害賠償を求める裁判を起こされました。
甲府市議会が政治倫理審査会を開催するのは初めてで、出席した議員からは“性別暴露”のアウティング発言やSNSでの発信の仕方が市議として不適切だとし、村松市議本人に説明を求める意見が上がりました。
一方、審査会では村松市議の言い分のみを聞くのは公平性が担保されないとして、李さんからも意見を聞くべきとの発言もありました。
政倫審は次回開催時に、村松市議に口頭もしくは書面での弁明の機会を設けるとしています。
政治倫理審査会 山中和男委員長
「さまざまな意見があるので、議会として公平公正にいろいろな方の話を聞く中で進めていきたい」
村松市議は「自分の言葉で説明したい」と出席の意向を示しています。