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処女作は2000字で挫折→新人賞を3連続受賞。100人以上のアマを見てきたラノベ作家が語る、「オリジナリティの神話」から「作家性と理論の融合」への転換のススメ

再現性を追求し、倍率100倍以上の賞を3連続で受賞した話


どうも、のべろです。ラノベ作家をやっています。

いきなりですが、僕はラノベの賞を3つ連続で受賞し、ほぼ同時に3社からデビューしました。

これは業界的に見ても、かなり「異常」な結果です。

なぜなら、小説賞とは「良い作品なら必ず評価される」という世界ではないから。

どんな大ヒット作でも万人に好かれるわけではないように、どれだけ出来の良い小説も、審査員との相性が合わなければあっさり落選してしまいます。

だからこそ、「新人賞の受賞には運が絡む」というのが通説。
実際、複数受賞を経験する作家はそう多くありません。

しかし僕は、面白い物語の作り方を徹底的に理論化し再現性を高めることで、運の壁を乗り越え、倍率100倍以上の賞を連続受賞してデビューしました。

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会社によって違う出版権設定契約書

今ではその経験を活かし、新人賞受賞を目指すアマ作家に直接指導したりもしています。

……こういう話を書くと、決まって「最初から才能があったんでしょう?」と思われがちです。

ですが、事実は全くの逆。

何を隠そう、僕の処女作はたった2000字で挫折しています。

僕がラノベ作家を目指し始めたのは大学生の頃。
もちろんそれまで小説を書いた経験は0。
ラノベやアニメに特別詳しかったわけでもありません。

創作者としての土台が何もない、完全なゼロからのスタートでした。

幸い大学生だったので時間だけはありましたが、
「大学卒業までに新人賞を受賞する」
という無謀なタイムリミットまで設けていたので、ゆっくりしている暇はありません。

だからこそ、やるべきだと思ったことは全部やりました。

それまで読んでこなかったラノベを集中的に読みまくったり、
創作指南書や小説講座に合わせて30万円以上投資したり、
創作コミュニティに入ってプロアマ問わず100人以上の作家たちと交流したり。

そんな試行錯誤を繰り返してプロになり、今ならわかることがあります。

90%以上のアマチュア作家が、間違った考え方に囚われてしまっているせいで、自らの成長に蓋をしてしまっている――と僕は考えています。

もちろん、かつての僕もそうでした。

この「間違った考え」というのは、誰が悪いというわけではありません。
ラノベ業界のことを考えれば必然的に囚われてしまう、そんな罠です。

でも逆に考えれば、これは大きなチャンスでもあります。

間違った考え方を捨て、新しい思考を手に入れることが出来れば、ライバルをごぼう抜きにして成長できる絶好のチャンスなのです。

今ここで、プロ作家になるための新思考を学びましょう。

その方法をシェアするために、僕はこの記事を書いています。

次の章では、アマチュア作家が陥っている決定的な問題について解説します。

プロになれる1%とそうでない99%を分ける「最大の差」とは何か


僕が「プロになれる1%とそうでない99%」と書いたのは、決して大げさな数字ではありません。

主要な新人賞の倍率は平均して100〜300倍ほど。
1%というのはむしろ、多めに表現した数字です。

さらに言えば、これは「1作だけ書いて出した」という人も含む数字ですが、
3年、5年、あるいは10年と書き続けて、箸にも棒にもかからない人もいます。

もちろん小説も上達のためにはある程度の年月が必要ですが、
問題なのは「成長が止まってしまっている人」もいるということです。

書く度に上達していくのではなく、ずっと同じレベルのまま同じクオリティの作品を生み出し続け、同じような結果で足踏みしている状態……。

小説には成長を測れる指標がないので、こういったこともよく起こります。

では、プロになれる人とそうでない人、順調に成長できる人とそうでない人、この違いは何なのでしょうか。

まず理解してほしいのが、

プロ作家とアマチュア作家では、そもそも「見えている世界」が全く違う

ということです。

例えば一冊の本を読むにしても、
アマチュア時代だと「面白かったな~」くらいしか思えなかったのが、
今なら「なぜ面白いのか」を様々な角度から的確に分析できたりします。

テレビなどでスポーツの試合の解説を聞いていると
「プロはそんなところを見ているのか!」
と驚くことがあると思いますが、まさにそれと同じです。

例えば僕の場合、アマチュア時代に落選した作品が3つありますが、その全てにおいて
「この作品はどれだけ上手く書いても受賞できないな」
と今ならわかります。

これらの作品はいずれも、「受賞できる形」になっていません。

今の僕にとっては常識のことも、当時の僕にはまったく見えていなかったのです。

こうした感覚を持っているからこそ、プロとアマの差というのは、細かいテクニックではなく、根本的な考え方の違いにあると僕は考えています。


アマチュア作家はみな、「オリジナリティの神話」に惑わされています。


作家志望者を惑わせる「オリジナリティの神話」の正体


オリジナリティの神話。

これこそ、ほとんどの作家志望者が陥り、ともすれば抜け出せないまま筆を折ってしまう、最大の罠です。

程度の差はあれど、多くの作家志望者はこんな言葉を信じています。

「好きなものを書くのが一番大事」
「作家の個性をぶつければ面白くなる」
「他人の意見なんて取り入れなくていい」
「新人賞は、強烈な作家性やオリジナリティのある作品を待っている」

編集者やプロ作家も、アマチュアにはこうしたことを伝えます。

僕も、これらの言葉を否定するつもりは全くありません。

言うまでもなく、情熱や感性、書きたいものは大切です。
やっぱり好きなものを書いた方が面白くなりやすい。

しかし、それ"だけ"で成功できる人は一握りです。

あくまでこれは、創作の一面でしかありません。

そして問題は、こういった考え方が拡大解釈され、極端な思考に繋がっていることです。

「他の作品を真似してはいけない」
「創作論に頼ってはならない」
「他人の言葉に耳を傾けてはならない」
「それで通用しないなら、作家になる資格はない」

極端に感じるでしょうか。

だけど僕は、こうやって自分を追い込んでしまう人を見てきました。

そこまでではないとしても、足踏みしている人、いやそれに気づいていない人はたくさんいます。

必要以上に「センス」などという曖昧なものに頼り、疲弊してしまう。

そうして暗闇の中を手探りで進み、トンネルを抜け出す前に疲れ果てて倒れてしまう。

これが、「オリジナリティの神話」と僕が呼んでいるものです。


しかしながら、作家志望者がこのような考えに傾いてしまうのも仕方のないことでしょう。

なぜなら、小説という媒体の性質からして、あるいは業界の仕組みからして、そうならざるを得ないから。

その理由は3つあります。

1つ目は、小説の良し悪しや構造がパッと見ではわからないから。

文章はイラストなどとは違い、ひと目で良し悪しが判断できません。
同じ構造の作品でも、それを見抜くには経験が必要です。
だから「感性がすべて」「理論化できない」と思われがち。

でも実際は、プロは技術を悟られないように面白く書いているだけなんです。

2つ目は、学ばずに書けてしまう天才がいるから。

「初めて書いた小説が大ヒット」
「普段はほとんど小説を読まない」
といった作家は、少数ながら確かに存在します。

こういう人は悪意なく「創作論なんて意味ない」と言います。

でも、取り沙汰されるくらいに珍しいから話題になるんですよね。

もっと言えば、「映画は100本以上見ていたから」など、意識的に学ばずとも無意識に体得できていたケースがほとんどで、参考にできないことも多いです。

3つ目は、プロが技術的な話を表でしないから。

プロが「この作品はこうこうこうやってロジカルに作りました」なんて言うことはありません。
読者が冷めてしまうかもしれないし、言う必要もない。

なので、本当はもっと計算し尽くした設計があったとしても、「こういうのが好きだから書きました」という部分だけを話し、「好きなものを書きましょう!」というよくあるアドバイスが生まれます。

だから、アマチュアにはプロの実態が見えません。
「才能や作家性がすべて」という誤解が生まれてしまうんです。


一番の問題は、この神話のせいで
方向性を間違えたまま行き詰まっている人がいることです。

レシピを学ばずに料理を作る、フォームを学ばずにスポーツに挑む。

よく考えてみれば、多くのアマチュアがやっているのはこれと同じことです。

それで上手くいくならそれでもいいけど、上手くいかないなら学んだ方がいい。

すごく遠回りだし、学ばずにできなくても当たり前。

なのに、「自分には才能がない」と諦めてしまう。

これって、本当にもったいないと思いませんか?

いえ、諦めて筆を折るならまだマシかもしれません。

自分が罠にハマっていることにも気づかないまま、何年もの年月、あるいは一生を棒に振ってしまうかもしれない。

大げさに言ってしまえば、そういうことです。


僕自身、かつての処女作は2000字で挫折し、何を書けばいいかわからず、「才能がない」とすぐに気づきました。

でも幸い、「今まで読んでも書いてもこなかったんだから当たり前だよな」とその事実を受け入れ、学習に舵を切ることができました。

そうして学んでいって気づいたのは、「物語というのは論理的に作られている」ということ。

これは、創作を始める前にはまったく知らなかったことでした。

そして、だからこそ、「その理論を習得すれば面白い物語を再現性高く作れる」ということにも気づいていきました。

今では、一冊の物語の構造なんてすぐに作れるし、だからこそ「ここを魅力的に書きたい!」というポイントに集中できる。

考えることは増えたけど、迷うことはなくなりました。

そして何より、そういう状態を作れると、創作がより一層楽しくなります。


次の章では、今の僕が見ている世界を解説していきます。

「オリジナリティの神話」の対極にある、いわばプロの思考です。

プロ作家が実践している「アイデア×技術」の創作術


さて、ここまでは「オリジナリティの神話」の危険性について話をしてきました。

でも、なら僕たちはどうすればいいのか?
何を指針に物語を作っていけばいいのか?

その答えは簡単です。

オリジナリティを正しく発揮するために、理論や技術を身に付けること。

……なんて言うと、こう思った人もいるかもしれません。

「理論を学ぶって、それじゃあ画一的な作品になってしまうのでは?」
「自分らしさを失ってしまうのでは?」

その心配は無用です。

なぜなら、理論とは「あなたのアイデアを面白く形にするための道具」だからです。


僕が過去に出会った作家さんに、初めて応募した小説で新人賞を受賞し、そのままその作品がアニメ化した人がいます。

実はその人は、応募前からその作品について、現役のラノベ編集者にアドバイスを受けていました。

「こういうシチュエーションでこういう主人公がこういう風に活躍するところを書きたい!」という部分は、その作家さんの作家性を発揮しました。

一方で「その主人公を魅力的に見せるためにどんな物語構成にすべきか」といった技術的なポイントを、編集者さんにアドバイスしてもらっていたそうです。

魅力的な主人公という最大の個性を活かすため、他の部分は論理的に整えたわけですね。

「書きたいものを書いた」のは事実。それで受賞したのも事実。

でもそれは、技術という土台の上に、オリジナリティを発揮した結果なんです。


僕が考える小説家の実力は、こうです。

小説家の実力 = アイデア力 × 技術力

面白いアイデアと、それを面白く実現する技術。
どちらも備わっていないと、面白い作品は作れません。

センスが良くても技術がないとダメ。
逆に技術だけあってもアイデアが悪いとダメ。

でも、技術があれば、あなたのアイデアは何倍も輝きます。

例えば、新人賞の受賞作を見てみてください。

異世界ファンタジー、学園もの、ラブコメ、SF……。
ジャンルも設定も全く違う作品が並んでいて、一見すると、バラバラで共通点なんてないように見えます。

でも実は、すべての作品に共通の基盤があるんです。

読者を引き込む導入、キャラクターの魅力的な描き方、物語を盛り上げる構成……。

ジャンルからして全く違っている作品でも、よく分析してみると、面白さの構造は驚くほど共通していたりします。

そのような基盤は読者からは見えませんが、プロ作家なら共通認識として持っているものです。

実は、長く活躍できているプロ作家ほど、意識的にしろ無意識的にしろ、自分なりの「面白い作品を作るための理論や手順」を確立しています。

言うなれば「勝ちパターン」です。

何度でも面白い作品が書けるのは、その勝ちパターンがあるから。
これが再現性に繋がるわけですね。


他にも、物語の仕組みを理解すると、こんなことができるようになります。

  • 「このアイデアは面白くなりそうか?」を書く前に判断できる

  • 行き詰まったときに、どこに問題があるのかがわかる

  • 既存作品を分析して面白さの要素を抽出し、自分の作品に応用できる

つまり、暗闇の中を手探りで進む必要がなくなるんです。

地図を持って進めるようになる。迷っても、どこに戻ればいいかがわかる。
だから、安心して自分のアイデアを追求できるようになります。

これこそが、理論が与えてくれる「自由」なんです。


現に僕も、後にデビュー作となる作品を書いている時、この境地に達することが出来ました。

今までの積み重ねが一つに結びついていくような感覚を今でも覚えています。

どうすれば面白い作品が書けるのか、その全貌がハッキリ見えたのです。

そこから創作の迷いがなくなり、倍率100倍以上の賞を3連続で受賞。

自分でも驚くようなこの結果が、僕の築き上げてきた理論の正しさを裏付けていると思っています。


それでは次の章では、僕がどうやって連続受賞を実現したのか?

より具体的な「面白いライトノベルを書くための方程式」を解説していきます。

異次元の再現性を実現する「面白いライトノベル」の方程式


さあ、いよいよ一番気になる、

  • のべろが「オリジナリティの神話」を脱し、理論を習得した道のりとは?

  • その経験があったこそわかった、最速でプロの思考と技術を身に付けるための具体的な戦略とは?

  • のべろが連続受賞を達成できたライトノベル創作論の全貌とは?

という話ですが……

すみません。とてもここには書き切れません。

僕が30万円以上の投資と3年以上の年月をかけてたどり着いた、高確率で新人賞を受賞するための物語設計の思考や物語構築の技術、その習得方法。

そのすべて書こうとすると、とてつもない手間がかかりますし、読むのも大変でしょう。

だからこの続きは、「無料のオンライン動画セミナー」という形でまとめました。

セミナーのタイトルは

ライトノベル新人賞攻略セミナー
~倍率100倍以上の賞を3連続で受賞できた理由~

です。

冒頭でお話しした通り、僕も最初は2000字で手が止まる人間でした。

そこから理論を体得し、再現性を身につけることで、新人賞を複数受賞するという業界でも異常な結果を出すことができました。

僕自身がここに至るまで、どんな道を辿ってきたのか?
そしてその経験を踏まえて、もしアマチュア当初の自分にアドバイスするなら、何を学ぶべきだと伝えるのか?

そのすべてを、こちらの無料セミナーの中でお話ししています。

「ライトノベル新人賞攻略セミナー」はこちらから無料で視聴できます。

この記事では書ききれなかったことはもちろん、
有料の創作指導で話していることもたっぷりと盛り込んでいます。

せっかくここまで読んでくださったので、ぜひこの機会に、プロ作家の思考に触れてください。

それでは、参加をお待ちしています!

のべろ

→今すぐ「ライトノベル新人賞攻略セミナー」を無料で観る


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のべろ@現役ラノベ作家 もしこの記事がお役に立てば、サポートいただけると嬉しいです。 この活動を続けるための活動費に使わせていただきます。

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ラノベ作家。 処女作は2000字で挫折→才能に頼らない物語創作の理論と再現性を追求し、新人賞を3連続受賞してデビュー。 「僕みたいな遠回りをみんながするのは無駄すぎる」と思ったので発信を開始。作家志望者に直接指導したり、ラノベ新人賞に特化した講座や創作コミュニティも運営中。
処女作は2000字で挫折→新人賞を3連続受賞。100人以上のアマを見てきたラノベ作家が語る、「オリジナリティの神話」から「作家性と理論の融合」への転換のススメ|のべろ@現役ラノベ作家
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