小野田経済安保相「中国への依存はリスク」 日本へ渡航自粛要請に
小野田紀美経済安全保障相は18日の記者会見で、中国政府が中国国民に日本への渡航自粛を要請したことに触れた。「気に入らないことがあったらすぐに経済的威圧をする国に依存し過ぎることはリスクだ」と述べた。
小野田氏は「リスクの低減を常日ごろ考えながら経済を回していきたい」と話した。サプライチェーン(供給網)や観光業の過度な中国依存に危機感を示した。
中国は高市早苗首相が台湾有事に関して「存立危機事態になりうる」との見解を示したことに反発している。自粛要請によって訪日中国人が減少する可能性がある。
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(更新)- 風早隆弘UBS証券 シニアアナリスト/コンシューマー・セクター ジャパン・ヘッドひとこと解説
25年4-6月期の訪日客数1,098万人に対して中国訪日客数は235万人で21.4%、訪日外国人の消費額2兆5,043億円に対して中国訪日客は5,064億円で20.2%でした。19年4-6月期の中国訪日客の割合は、客数で27.5%(858万人のうち236万人)、消費額で36.0%(1兆2,475億円のうち4,489億円)でしたから、中国以外の訪日客の増加が、中国依存度の低下につながりました。国連世界観光機構によれば、25年1-6月期の世界の海外旅行者数は約6億9,000万人。訪日外客の動向は、世界市場に目を向けることで、全体で成長しながら、特定の国への依存度の低下が可能なことを示しています。
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(更新)
高市早苗首相の台湾有事に関する答弁を契機にした日中の対立が尾を引いています。習近平(シー・ジンピン)政権下の日中対立を追います。