トランプ政権、エプスタイン文書公開阻止に躍起 米報道「パニック状態」

ドナルド・トランプ氏(Photo via Reuters)

トランプ米政権が12日、故ジェフリー・エプスタイン氏に関連する文書の公開を求める超党派の動きを阻止するため、共和党議員に働きかけを行っていたことが分かった。米MSNBCは、ホワイトハウス関係者の話として、政権内が「パニック状態」にあると報じ、この問題が政権に打撃となる可能性を指摘している。

米下院が同日再開され、文書公開を目指す委員会審査省略動議に民主党のアデリータ・グリハルバ議員が署名した。同日、ホワイトハウスは、この動議に賛同している共和党のローレン・ボーバート、ナンシー・メイス両議員に対し、民主党との協調を撤回するよう働きかけを行ったと報じられた。

この動きについて、米MSNBCのジョナサン・レミール氏は、自身が受け取った情報に基づき、ホワイトハウスが狂乱状態にあると指摘した。レミール氏によると、トランプ政権は他の業務をすべて脇に置き、共和党議員へのロビー活動に奔走した。

同局の番組「モーニング・ジョー」では、司会のジョー・スカボロー氏が、ボンディ司法長官とパテル米連邦捜査局(FBI)長官も「隠蔽(いんぺい)工作」に関与していると指摘。レミール氏はこれに続き、ホワイトハウスの慌ただしい活動について、恐怖を感じさせるようなコメントが殺到したと明かした。

レミール氏は「ドナルド・トランプ氏がいかにジェフリー・エプスタイン問題を葬り去ろうとしても、決して消えることはない。これこそがこの問題の核心だ」と話した。

さらにレミール氏は「パニックに陥ったようだった」と述べた。「昨日ホワイトハウスの関係者は私にこう語った。トランプ氏自身や司法省高官らが、共和党議員に動議から名前を削除するよう圧力をかける電子メールが出回り始めた時のことだ。その試みは失敗に終わり、動議への署名は進み、必要な票数に達した」

レミール氏は「これが本丸の問題だという雰囲気がある。この重大な問題は勢いを増しており、次にどう展開するかは定かではないが、現政権に深刻な打撃を与えていることは確かだ」と付け加えた。

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