ファトゥスに好かれている人間の話   作:桜紅月音

9 / 11
前書きで言うのもアレなんですけど…私の応援している阪神が日本シリーズ行ったり、知り合いの母校が来年の選抜をかけて近畿大会に行ってたり、ドラフト会議があったりとするので、次回は10月末か11月になるかと思いますが…気ままにお待ちください

野球ファンの皆様は分かってくれると信じてますよ

それではどうぞ

















7.邪魔と告白

サンドローネとの一件があってから数日が経った。

 

彼女のオーラをはっきりと感じ取った為、自宅には帰らず彼女から距離を取る行動を取っていた。

 

「コロンビーナ…サンドローネここに来た?」

 

「コゲツ。サンドローネに何したの…彼女に会ったら…コゲツはかなり危ないかも…」

 

コロンビーナに会いに行ったら開口その言葉が返ってきた。

 

「サンドローネに襲われそうになって逃げただけ…多分、それが原因だと思う…」

 

「コゲツにとって…サンドローネの事をどう思ってるの?」

 

とコロンビーナはそう聞いてきた。

 

「それは、どういった意味で聞いてる?」

 

「もちろん、恋人的な感じで聞いてる…」

 

コロンビーナからそういった話を聞いた事はなかった為、びっくりした。

 

「驚いたな…サンドローネからそういった話をするとは…」

 

「茶化さないで…私は本気で聞いてるの」

 

コロンビーナは相変わらず目は開いてないが、彼女がこちらの事をジッと見ているあたり、本気なんだろう

 

「正直な話、分からないというのが今の気持ちかな。親友としては好きだし。これからも仲良くしていきたいって感じだし。襲ってくるのは辞めてほしい所だけどね」

 

「そう…分かった。ほら。早く行って」

 

と彼女は僕と反対方向を向いて。

 

「えっ…?」

 

「サンドローネから逃げてるんでしょ?もうすぐ来るよ」

 

と言われて、僕はさっさと彼女の言葉を信じて、その場所を後にした。

彼女に()()()()()()()()()を言えずに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*******

 

コゲツが去って数十分後

 

「コロンビーナ…コゲツを逃がしたわね?」

 

「何の事?コゲツがここに来たけど、私は何もしてない」

 

「嘘…コゲツの反応があったのに、ここで途絶えてるから…あんたが何かやったんでしょ!

 

サンドローネは、コゲツを追跡できる不思議な力を持っている。

現時点で居る場所までは認識出来ないが、数十分前であれば認識出来る。

しかし、コゲツは感で分かってしまう為、逃げられてしまうのだが

 

「だから…何もやっていない」

 

「嘘よ!私の計算は完璧だったんだから!」

 

「はぁ…サンドローネ…君の計算には誤差がありすぎる。だから…コゲツにいつも逃げられているんでしょ…」

 

「ぐっ…あんた、いつの間にはっきりと言えるようになった訳?」

 

サンドローネはコロンビーナの事睨みながら聞く。

 

「それもこれもサンドローネが連れてきたコゲツのおかげ」

 

「あんたにあいつを紹介するんじゃなかったわ」

 

コゲツは、コロンビーナに最初に会ったのはサンドローネ経由だった。

もっと辿れば召使まで遡る訳だが

 

「今更…遅いよ。コゲツは私の気があると思う。早くしないと私に取られるよ」

 

「分かってるわよ!それなのに。私の邪魔ばっかりするわけ!」

 

それもそうだ。

人の恋を応援するのであれば、邪魔ではなくむしろコゲツの邪魔をするはずだ。

サンドローネの邪魔をするのはおかしな話である。

この場合の理由なんて、大まかにわかりきっているのだが…サンドローネの中には()()()()()()という言葉は入って居なかったんだろう

 

「そんなの分かってるでしょ?」

 

「えっ…何…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私だって…コゲツの事好きだから」

 

 




愛の逃避行ではなく、人の恋路を邪魔するなんて少女ちゃん怖い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。