野球ファンの皆様は分かってくれると信じてますよ
それではどうぞ
サンドローネとの一件があってから数日が経った。
彼女のオーラをはっきりと感じ取った為、自宅には帰らず彼女から距離を取る行動を取っていた。
「コロンビーナ…サンドローネここに来た?」
「コゲツ。サンドローネに何したの…彼女に会ったら…コゲツはかなり危ないかも…」
コロンビーナに会いに行ったら開口その言葉が返ってきた。
「サンドローネに襲われそうになって逃げただけ…多分、それが原因だと思う…」
「コゲツにとって…サンドローネの事をどう思ってるの?」
とコロンビーナはそう聞いてきた。
「それは、どういった意味で聞いてる?」
「もちろん、恋人的な感じで聞いてる…」
コロンビーナからそういった話を聞いた事はなかった為、びっくりした。
「驚いたな…サンドローネからそういった話をするとは…」
「茶化さないで…私は本気で聞いてるの」
コロンビーナは相変わらず目は開いてないが、彼女がこちらの事をジッと見ているあたり、本気なんだろう
「正直な話、分からないというのが今の気持ちかな。親友としては好きだし。これからも仲良くしていきたいって感じだし。襲ってくるのは辞めてほしい所だけどね」
「そう…分かった。ほら。早く行って」
と彼女は僕と反対方向を向いて。
「えっ…?」
「サンドローネから逃げてるんでしょ?もうすぐ来るよ」
と言われて、僕はさっさと彼女の言葉を信じて、その場所を後にした。
彼女に
*******
コゲツが去って数十分後
「コロンビーナ…コゲツを逃がしたわね?」
「何の事?コゲツがここに来たけど、私は何もしてない」
「嘘…コゲツの反応があったのに、ここで途絶えてるから…あんたが何かやったんでしょ!
サンドローネは、コゲツを追跡できる不思議な力を持っている。
現時点で居る場所までは認識出来ないが、数十分前であれば認識出来る。
しかし、コゲツは感で分かってしまう為、逃げられてしまうのだが
「だから…何もやっていない」
「嘘よ!私の計算は完璧だったんだから!」
「はぁ…サンドローネ…君の計算には誤差がありすぎる。だから…コゲツにいつも逃げられているんでしょ…」
「ぐっ…あんた、いつの間にはっきりと言えるようになった訳?」
サンドローネはコロンビーナの事睨みながら聞く。
「それもこれもサンドローネが連れてきたコゲツのおかげ」
「あんたにあいつを紹介するんじゃなかったわ」
コゲツは、コロンビーナに最初に会ったのはサンドローネ経由だった。
もっと辿れば召使まで遡る訳だが
「今更…遅いよ。コゲツは私の気があると思う。早くしないと私に取られるよ」
「分かってるわよ!それなのに。私の邪魔ばっかりするわけ!」
それもそうだ。
人の恋を応援するのであれば、邪魔ではなくむしろコゲツの邪魔をするはずだ。
サンドローネの邪魔をするのはおかしな話である。
この場合の理由なんて、大まかにわかりきっているのだが…サンドローネの中には
「そんなの分かってるでしょ?」
「えっ…何…」
「私だって…コゲツの事好きだから」
愛の逃避行ではなく、人の恋路を邪魔するなんて少女ちゃん怖い