英国、難民制度を厳格化へ 内相「不法移民は国を分裂させている」

有料記事

藤原学思
[PR]

 英政府は17日、難民政策の抜本的な見直しを発表する。マフムード内相は16日、英公共放送BBCのインタビューで「不法移民は私たちの国を分裂させ、コミュニティーを分断させている」と主張した。

 英国では現在、難民と認定された場合、ひとまず5年間の保護対象となる。ただ、最初の認定から5年が過ぎれば、永住権の申請が可能となる。

 新たな制度では2年半ごとの更新が求められ、永住権申請までの期間も原則20年に延びる。就労や社会貢献によっては早期の永住権取得も可能となる見込みだが、母国が安全になった場合は送還される。

 英国は長らく、難民の受け入れに比較的寛容な国として知られてきた。英紙タイムズは今回の見直しについて「第2次大戦後、最も急進的な難民制度改革となり、英国の移民に対する『過度の寛容さ』を終わらせるものになる」と評している。

 政府統計によると、2021…

この記事は有料記事です。残り474文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論