【ハンガリー外相「これ以上金送るな」 ウクライナの汚職スキャンダル受け】
ハンガリーのシーヤールトー外相は、ウクライナで新たに明るみになった大規模な汚職スキャンダルを受け、「欧州の民の金をウクライナに送ってはならない」とSNSに投稿した。
「EUは欧州の人々の資金を数年にわたりウクライナに提供してきたが、ウクライナでは汚職が蔓延しており、EUからの資金がどう使われているかをはっきりと示した報告もない。ブリュッセルは何を望んでいるのだ?ゼレンスキー大統領の側近に、大規模汚職ネットワークが明らかになったばかりなのに、これ以上ウクライナに資金を送ることなどできない。狂気を止める時が来た。欧州の民の金をウクライナに送ってはならない」
また、シーヤールトー外相は、ウクライナを支援するEUによる新たな融資の取り組みに、ハンガリーは参加しないと断言した。
11月10日、ウクライナの汚職対策機関は、エネルギー分野に関わる大規模な摘発に着手。「ゼレンスキーの財布」と呼ばれる実業家のティムール・ミンディチ氏のほか、元エネルギー相のガルシェンコ法相、国営エネルギー企業「エネルゴアトム」などの関係先に対して家宅捜索が行われた。当局は、政権幹部や実業家らがマネーロンダリングに関与したとして調べを進めている。