中国の傅聡国連大使は18日、国連安全保障理事会の改革を議論する国連総会で、台湾有事を「存立危機事態になり得る」とした高市早苗首相の国会答弁を非難し、日本は「安保理常任理事国入りを要求する資格は全くない」と主張した。国営新華社通信が報じた。
傅氏は、高市氏の答弁が「内政干渉で、『一つの中国』原則などに違反している。国際的な正義に対する挑発で、平和の道を歩むという日本の基本的な約束に公然と背いた」などと非難。「台湾は中国の不可分の領土だ」とも訴えた。
日本政府は、1990年代から米英露仏中の5カ国で構成される安保理常任理事国入りへの意欲を表明し、常任・非常任理事国双方の数を増やす改革案を提示してきた。
石破茂首相(当時)も今年9月、国連総会の一般討論演説で常任・非常任理事国の拡大を訴えた。【北京・畠山哲郎】
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