日常と書いて何と読む?
初投稿です。至らぬところもあると思いますが、これからよろしくお願いします。
ありきたりで、平凡で、退屈で、あくびが出るようなくっっっだらない日常。
これが普通の生活であり、平和であり、幸せであることは分かってる。オレ自身そういう生活を望んでる。
まっ、この時代に生まれた時点で叶いはしねぇんだけどな!
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「起きてよ赫弥。もう着くよ。」
「んぁ?...早いってぇ...」
気付けばイヤホンから流れ込んでくる曲もリストを半周していた。
「まったく...相変わらずだね。どうせ朝つらいんだし早寝しな?」
「やだ~やりたいこともっとあるのにぃ~」
ついついアメコミを読み込んでしまったり、映画2本立て続けで見たりであんな時間になってしまった。ちょっとくらいいだろ。
「逆に平常運転だろこれが。オレが早寝なんてすると思う?」
「...早死しても知らないよ。」
この程度で早死してたまるか!なんてくっちゃべりながらセセラギとともに電車を降りる準備をし始めたが、電車の急停車で席の隣の人が倒れこんできた。正直言って邪魔である。すぐに車内アナウンスが流れてきたが正直内容は聞くまでもなかった。
「R線付近に多数の魔物が出没~。近くにいる人はなるべく早めに向かって対応しろよ~」
とけだるげな連絡がスマホにペアリングしていたイヤホンから流れきた。
「...毎日毎日面倒だなぁ。週5でこれはきついって。せめて普通に登校させてほしいよなぁ...ふわぁぁzzz」
「まあまあそう言わず。朝の運動だと思って?ね?」
オレとセセラギは乗っている車両の窓を全開にして飛び降り先頭車両へダッシュで向った。
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世界中でのダンジョンの大量発生「hellwake」が起こると同時に、それは地球全体の人間に何かしらの特殊能力いわゆる「異能力」や「スキル」と呼ばれるものを発現させ、異能力犯罪やダンジョンからの魔物が世界を混沌に陥れた。
この状況を打開するた異能力者協会「SkillSphere」が結成。いま魔獣災害や異能力犯罪が日常の反中にとどめられているのは彼らの努力のたまものなのである。
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「...だとさ。ふざけたこと言ってくれるよね? こっちの身にもなってほしいもんだよ。」
「そんなくだらない本今ここで燃やしてしまえ。世界の端しか見れないような愚か者が書いた物だ。」
「はいはい」
線路わきに生えた木々の中で二人の男たちがそんな話をしていた。
「にしてもあれかぁ...意外だねぇあの程度に目ぇつけるなぁんて♪」
「あの程度なんて言ってるが引き込んだら、すぐさまお前より強くなる。」
「Wow...そこまで言わせるか...。そんじゃあの子早速取りに行きますか?」
「...いやまだ時じゃない。最低限の力を向こうでつけてもらおう。俺らは育てる側じゃなく調理する側だ。」
「了っ」
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「Zzz...Zzz...」
「わぁすごーい寝ながら走ってるぁー...起きろぉ!」
「んぁ?!あぁ起きてる起きてる。」
やっぱり眠いや。だがあの夜更かし生活から抜け出せるとは思ってない。
などと考えていると、気づけば先頭車両についていた。その先には大量の紅狼が群れを成して線路をふさいでいた。
「ぱっぱと終わらそ。ぱっぱと...眠くて仕方がない。」
「油断してると怪我するよ?」
「ハハッ、こんな雑魚どもで怪我するわけねぇだろっと!」
そういいながらオレはその群れの中に突っ込んだ。その衝撃で何匹か吹っ飛ばし、そのまま回し蹴りで追撃すると5匹くらいの顔が砕け散った。
「あーあーあ、きったねぇな朝から制服汚したくないんだよ...」
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五十嵐赫弥の持つスキル「鍛冶人」。このスキル、実はかなり異質なものだった。その権能は「精錬・加速・熱変動・熱探知・スキル情報処理・感覚超過・高速思考・状態異常無効・熱変動攻撃無効・自然系攻撃耐性・物理攻撃耐性・精神攻撃耐性」であり「耐性」というものが身体的な機能ではなく「スキル」として組み込まれている点だった。だが「耐性」がスキルに組み込まれているおかげで、五十嵐はスキルをより感覚的に掴み使用することができている。
…
……
気づけばあっという間に数が減り、残るは5メートル越えの巨大な個体のみとなった。
「体がでかいだけののろまは、ただの的!試作の試し打ちにはちょうどいい...!」
そしてオレは例の一体から距離を取りこぶしを構えた。
「空間を面として....前方空間の『精錬』による硬化.... 」
オレに今まで足りなかった遠距離攻撃...うまくいってくれよ...
「『加速』度数五倍速.... 『虚空波拳』.....!」
そう言ってオレをこぶしを突き出した。勢いのまま弾き飛ばされた空気の壁は鋭い矢となって紅狼の腕をえぐり取った。そして最期の一突きが顔を突き破り紅狼の残された体はドサッと倒れこんだ。
「ほぇぇ なにあの技?新作?」
「まあな。前方に硬化した『面』を作り出して、それを思いっきり殴ることで形を鋭くして勢い着けたまんま飛ばすってイメージかな?」
「なんかややこしくない?」
「簡単に言えば...上弦の三?」
「なつぅ!なんかまた見たくなってきたなぁあの映画。」
なんて会話を交わしながらオレたちは車掌に安全確保の報告を行った。
もう正直な話し、学校は遅刻確定なので二人してため息をつきながら車内に戻った。
決して平凡じゃないこの生活。だがこれが今の日常であり、そして変わることのないものだ。この物語はオレ五十嵐赫弥の日常を描いた物語だ。
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読みにくさや違和感があればどんどん行ってくれると嬉しいです。
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