建国250周年祝典 「America250」で米企業に商機

建国250周年祝典 「America250」で米企業に商機

フォーカス!押さえておきたいテーマと企業(米株編) QUICK

2025.11.18

2026年に米国は1776年7月4日の独立宣言から250年の節目を迎えます。米建国250周年を祝う国家プロジェクト「America250」では、様々な祝賀・記念イベントを米国各地で開催しています。

公式パートナーの中核企業として活動するコカ・コーラを中心に各社の動向をご紹介します。

米建国250周年に向けて全米各地で祝賀・記念イベント続々

今年3月、America250は、コカ・コーラ(KO)を主要パートナーかつ過去最大の企業スポンサーに迎え入れたことを発表しました。

America250は単なる記念行事にとどまらず、歴史を振り返り、国民の団結を深め、次世代につなげることを目的に歴史・文化・経済をテーマにしたイベントを全米各地で開催するものです。

セミクインセンテニアルとも呼ばれ、1976年の建国200周年(ビセンテニアル)以来となる一大国家事業です。

America250」とは

・1776年7月4日の独立宣言から250年目となる26年7月4日を記念して行われる国家規模の祝賀・記念プロジェクト

・軍事パレードや個人の歴史を口述と視覚で振り返るストーリーテリング「Our American Story」、学生らを対象とした教育・参加型コンテスト「America’s Field Trip」などのイベントを各地で開催

・コカ・コーラやアマゾンなど米国を代表する多くの企業が協賛

コカ・コーラは来年創立140周年、一連の事業を盛り上げ

米商務省の下部組織だった米旅行サービス局(USTS)の1976年当時の資料によれば、ビセンテニアル期間(1975~76年)に約3000万人の観光客が米国を訪れ、120億ドル以上の外貨収入をもたらすとの試算がありました。250周年記念でも一定の経済効果が生まれ、観光業やコカ・コーラを含む小売企業にプラスの影響が期待できそうです。

コカ・コーラは1世紀以上にわたり米国民に愛されてきた米飲料業界のトップで、1976年には建国200周年記念特別ボトルを発売するなど、国家の主要イベントを長年サポートしてきました。同社は2026年に創立140周年を迎えますが、来年7月4日に向けて米全土の販売網やブランド力を活用し、一連の記念事業を盛り上げます。 

各地で様々なイベント、多くの企業が参画

America250では、愛国心あふれる米国人や祖国を守ってきた英雄たちを称える盛大な軍事パレードのほか、米国の歴史と一人ひとりの物語を口述と視覚で共有するストーリーテリング・プロジェクト「Our American Story」などのイベントを各地で開催しています。 

米防衛大手ロッキード・マーチン(LMT)は主要スポンサーの1社として、6月に行われた大規模な軍事パレードを支援しました。陸・海・空・宇宙・サイバー空間などあらゆる領域でイノベーション(技術革新)を推進し、米軍を支え続けます 。 

米小売り大手ウォルマート(WMT)は5月、米軍事関連のイベント支援に50万ドルを投資したと発表。軍隊での経験を貴重な職務スキルに転換し新たなキャリアに活かす退役軍人向けの就職支援ツールも提供します。

米国のジープやクライスラーなどを傘下に置く欧州自動車メーカーのステランティス(STLA)は、独占自動車スポンサーとして全米各地で開催されるAmerica250の公式イベントの移動車両を提供。各ブランドのAmerica250限定車の発表も予定しています。

ホワイトハウスで格闘技イベントも開催!

来年の目玉イベントの開催も明らかになっています。 

トランプ米大統領は7月にアイオワ州での演説で、建国250周年の記念行事の一環として米大統領府(ホワイトハウス)の敷地内で2万~2万5000人規模の観客を集めて世界最大の格闘技団体UFCの興行を開催すると宣言しました。

日程については、10月の演説でトランプ大統領が80歳の誕生日を迎える来年6月14日に開催すると述べています。

UFCや世界最大のプロレス団体WWEを傘下に持つTKOグループ・ホールディングスステランティス(TKO)は公式コメントこそ出していませんが、UFCの最高経営責任者(CEO)でトランプ大統領と親交があるダナ・ホワイト氏は「絶対に実現する」とメディアに述べています。

UFCの看板選手の1人でスーパースターのコナー・マクレガー選手は同イベントへの参加をX(旧ツイッター)で表明しました。ホワイトハウスでの格闘技イベント開催が実現すればUFCの知名度がさらに高まることは間違いありません。

10月に東京で行われた日米首脳会談では、高市早苗首相が米建国250周年のお祝いとしてワシントンに250本の桜を寄付すると発言しました。来年のイベント開催に向けて協賛企業を含むあらゆる企業にとって商機となりそうです。

のんびりスタイルの投資ポリシー大公開

のんびりスタイルの投資ポリシー大公開

投資がもっと楽しくなる!日興フロッギー選書 さかえだいくこ(おせちーず)すばる舎

2025.11.17

投資や資産形成をもっと楽しくするためにピッタリの書籍を、著者の方とともにご紹介する本連載。おせちーずさんことさかえだいくこさんの『2倍株・3倍株がぽこぽこ生まれるのんびり日本株投資』を紹介しています。第2回目の今回は、おせちーずさんが実践してきたのんびりスタイルの投資ポリシー(投資についての考え方)について解説紹介します。[PR]

プラスがあればマイナスもある

投資で追求するのは、たいていの人が「リターン」、それもプラスのリターンだと思います。端的に言えば、人は儲けを求めて投資するはずで、それは自然なことです。儲からなくていいのなら、現金を金庫に入れておけばいいのですから。

しかし、リターンと表裏一体なものがあります。それは「リスク」です。

勘違いされがちですが、投資におけるリスクは「価値が下がること」だけを意味しません。

投資におけるリスクは、投資対象の価格に「値動きがあること」を意味します。

そもそも「リターン」とは、投資対象から得られる利益や損益のこと。得をするプラスのリターンもあれば、損をしてしまうマイナスのリターンもあります。

また、投資対象に一定の値動きがなければ、プラスにしろマイナスにしろ、そもそもリターンは発生しません。

プラスのリターンを狙うのであれば、そこには必ず「リスク」も存在していることを、まずは認識するようにしましょう。

❶ 私の投資ポリシー

さて、投資を始めたのならば、誰でもプラスのリターンがどんどん増えていくことを望みます。お金が増えていくのは気持ちがいいものですからね。

でも、思い出してください。プラスのリターンも値動きの結果ですから、そこにはリスクも存在しています。株価は、上昇した分だけ下落することもあるのです。

リスクが高い、つまり値動きが大きいからこそ、大きく上昇する可能性があります。

そして値動きが大きいからこそ、大きく下落する可能性もあります。

それを踏まえて、私が日頃から心がけている投資のポリシーが、「投資対象のリスクもリターンもインデックス未満にする」ことです。

「なんだ、それ? わけがわからない」と思いますよね。

わかります。これから詳しく解説していくので、ご安心ください。

ただ私は、実はこのポリシー(基本的な考え方)こそが、のんびり・ゆったりと投資に向き合うスタイルで、資産形成を成功させるカギとなるものではないかと思っています。

メンタルが安定するから

リスク(値動き)がなければ、リターン(利益/損失)もありません。そして、株式投資ではプラス方向への値動きはそのまま利益になり、マイナス方向への値動きはそのまま損失になります。そのため、リスクとリターンはほぼ同じ意味合いのものとして捉えられます。

「リターンもリスクもインデックス未満」という私の投資ポリシーのフレーズは、意味的に重複があるわけですが、個人的に語感が好きなのでこのように言っています。

なお、この場合の「インデックス」とは代表的な株式指数のことです。

さて、投資でつらいのは下落局面です。

上昇する分、下落する可能性もあるのが投資。

「リターンもリスクもインデックス未満にする」という私の投資ポリシーは、こうしたリスクがあるなかで、上昇も下落も株式指数未満に抑えることで、メンタルの安定を保ちながら投資を長く続けることを何よりも重視しています。

どうでしょう? よさそうに聞こえるでしょうか?

代わりに短期で大儲けは期待できない

先に述べておきますが、この投資ポリシーにはひとつ欠点があります。

短期間で大きなリターンを得ることは期待できない点です。

値動き≒リターンをインデックス未満に抑えてしまうので、インデックスが年5%成長するとき、「リターンもリスクもインデックス未満」の投資では、常に年5%以下のリターンしか得ることができません。最初から、大きなリターンは求めない考え方なのです。

投資で平均点をとりに行くなら、インデックスに連動する金融商品を買うことが正解となりますが、「リターンもリスクもインデックス未満」を目指す投資は、それらの投資商品では実現できません。

インデックス連動商品を保有すれば、値動きはインデックスにほぼ完全に連動するわけですからね。

そのため、必然的によりディフェンシブな個別株への投資が主体となります。

それでも2倍株、3倍株は見つけられます!

私の実践してきたのんびりスタイルの投資ポリシー(投資についての考え方)について、やや詳しく解説してきました。

「そんな保守的な投資の仕方では、大したリターン(儲け)は出ないんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。

──はい、正解。そのとおりです。

「リターンもリスクもインデックス未満にする」ことを意識するのですから、すぐに大きなリターンにつながることなど最初からあり得ません。

それでも、私が保有している銘柄には株価が2倍、3倍になったものがいくつもあります。2倍、3倍になるまでの期間は銘柄により、期間が短いもので1年程度、長いもので5年程度でしょうか。短期的には大きなリターンはなくても、数年単位で見れば、全体としては十分な資産の成長を期待できるのです。

下落局面でも不安にならず、根気よくのんびりと投資を続けるだけで、2倍、3倍になる銘柄が持ち株からぽこぽこ出てくるのなら、ちょっと興味がわきませんか?

次の回からは、そうした2倍株、3倍株を発掘するための具体的なノウハウを綴っていくことにします。

 

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東京2025デフリンピック開催 大会を盛り上げる企業

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今週の銘柄トレンドWatch 日興フロッギー編集部

2025.11.14

11月15日~26日に東京で第25回夏季デフリンピック競技大会が開催されます。英語で「耳がきこえない」という意味のデフ(Deaf)とオリンピックという言葉を組み合わせたデフリンピックは、「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。第1回は1924年にフランスのパリで開催され、今年は日本で初めての開催で、100周年の記念すべき大会になります!そこで今回は大会を盛り上げる企業を紹介します。東京2025デフリンピック開催 大会を盛り上げる企業: ソニーグループ富士通ソフトバンク伊藤忠商事ヤマハ