XやChatGPTで一時通信障害、徐々に復旧 Cloudflare原因か
【ニューヨーク=川上梓】SNSのX(旧ツイッター)や対話型AI(人工知能)の「チャットGPT」などで18日、一時通信障害が発生した。ウェブサイトを高速化し安全に使えるようにする米クラウドフレアのサービスのバグが原因とみられ、同システムを使ったサービスが一時利用できなくなった。同社はすでに問題が解決したと発表し、復旧しつつある。
利用者の報告をもとにウェブサービスの不具合情報を集計するサイト「ダウンディテクター」によると、障害は18日米東部時間6時(日本時間午後8時)頃に始まったとみられる。投稿が更新できないなどの報告が一時、Xで約1万3000件、オープンAIで約1900件に上った。
スポティファイや米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のほか、ニュージャージ州交通局のホームページや、トランプ米大統領による自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」でも一時障害が発生した。
クラウドフレアは午前7時頃に「複数の顧客に影響を与える可能性のある問題を認識している」とし、その後、午前10時前に「問題は解決したとみられる」と述べた。
同社の最高技術責任者、デーネ・クネヒト氏は18日、原因は「ボットに対策するためのサービスのバグによるものだった」と説明した。サイバー攻撃の証拠はないとした。同氏は多くの顧客や広範なサービスに影響を与えたことを謝罪した。
インターネットのクラウドサービスを巡っては、10月に米AWSのほか、米マイクロソフトのクラウド基盤「Azure(アジュール)」や業務ソフト群の「マイクロソフト365」でも世界で広範なシステム障害が発生した。
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