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【米CDCが警鐘 小児インフルエンザ脳症の症例が急増 ワクチン未接種が8割超 集中治療室入院が7割超 死亡率41%の急性壊死性脳症も】 🟥 概要 2024-25年インフルエンザシーズンにおいて、6か月以上18歳未満の子どもたちに、インフルエンザによる 脳症(脳の機能障害) の報告が多数なされた。中でも特に重篤な形態である “急性壊死性脳症(ANE)” の例も含まれており、健康だった子どもでも発症するケースがあり、ワクチン接種状況・早期治療の重要性が改めて浮き彫りになった。 🟥 主な発見ポイント 🔹症例数:192件の報告があり、このうち「インフルエンザ関連脳症(IAE)」と判断されたのは109例(57%)。そのうち「急性壊死性脳症(ANE)」と分類されたのは37例(34%)であった。 🔹年齢・健康状態:IAE患者の中央値の年齢は約5歳(IQR=3〜10歳)で、約55%は既往症のない、いわゆる“健康な子ども”であった。 🔹重症度:IAE全体の74%が集中治療室(ICU)に入院、54%が侵襲的人工呼吸(機械的換気)を受けた。ANE患者に限ると、全例ICU入院・89%が人工呼吸・死亡率は41%であった。 🔹ワクチン接種状況:IAEのうち、ワクチン接種可能年齢の子どもで「少なくとも1回季節性インフルエンザワクチンを受けていた」のはわずか16%であった。 🔹発症タイミング・症状:インフルエンザの症状発症から数日以内に、発熱・意識レベル低下・けいれんなど神経症状が出現した例が多数。 🟥 意義・考察 🔸健康な子どもにも発症の可能性あり:既往症がない子でも発症しており、「基礎疾患がないから安心」というわけではない。 🔸高リスク状態の明確化:尤其にANEは致死率・後遺症率共に高く、発見・治療の遅れが重大な結果につながる。 🔸ワクチン・早期治療の重要性:ワクチン接種率が低かった例が多数を占めており、また抗インフルエンザ薬の早期使用が推奨されている。 🔸監視・報告体制の課題:現時点ではIAE・ANEの全国的な定常監視システムが確立されておらず、実際の発生状況・リスク因子・後遺症実態を把握するには限界がある。 🟥 まとめ 今回の報告は、2024-25年のインフルエンザシーズンにおいて、子どもたちが インフルエンザによる重篤な脳症(特に急性壊死性脳症) を発症するリスクが改めて浮き彫りになったという意味で、非常に重要である。健康な子どもも例外ではなく、ワクチン接種と早期治療の推進、そして神経症状が現れた際の速やかな医療対応が求められる。また、今後はこうした神経合併症を含めた監視体制の強化が、子どもたちを守るための鍵となろう。 🔗cdc.gov/mmwr/volumes/7 Pediatric Influenza-Associated Encephalopathy and Acute Necrotizing Encephalopathy — United States, 2024–25 Influenza Season #MaskUp #マスク着用 #手洗い #換気 #3密回避(密閉・密集・密接)
A young child with wide eyes and a concerned expression lies in a white bed covered by a white blanket, wearing a light-colored shirt. An adult hand gently touches the childs forehead to check temperature. The setting is a bedroom with gray walls and a nightstand. CDC logo and orange Fight Flu hashtag badge appear in the bottom right corner.