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台湾有事答弁巡り、中部地方の大学にも影響 「日中学長会議」延期、中国への留学生に注意喚起

2025年11月18日 21時34分 (11月18日 22時00分更新)
 高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁に中国が反発している問題で、日本の大学にも影響が出始めている。日中の大学交流の要となってきた「日中学長会議」が延期されたほか、一部の大学で中国人留学生の保護者から不安の声が上がっている。
 日中学長会議は両国の大学トップが教育や研究について意見交換する場として、2000年から隔年で続けられてきた。今年は日中の37大学・研究機関が参加して、20~22日に中国・武漢で開かれる予定だったが、名古屋大や愛知大の関係者は18日朝、中国側から日本側の幹事校に延期の連絡があったことを知った。理由は示されていないという。名古屋大の担当者は「貴重な交流の機会だったので残念」と話した。
 一方、留学にも影響が広がりつつある。...

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