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からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

炭水車の完成

2010年07月01日 21時36分25秒 | からくり情報

 今日も蒸し暑かったですね。一雨来るかと思っていましたが、結局降りそうで降らない思わせぶりな天気で終わりました。 ところで、ライブスチーム GWR Castle 製作ははあまり技倆を必要としない?炭水車を作っていました。 そういったものの三軸の小型のテンダーにしては意外に面倒でした。と云うのも機能をコンパクトにまとめているからでしょうか?

Dscn8208 出来上がってみるとずしりとした重さです。特に奇をてらった仕掛けがあるわけではなくて、燃料タンクと水タンク、そして手動水圧ポンプが主要なものです。右部分が燃料タンク(メチルアルコール)、左の丸い蓋を外すとポンプのレバーが出てきます。

Dscn8098 これが上述の水タンク内に設置する手動ポンプです。水タンクは意外にゴミが入りやすいので吸水口には必ず真鍮製の細かいメッシュを取り付けることにしています。運転中はここから水が吸い込まれ動輪に付いた軸動ポンプによって高圧のボイラー内に注水されます。

Dscn8099 こんな具合に真鍮線で縛っています。

Dscn8205 機関車本体と繋ぐ側です。床下には走行中に線路中央に設置された貯水槽から水を吸い上げるサイホンがあります。もちろんダミーですが、この装置があったので炭水車は小型にもかかわらずノンストップで長距離走行が出来たわけです。

Dscn8206 未だ銘板がないので完全ではありませんが、テンダー後部です。赤い台枠とバッファが印象的です。

これでほぼ完成しました。なかなか立派なテンダーだったのでこの先が楽しみです。あ、まだ漏水と注水試験をしていませんでした。

さて次は組み上げた本体の作動チェックです。部品を付けたり外したりをしながら組立てだったので意外に面倒でした。 ボイラーに給気し実際の給気ルートを使ってエアテスト可能な状態まで仕上がっているので時間を見て一気に確認します。 それが終わっても再度給油管を取り外した上で運転室取り付けという最後の処理が残っています。 ダミーのブレーキや手摺りなどの小物部品の取り付けもこのあと待っています。 7月4日の運転会には間に合いそうにありませんが、8月のJAMにはデビューできそうです。


そうだ3Dカメラあったのだ

2010年06月29日 11時25分38秒 | からくり情報

 最近猫も杓子も3D、3Dという風潮のようですが、果たして立体映像が産業界を救えるのかは少々疑問があります。このブームは何度か起きたようで私の場合は十数年前に修理を通してクラシックカメラに引きずり込まれる原因となりました。 当時流行った本のタイトルで覚えているのは、かの赤瀬川源平さんの「二つ目の哲学」です。3Dによる脳内リゾート開発 と云う副題にぐっときました。 その他、立体で見る古い日本など数冊がまだ本棚に立っています。

そのまた前は、昭和30年代の立体映画ブーム、映画館で赤青の眼鏡をかけて小学校でまとまって鑑賞した記憶をお持ちの方も多いと思います。

更に以前は、戦後すぐ。この頃はアメリカで立体カメラを作っていたのです。後述する手元のカメラは二台ともメイドインUSAです。 大分県の宇佐ではありません。(苦笑)  そしてその昔リンカーン時代の欧米の記録写真は3Dで撮られていました。今ならさしずめビデオで撮るという感覚だったとものの本で読んだことがあります。 日露戦争の記録写真にも3Dがありました。

これらの話は別として我が家にも最新鋭の3Dカメラがありました。(汗)オールプラスチック製の玩具カメラというものですが、ある程度の条件がそろうとよく撮れます。そして意外に飛び出します。

Dscn7560 数年前の中古カメラ市で近代カメラの風貌と安さについぐらっとして買ったのですが、近距離に弱いのが玉に瑕です。レンズは固定焦点、中には鏡が入っているのでまあそれなりの画質です。ASA400プリントフィルムで写し、専用のビューワーで見ると誰でも立体写真を楽しめるという次第です。

Dscn7564 内部はごらんのように35mmフィルムを仕切りで分離し左右の映像を一枚の写真に焼き付けます。これを普通のプリントで焼けば同じ映像が一枚の印画紙に現れるのです。

右上のオレンジ色のレバーで普通の写真を撮ることも出来る優れもの(?)です。もちろん単三電池式で巻き上げ露出も自動です。

Dscn7565

とはいえこのカメラのあることをすっかり忘れておりました。たまには使って3Dという世の中の流れに取り残されないようにせねばと気を引き締めています。(苦笑) さらには、金属製3Dカメラである昭和22年製リアリストや複雑怪奇なTDC Vividなどが転がっていますが、最近とんと出番がありません。もう一度このブームの中で復活させるかどうか昔と違い障壁の増えた今では悩ましいところです。

ところで、最近の3D報道は、アバターなどの映画をメインにアミューズメント界で持ち上げられているようですが、これまでも実務の場ではずーっと使われていたのが3Dです。 交通事故現場などでは距離感を示すために二台のカメラが活躍したきたようですし、脳血管の透視画像でも写真を立体視するのが脳外科医としての必要条件とのことでした。 さらには10年ほど前の火星からの画像はその殆どがステレオ写真で送られていました。 これは大変楽しめました。私の脳内に火星の立体画像が浮かぶわけで勤務中に楽しんでいた記憶があります。(汗)

単なる遊びとしての3Dであれば、あと半年もすれば萎むことでしょうが、古くて新しい3Dを実務の場にもっと簡単に生かし、次の何のステップに持って行くのかが問われているようです。CPUやGPUチップの高性能化でこのブームに火が付いたようですが、どう捌いていけばいいのか凡人の私にはよく分かりません。 この先の展開を楽しみにしています。

一般人にとって立体写真は単なるお遊びと思ってしまいますが、このブームが来た底流には何があるのでしょうか。


ボイラーテスト

2010年06月25日 23時25分10秒 | からくり情報

 関東近辺は、雨の降りが足りないこの頃です。雨雲レーダを見ても今日の午後以降愛知県付近まで東上したまま停滞してしまいました。からっとした暑さなので今のところ助かっています。 以下ホームページの代行でライブスチーム作成の続きを記録しました。

ボイラー漏れテスト終了

 テスト方法が手抜きかなと思いつつボイラーの漏れテストをやりました。高圧ではありませんが今までの工程で作った箇所に問題ないことを確認できました。 説明書にはボイラーが出来上がったら水を入れてテストしろと書いてあるだけなのは不親切、初めての人には無理でしょう。アスターさん。(笑)  「この進捗状況のままでは試験など出来るはずがないではないか!」とブツブツ言いながら準備をしました。 水圧試験には手動ポンプが要るのですが、そのためには炭水車を先に作成するなどの計画が必要です。 このボイラーの主要な箇所はシール剤を用いて組み上げたのですが、まだあちこち穴だらけです。安全弁、通風弁、加減弁、給油用蒸気口はこれからの工程です。 再組立が必要な水位計のシール剤もまだです。これらの箇所は漏れてもいいことを前提に仮取り付けとします。ネジでめくら蓋をした箇所もあります。 圧縮空気を注水弁から送り込み、圧力計が3kg/cm2弱の状態で薄めた洗剤を筆で接合部に塗り泡風船で漏れを確認する方法を採りました。 これまで何回か試みていますが、問題箇所発見に役立っています。 

この結果、漏れが見つかったのは試験用に仮組した箇所のみだったので試験OKとした次第です。 漏れなしを確認した水位計はボイラー装着のためにガラス管を外しました。注水弁への配管にはガラス管が邪魔なのです。ガラス管の締め具合を勉強したと云うことです。

相変わらずのことですが、必死にやっていたのでテスト光景の写真を撮ることを忘れておりました。

Dscn8076 これはテスト前に水位計を組み込んで外ボイラーと組み合わせてみたところです。面倒な箇所は給油管と給油のために蒸気を送る管の取り付けで、最初の設定に十分注意することが必要なようです。

Dscn8094  ボイラー組立のために水位計のガラス管を取り外しました。振り出しに戻った感がありますが、一歩進んだのです。細身のボイラーなので四気筒で運転すると水がすぐ無くなりそうです。軸動ポンプの確実な作動が必須です。 同じ四気筒のDuchessも水使用量が他の機関車より多いと思います。

Dscn8078 外ボイラーに飾り帯や手摺り用のノブを取り付けました。次作業は内外ボイラーの組込みです。細くて密接した箇所もあるので慎重にやる必要があります。特に2mm径の長い給油管の取り回しが面倒そうです。 と考えてこの作業はこの辺で終わりです。

次の作業は、頭を冷やすために炭水車の組立を先に勧めようと思います。


整理しなくちゃ(汗)

2010年06月22日 10時19分23秒 | からくり情報

 外出できずまる一日対応していた庭木の剪定が終わりホッ。しかしながら予算の都合でたくさん秋に先送りです。(苦笑)

というか、あまりにも繁っているので職人さんの追加を依頼したのですが、季節柄出払ってしまったようで断られました。 秋にしっかりやりますからと云われたもののどうなることでしょうか?手を出せない大物の松が二本、これは何とかすっきりさせたいのですが、今回は時間切れでパス。毎年同じ時期に頭の痛くなる課題です。

一日家にいたおかげで有線で使っていた新型パソコンをやっとワイヤレスにしました。新型導入を機にルータも購入していたのですが、セキュリティ設定が面倒くさそうだったので一ヶ月放置していました。 新ルータでの設定は簡単、悩む必要はなかったようです。 これで文字通りモバイルパソコンとなりました。トイレに持ち込んでも動きます。 しかしながら我が工場は、離れすぎているのでちと無理のようです。

Dscn7916

 その一度は片付けが進んでいた工場ですが、GWR Castle の組立が進むにつれて雑然としてきました。それに天体三球儀模型の一部も占拠し始めています。狭い場所が更に狭くなっています。 レイアウト完成記念パーティをと云われておりますが、この分だと一夏越してからになりそうです。 レイアウトもあと一歩で一区切りのところでしたが、足踏み中です。

P1010760 雑然としてみっともないのですがまあこんな状態です。タオルが掛かっていたのをあとで気が付きました。(汗)

P1010758

あと一歩が進まない鐵道遠景です。毎回工事に着手するのですが、つい中断して運転を楽しむものだからいつまで経っても進捗しません。この世界には実社会と異なり線表が存在していないのが問題でもあり楽しみでもありますが、これでいいのだ。(笑)

ここまで書いて今日のタイトルが月並みなことに決まりました。ガンバロー。

(昼過ぎに追記)

薄日が差してグーッと蒸し暑くなりました。九州は大雨というのに梅雨はどこに行ったのかという天気です。そんな中、実が大きくなり垂れ下がってきたトマトの支柱を増やしました。ついでに雨待ちだった蜻蛉池に水を補給しているとヤンマのような黄と黒のまだら模様の蜻蛉が一匹でしきりにお尻で水を引っ掻くようにしています。観察をサボっていたので本日の蜻蛉が今年の初目撃です。オタマジャクシはまだたくさん残っているというのに先日補給したはずのメダカが見当たりませんでした。睡蓮鉢のは元気なので蜻蛉池での現象です。ヤゴが犯人か???

ほんのちょっとの作業でしたが汗だくです。さて、これから郵便局だな。家族が旅行に出かけると何だか色々仕事が湧いてきます。


ボイラーに着手

2010年06月21日 11時02分58秒 | からくり情報

 ホームページの更新を停止したままなのでここにライブスチーム製作の記録を書きました。興味ない方は飛ばしてください。本日もう一つ書いています。↓

先日下回りの基本機能を作成し、圧縮空気で動作する確認をしました。その後、ランボードを取り付けて機関車らしく仕上げましたが、組立は意外にトリッキーなので再分解を警戒して仮組立は必須の作業です。

Dscn8023 動輪カバー付きランボードを組み上げた下回りにボイラーを乗せてみました。もちろん部品として供給されたものをそのまま置いただけです。複雑な機構の割にはコンパクトな機関車です。このコンパクトさが作る上では意外に面倒なのです。 私のような手運び専門機関士にはうってつけのサイズなのかもしれませんが。

Dscn8039

内ボイラーは煙管二本のC型ボイラーです。この機関車で新たに採用されたのがバーナーの炎に曝される二本の水管です。 BR_9FSpamcanのボイラーでは一本水管を採用し効果があったのでこれを倍増したものを採用したようです。四気筒で蒸気消費量の多い我が機関車には高パワーボイラーが必要になりますが、その効果を出せるか否か、楽しみです。

Dscn8030

  ボイラーにはこの次の次の写真の火室を付けます。火室内側全体にはセラミックシートを貼り付けています。バーナーが直接当たる天板部は三枚貼りにしています。水管やボイラー底部に当たった炎は二本の煙管を通りながらボイラー内部の水を温めます。Dscn8027

ボイラーの燃焼を想像しつつ部品類を確認してから組立手順の確認のために仮組立をやりました。

Dscn8033

ボイラーのバックボードと加減便、通風弁です。

Dscn8044 小型のボイラーの割りには入り組んでおり、クイズを解くような手順です。仮組をして一晩頭を冷やした上で組立を進めました。水位計と注水弁がクリアランス2mmです。しかも水圧検査後ガラス管を外して注水系の配管をし、その後水位計の再組立だそうです。

Dscn8064最近の手法として定着したのが、手漕ぎポンプ用の延長真鍮棒を水位計のガラス管代わりにすることです。これを差し込み水位計の上下の位置決めをやりました。スルスルと抜き差しできるように設置します。シール剤をねじ山に塗りバックボード内側のナットで締め込みました。圧力計など取り付ける部品がまだ残っていますが、もう少しで水圧試験ができそうです。

今回の記録はここでお仕舞いです。次回はガラス管と圧力計取り付けから作業再開です。そうそう、小型圧力計は英国製です。今でも小型のものは英国製が幅をきかせているようですね。さすがに裾野の広い鐵道王国の英国です。

Dscn8050 


GWR Castleのエアテスト

2010年06月14日 11時41分29秒 | からくり情報

 法事やら「ふれあいサンデー」に明け暮れつつもライブスチームの進行も気になり空き時間を見つけてはコソコソ組み立てていました。 記録のため長い日記となりましたが、ご容赦ください。 興味ない方はパスしてください。

 前回は四気筒の弁装置を組立終わったことを書きました。ざくっと弁の位置を合わせていたのが前回までです。 組立説明書にはクランク各位相での蒸気口と弁の位置を詳しく書いてありますが、私の場合は蒸気流入をイメージしつつ動作を確認してしまいました。 ニュートラルの位置取りが肝心でありますが、微妙に前後するので最後は目分量でエイヤーッと決めました。 前進、後進でのポートの開き具合を眺めつつ弁心棒への弁取り付位置の微調整を繰り返して閉鎖の決断です。 弁カバーの締め付けの際はいつも不安になりますが、これでいいのだと自分に言い聞かせるという自信のなさです。

Dscn7986

まず最初に内側エンジンの弁カバーを閉じて煙室の底板を載せ排気管までの仮組です。以前作ったLMS Duchessはダブルの排気管と煙突ですが、それよりも時代の古いCastleは四つの排気を一本のノズルに集約しています。この違いが排気音にどう影響するのか楽しみです。 Duchessの場合はダブルの排気機構のおかげで大変いい燃焼と排気音でした。もちろん蒸気消費量も二気筒機関車に比べ確かに大きいという結果でした。

Dc060554この写真は5年前の同じ工程におけるDuchessの写真です。 シール剤の後処理が悪いままでした。排気ノズルが二本あるのが分かると思います。外側エンジンに弁装置があるので床下はすっきりしているなと今頃気が付きました。

実は、Castleの二組のエンジンは、意外に離れているので煙室を含めての取り付けがややトリッキーなところがあります。順序を間違えると再分解となるので仮組は必須です。

Dscn7987 過熱管からの給気はこの長い管路を通って後部エンジンに送られます。これを順序立てて組み立てるわけです。放熱防止に何か巻こうと思いましたが、シリンダーカバーから煙室までは真鍮製鋳物の配管が覆うのでこのままとしました。

Dscn7991 煙室内下部の焼き付き防止のためにセラミックシートを貼り付けて排気管と排気ノズルを締め付けました。その後エアテストのために過熱管を仮装着しますが、まだ外側エンジンは開いたままです。順序を間違うとパーなのでのんびり進めました。何気なく印刷箇所の部分を切り抜いたので赤い煙室になりました。(汗)

Dscn7993 長い給気管を過熱器に接続してエアテストの準備終了です。過熱管はあくまでも仮組なのでシール剤は付けずに空気が漏れない程度に締め付けてあります。この工程ではエンジン部からのエア漏れがなければいいのです。それに肝心なのは回転することです。 各コンポーネントを個別点検したときは軽く動くのですが、組立後は各部の摩擦が累積されて手で回すのがやっとになるのは毎度のことです。 初めての人は不安になりつい各部を緩めるのではないでしょうか? この位重くていいのだと思えるのは経験です。 この重さが運転会に数回出場させると軽やかになるから不思議です。軽くなったからどこからか漏れるというわけではないので安心しています。

さて、エアテストは過熱器の上部にあるねじ穴から圧縮空気を入れます。ここは完成すると潤滑油の給油口になります。エアで回す場合は潤滑油の供給ができないのでエンジンを閉じる際にあらかじめたっぷりの軽いマシン油を弁内に入れておきました。 エアテストは場所を変えて行ったので残念ながら写真を撮っておりませんでした。 毎回同じだった記憶があります。

Dscn7992

エアテストのあらましは次の通りです。

圧力は2kg/cm2、弁は前進位置としました。最初は堅くて回り動きませんが、手で第一動輪を回すとぎこちなく回り始めました。 時折ぎくしゃくしますが、排気管からの油混じりのドラフトは規則正しい周期で排出されます。 1,2分経過すると手を添える必要もなく回転するようになりました。 逆転機を次第に後進に入れて逆回転を確認しましたが、前進の方が調子よさそうです。これならば一安心です。この操作を数回繰り返すとだいぶ調子が出てきました。エンジンとしては検査OKです。更に鬼門の給水ポンプの作動を確認しておきましたが、今回は間違っていませんでした。

 これで下回りは70%程度終わったのではないでしょうか、エアテストが無事終了したので組立を更に進めていいことになりました。ホッとする一瞬です。 後送りにしていたナンバープレートの焼き付け塗装はこれからです。これが終わるまでは安心できませんけど。

四気筒らしい排気音に位相のずれを感じないので大丈夫だろうという甘い審査でしたが、何時になるか不透明な完成が楽しみです。(エアテストの項終わり)


Castle 下回り組立中

2010年06月08日 22時57分51秒 | からくり情報

 GWR(Great Western Railway)Castle 製作の続きです。

 しばらく内側のエンジンを主台枠に取り付けた状態のままでした。 気になっていた家の行事を何とか終えて自分の時間を少々取り戻せたので一気に進めた結果、エンジン機構を繋ぎ合わせることができました。 この写真は作業前の状態ですが、普通目にする蒸気機関車と違い横からの姿は主連棒と連接棒の二本構成のシンプルなものとなります。これが後述のGWRの特徴です。 Dscn7880    

作業は予定時間内に終えましたが、弁調整や組立検査はこれからです。手回しではまだまだ重いのですが、問題なく回転するので先日前後を取り違えたようなことはやっていないものと確信しています。 が・・・・ 最近多いからなぁー。

GWRの四気筒エンジン方式は第一動輪内側の偏心カムによって日本の機関車でよく見る半月型のエキスパンションリンクを駆動するようになっています。もちろん主台枠の内側にあるので外からは見えません。 込み入っているのですが簡単に云えばこの前後動をラジアスロッド経由で弁心棒に伝えエンジンの動作を制御するわけです。とりあえずエンジン機構を繋ぎ合わせた状態は下の通りです。もちろん実物と同じ機構です。 このような仕掛けが裏に隠されているのがイギリスの機関車です。トーマスって玩具的と思っている方も見直していただければと思います。物事の本質は裏側に隠されているのです。

Dscn7894

Dscn7906 

四気筒なので弁はシリンダ毎に付いています。ところが弁を駆動する機構は内側に二組です。ごらんのように左右に伸びたロッキングアームで内側の弁動作を外部の弁装置に90度ずらして伝えることでどちらのエンジンも矛盾無く動作します。

この写真をじーっと見ているとロボットのように見えてくるから不思議です。これを蒸気機関車としてきちんと動作させるためにこれから弁調整を行います。この仕掛けも工程が進むにつれて煙室の下に隠れてしまうのでちょっと勿体ないような気がします。

これと同じ仕掛けのライブスチームは、5年前にLMS鐵道のDuchessで経験しましたが、微妙に構造が違っています。こちらの弁機構は外側エンジンに付いているから日本の蒸気機関車と同じように見えますが、実は英國最強を誇る彼の地の栄光の機関車です。もちろん今でも動態保存されてボランティアベースで動いているのも凄いことです。 それに引き替え我が金持ち?JRではD51の空釜を焚いたり、狭軌世界最高速?と豪語していたC62もいつも間にか火を落としたり隅っこで細々動いたりで一体どうなることやら? 観光客が減るととたんに火を落とすことでしょう。 ムードや空気では如何ともし難い機械からくりを好まない国民性のせいかもしれません。

ところでDuchessではCastleとは逆に外部エンジンの弁動作を内側の弁に伝えています。写真では梁の下にロッキングアームが隠れています。時代的にはここで紹介しているCastleより後年の機関車です。

Dc051156 これがDuchessのエンジン機構ですが、内側に弁装置用カムがないのですっきりしています。

Dc070225

そして外側から見た弁装置です。クロスヘッドの真上にロッキングアームの先端がありますが、そう思って観察しなければ内側にもエンジンがあるとは気が付きません。 私もこの模型を手がけるまでは知らなかったのです。 日本の蒸気機関車と似ていますが、標準軌なので出力は倍以上あるわけです。似て非なるもの、羊の皮を被った狼というところです。

このようにエンジンの違いを楽しみながらのんびり組み立てているところです。この続きは近日中に書くこととします。

ところで、お仲間のくりさんからラジコン化計画を持ちかけられています。いつも計画倒れになっていますが、今回はCastle製作とともにノウハウをお借りして9F EveningstarのRC化にも取り組もうと思っています。一歩踏み出すことが大切であることはよく分かっております。はい。(汗)

興味のない方には反古にされることを書くのもストレス解消なのでご容赦ください。

パソコンのトラブル結果についても以下に書いております。 ↓


急がば回れ

2010年06月04日 21時20分23秒 | からくり情報

 このところ諸事繁雑なことが続き身動きままなりません。唯一の楽しみはアスターホビーのGWR Castle を作ることですが、時間がないので小手先だけの作成です。 こんなやり方ではろくなことが起きないだろうなと思っていた矢先に大幅なやり直し作業を発見してしまいました。 前回の記事で写真を掲載した内側シリンダーが前後逆でした。ということでせっかく丁寧に仕上げた内側シリンダーはすべて分解することになりました。

組み立てが進まないので動輪を並べて自己満足です。スポーク動輪はなかなかいい感じですね。

Dscn7715 この機関車は従台車がないので比較的小さなものになります。運搬が楽だろうなと運転会を夢見てしまいます。

が、好事魔多しでありました。

Dscn7824

この主台枠に内側エンジンを組み込もうとして位置取りがうまくいかなくて気がつくというお粗末な話です。 部品作りという感覚で進めるとやっぱりまずいですね。まとまった時間で全体的に見渡してからある範囲を作り上げないといけないなと思った日でした。

このまま放置するのもしゃくなので夕食前に集中作業を進め、内側シリンダーと第一動輪を組み込みました。やればできるのだ。(笑) GWRの弁装置の特徴である偏心カムの内側にテフロンテープを巻き、主連棒と動輪のクランクにもテフロンワッシャを入れたのでまだ堅い回転です。慣らし運転が終わるまではこんなものでしょう。

Dscn7849

 動輪を主台枠に装着する前に弁装置、エンジンを組み立てるという手順は、同じ四気筒機関車のLMS Duchessの組み立てとは違うので戸惑いましたが、構造が分かると気分的に楽です。 まだまだ面倒なエンジン組み込みが続きますが、まあのんびり行くことにします。

諸事繁雑、またしばらく工場閉鎖が続きそうです。

そうそうHomepageデータベースの修復は当分未着手のままになりそうなのでブログに記録を残すことにしました。


再開しました

2010年05月29日 22時07分34秒 | からくり情報

 十日近く休んでしまいました。パソコンダウンに呼応して身内の怪我が相次いで起き、再開の元気も出なかったのが実情です。

パソコンのHDDが壊滅した原因は不明、ある日予告もなく発生しました。昨年はマザーボードを交換したしなぁーーー。(汗)  HDD交換には7万以上、更にできるかどうか保証できないデータ抽出に20万?は必要と云われたので思い切って廃棄してしまいました。

しかしながら夏モデルの販売直前とあって必要とするモノが殆どありません。 発売日を待ちかねて思い切ってレッツノートにしました。 軽い・速いでなかなか快調です。が、その後延々と続くセットアップとデータ修復でパソコンアレルギーが発生し、ブログも見て見ぬふりでした。

Win7に戸惑いながらも何とか元に戻しましたが、細かい点では課題もあります。 ついでにルータ性能を上げるため新調しましたが、交換はこれからです。面倒な無線LAN再設定も控えていますが、どうやら息切れしてしまいました。

やっとGWR Castle の製作にも手をつけ始めたのですが、案の定Homepageの最新データが消滅したので果たしてどこまで戻せるのか不安定な状況です。とはいえ製作記録をまとめておきたいので当面はブログ中心に記録するつもりです。

Dscn7701 四気筒エンジンが組み上がりました。まだ部品という状態なので感激はありませんが、とにかく軽く動くように仕上げたつもりです。外側エンジンの弁装置は前方から駆動されます。GWR の蒸気機関車の特徴の一つです。これから主台枠の組み立てです。エンジン以外には先台車を作っていますが、バネを多用した面倒な構造です。 手慣らしに組み立ててみたのですが、まずまずだと思います。

Dscn7710

こんな具合にゆるゆると再開しました。 参照していたお気に入りも消滅したので初心に戻ってのパソコン操作になっています。 

 修復の山が見えてきたところでものすごい疲労感に襲われています。色々あった出来事も忘れてしまった感覚です。それにこの時間になると睡魔がやってきます。支離滅裂な文章が出来上がる時間です。(苦笑)


さて新プロジェクト

2010年05月17日 12時50分05秒 | からくり情報

 数日ぶりにここを書いています。不在していましたが、色々あって書く元気も消滅していました。ちと休養したら少し元気が出てきました。日曜の朝、フジテレビで佐賀県武雄市長の樋渡さん特集と我が故郷の様子を見たせいかも知れません。知らない普段の顔を見せてもらいました。報道の中で幼馴染みの顔がちらりと覗いていたのも微笑ましくて何よりでした。もっともっと元気になって欲しい故郷です。

 樋渡さんの仕事はあんな具合なので昔お仕事をお願いしていた時は大変だけど楽しくやった記憶があります。(苦笑)  市役所で云えば、むちゃ振りでベクトルを定めてもらうと実行する面々は楽だろうなと思います。過ちを改めるにためらうことなかれ精神も持ち合わせておられるので(仕事の出来る)部下から見ると具体論から始まるので実は楽。最初を産み出すのが実は大変なことだと思います。一のアイデアには百の素案???  方向違いのベクトルやコロコロ変わるベクトル合わせの生じている与党政権には見習って欲しいと思った時間でした。もう少し長い特集番組があればと思います。

ところで元気を出すべくHomepageで新プロジェクトを始めました。まだまだ軌道に乗る段階ではありません。細々と内職レベルです。調子が出たらブログにも書いてみましょう。 この趣味、ライブスチームの面白さをネタにまた何かシリーズものを書いてみたくなってきたのは復調の兆しでしょうか。諸事多難の最近、息切れを起こさない程度に頑張ります。

Dc051305

 さて、本日は休日に残ってしまった宿題や家事の整理です。外出したいのですが、まだ外に出る余裕が出ていません。工具を見定めにバスに乗って渋谷東急ハンズに行きたいのですが・・・ さてさて。