万年思春期

以前こっちに住んでいたときは、10月末が来ても、
ハロウィンって？
って拍子抜けするくらいに、周囲では何も起こらなかった。
英国ではやらないんだなぁと、
trick or treatを楽しみにしてた子供の私は
肩を落としたものだった。

英国人は一年のイベントをクリスマスに一極集中させているところがあって、
その他のイベントはあまり重視されない傾向にある。
イースター然り。
卵型のチョコレートを贈りあったりはするけれど、
例の子供たちが芝生の中を卵を探して歩くっていう可愛らしい行事が
行なわれているのは見たことがなかった。
少なくとも10年前までは。

ところが2006年秋。
近所のスーパーには橙色のかぼちゃがして
季節モノ然と売られているんですねぇ。
コレでランタンを作れと、いうわけですな。
いやー、やはり10数年前からとは違うなぁと。

　　　　　　　　　　　

場所がミッドランドの田舎町でなく、
コスモポリタンシティ・倫敦というのも大きいだろうけれど、
米カルチャーの流入は目覚しい模様。

うーん、そういえば階下には子供が、そして米国人。
念のためお菓子を用意しておくか。
なんて考えてるとちょっと楽しみに。
なんだかんだ、やはりお祭ごとはいいものですね。