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AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

あましん最後の挨拶

2025年09月08日 | カテゴライズできない
goo blogサービス終了に伴い、Hatena Blogに引っ越しすることとあいなりましたので、お知らせします。

ブログ名は引き続き『AMASHINと戦慄』で運営いたします。

よろしくお願いします。

AMASHINと戦慄

AMASHINと戦慄

日々ブログレッシヴに生きる。

AMASHINと戦慄

 


私めの個人的な趣味関連の自己満足以外のなにものでもない誰の役にも自分の役にすら立たないブログ活動に長年お付き合い下さりありがとうございました。

gooブログは、使い勝手がいいような、悪いような、それでも慣れ親しんだ場所として20年間ありがたく使わせていただいてました。
数年前に自由にタグ付けができる機能が追加され(それまで「韓流スター」だの「グルメ」だの、私に関わりのないgoo側が提示したキーワードしか選べなかった)、過去の記事にシコシコタグ付けすることに日々勤しんでいた矢先、まさかのサービス終了・・・

まぁgooブログ側も運営するのに苦労されてたと思われます。
途中でgooメールを有料制にしたり、dポイントと連携したり・・・
記事をアップしたらそれを皆さまに通達できる(ただしgooブログ登録者のみ。しかも利用は不定期)「アピールチャンス」機能なんてのも出来ました。
記事を書いてアピールチャンスがきて通達すると、1分も経たずに何人かの訪問者から「いいね!」「続き希望」とかの反応がくるのですが、いや記事全く読んでないやろ!という、どう考えてもサクラを使ってるような怪しいサービスでしたけど。

ブログは、書き始めの頃は、今でもしょっちゅう会っている大学時代の音楽仲間には知らせておりました。
それ以外は書いてるのバレたら恥ずかしいので(趣味全開なので)一応匿名性をもってやっておりました。
ただ、中学時代からのあだ名をそのまま使ってしまったため、記事の内容からして昔の同級生何人かには余裕でバレてたと思います。
実際コンタクトがありましたし・・・
十数年前にはお付き合いしてた人にもバレたりと・・・

まぁでもブログを通じて色々出会いもございました。ほとんどメタラーの方ですけど。
実際お会いした方も何人かおりますし。
「コメントなんて別にいらねーよ」みたいなつっぱったスタンスでブログを書いてるつもりではありますが、コメントして下さる方がいるとやっぱ嬉しいものです。
最近では全くですけど、ある一定期間ずっとコメントして下さる方が老若男女、代わるがわるいらっしゃって、すごく親しんでくれてるんだなぁ~って。
でもある時期を境にパッタリ反応がなくなってしまうという・・・・
まぁたぶん私の節操のない趣味の記事に愛想つかしたか、どっかの記事で気に障ったとかだと思われます。
大学時代の連中も最近全然見てくれてないようで・・・
昔は会う度に感想言ってくれたり、メールくれたりしたんだけどな。
てゆーか今やSNSの時代。ブログなんて書く人も読む人も減少の一途を辿っているってのが現状でしょう。


とまぁ、最後の最後まで愚痴りまくりの文章となってしまいましたが(だから愛想つかされんだよ!)・・・・・

おそらく引っ越し先でも同じような内容になると思われます。
それでもよければ、引き続きよろしくおねがいします。


かしこ


あましん  令和7年9月8日


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Just Say Ozzy

2025年07月30日 | やっぱりメタル!!
オジー・オズボーンの訃報を聞いた時は愕然としたと同時に、ああ、大往生を遂げたんだなと、灌漑深い気持ちにもなった。


というのも、オジーは亡くなる約二週間前、生まれ故郷のバーミンガムで、『Back to the Beginning』と題したオジーにとって最後となるライブを敢行した。
ブラック・サバスのオリジナルメンバーが再び集結し、全4曲という短さではあったが、奇跡の復活ライブを見事果たしたのだ。




SNSでは、オジーのステージを批判する者も続出したと聞いているが、YOUTUBEでファンが投稿したライブ動画を見た限りでは、いや、全然歌えてるやんかと。
逆にまだこれだけの力が残っていたのかと、現地でオジーの最期の雄姿を見届けたオーディエンスを羨ましく思った。
ビル・ワードも割と叩けてたし。

すでにパーキンソン病を患ってたオジーは立って歌うことは叶わず、ずっと椅子に座ったままのパフォーマンスではあったが、まぁ現役バリバリの時代も手を叩いてステージを右往左往する印象しかなかったので、むしろあの物々しいサタニックな玉座で歌うオジーの方がメチャメチャ悪魔的雰囲気が出ていたように思う。




正直、私自身ヴォーカリストとしてのオジーをそこまで好きかというと、微妙だった気がする。
技術的にあまり巧いと思ったことはないし・・・まぁヘタウマの元祖という感じ。
ただ、個性としては飛び抜けてたと思うし、あの独特の野獣感は、他の者が真似してできる歌唱でもなかったように思う。


オジーは私にとって、昔からメタル界の名物おじさんという印象。
レセプションパーティーでの鳩喰いちぎり事件とか、ステージ上にファンが投げたコウモリに噛みつきそのまま病院に搬送事件とか、オジーの妻シャロン・オズボーンに殺人未遂で通報されるなど、彼のこれまでの奇行伝説は枚挙に暇がない。
メタル専門雑誌B!誌にページ一面に掲載されていたオジーが自分のイチモツを股にはさんで全裸で写っていた特大写真は、中坊の頃の私にとって強烈なインパクトがあった。




私が生まれて初めて観たオジーの動く映像は、MTVで流れたアルバム『罪と罰』からの「Lightning Strikes」のPV。
終盤でギターのジェイク・E・リーの長髪をつかんで引きずるシーンを見て、「うわ!こいつヤバいやつやなぁ~」って、ドン引きした記憶がある。



私が初めて購入したオジーのレコードは、『BLIZZARD OF OZZ』。



「I Don't Know」、「Crazy Train」、「Suicide Solution」、「Mr. Crowley」、「Revelation (Mother Earth)」と、今月再びザック・ワイルドと共演を果たしたソロラストライブでも本作からの楽曲が多く演奏され、私自身当時めちゃくちゃ聴きまくったメタル史上に残る名盤。
ジェイク、ザックも技術面で大いに優れているが、やっぱ感情的にかき鳴らす粗削りなランディ・ローズのギターが好きなんよね。
ドラムやり始めの頃、学園祭出演のため臨時即席で組んだバンドで「Crazy Train」コピった思い出もある。グダグダやったけど楽しかった。



ブラックサバスに出会うのはもうちょっと後で、中学時代の終わり頃、B!誌にも載っていたギターの通信講座でいち早くエレキギターを始めたメタル同級生が教材曲であった「Paranoid」のギターソロを私の面前で弾きこなすのを見て衝撃を受け、次の日くらいに自転車こいで3つ駅先のレンタルレコード屋まで赴き、2nd『Paranoid』をかりたのでした。




ブラックサバスに関しては、オジー参加作品はだいたい持ってるし、1st、2ndこそよく聴いてたものの、そこまでハマってたワケではなかったかな。
ただ、そのサバスに影響を受けたドゥーム系のバンドは大好きで、まずは人間椅子がそうだし、CathedralとかTroubleとか。




サバスがあらゆるメタルの始祖というのはおそらくその通りで、メタルの特徴であるヘヴィリフっていうものを打ち出した先駆的バンドとしては語り継がれるべきバンドであるのは間違いない。
それはメタル=悪魔というイメージ作りにも大いに貢献したかと。




私が中学からハマって一番音源保有数の多いスラッシュメタルにも、もちろんサバスからの影響が絶大で、『SABOTAGE』に収録されている「Symptom of the Universe」のアグレッシヴなリフは、スラッシュメタルバンドの手本となったバイブル的名曲であろう。

今月のバーミンガムのステージでは、この曲でトラヴィス・バーカーとダニー・ケアリーとチャド・スミスの三者がドラムバトルを繰り広げている。



数々の伝説、名曲、そしてフォロワーを遺して、オジーは逝った。

彼の残した悪魔の遺伝子は、これからも多くのメタルバンド、いや、オルタナティヴなロックバンドにも未来永劫受け継がれるであろう。


R.I.P. Ozzy Osbourne.....

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ブラッフォードと戦慄

2025年07月12日 | コンサート
ついに!念願のビル・ブラッフォード(ブルーフォード)の生演奏を拝むことができた。


イエス、キング・クリムゾン、UK、ジェネシスと、数々のビッグプログレバンドを渡り歩いた技巧派レジェンドドラマー、ビル・ブラッフォードは、(10年前くらいだと思っていたのだけど)2009年、還暦を迎えたことからライブ活動からの引退を表明していて、私自身、浪人時代から憧れていたドラマーのひとりだったにも関わらず、1995年のキング・クリムゾンの来日公演を不覚にも見逃しており、一生彼の生演奏を拝むことは叶わないだろうと。
それがまさかの引退を撤回、それどころか来日公演が決定したときは、飛び上がらんばかりに歓喜した!!

まぁ彼が引退を撤回したのは、実は3年前のことで、2022年にPete Roth Trioっていうジャズバンドを結成し始動していたことは全然知らなかった。




しかも、ビル自身、昨年ファンのコンベンション出演のため来日していたらしい。
もーう、俺ってどんだけ情弱ソン!!
(ま、知ってても行かなかったろうけど)


ビルの奇跡の復帰来日公演。
これを観たがらないプログレファンがいるってのも不思議なんだが、またしてもSalyu繋がりであるお馴染みサムソンひとりが同行に応じてくれた。



公演日間近になると、なぜかBrufordのそんなに好きじゃないアルバム『One Of A Kind』から、「Hell's Bells」のイントロが私の頭の中で繰り返し流れていた。
ビルの最近のインタビューから、若い頃携わった名曲群は99%演奏されないのはわかっていたが、せめて1曲くらい演ってくんねーかなーっという期待と願望がどこかにあったのだろう。


会場はビルボード大阪。
リリイ・シュシュ(Salyu)のライブ以来だから3年ぶりか。

入口どこかもう忘れてた。



ビルボードだから1日2公演で、両方行くファンもいるだろうが、私は2部の方を選択。
20:30と開演時間遅いが金曜日だったので心のゆとりはあった。

年齢層は当然ながら年寄り目。
やっぱ「太陽と戦慄」Tシャツの方がチラホラと。
かくいう私も実はカバンの中に忍ばせており、ライブ直前になって着替える予定だったが、カブるの恥ずかしいし面倒くさいので思いとどまった。





せっかくこういうとこ来たので高めの(ジュースみたいな)カクテルを。



正直ジャズはそれほど得意というわけではない(ジャズっぽいロックは好きだが)。
今回のPete Roth Trio、ライブ前YOUTUBEでチラっとだけ拝見したんだけど、ライブ中ウトウトしてしまうこと必至感がかなり濃厚であった。
まぁ言うてもこちとら目的はビル・ブラッフォードの生演奏。
ただ、ビルにしてもプロとして13年ものブランクがあり、今年齢76歳。
劣化した爺ちゃんがジャズ奏者に適当に合わすだけの無難なプレイになんのかなーっていう懸念は拭い切れなかった。


TAMAのドラムを愛用してると聞いてはいたが、これはビルの自前の?



固唾を飲んで待っていると、ブラッフォード、いや、ピート・ロスご一行がステージに登場!
初生ビル・ブラッフォード姿に私が興奮したのは言うまでもない。
うん、元気そうだ。


開演。
最初2曲は・・・うん、つかみどころのないジャズって感じで、ビルのプレイもそこまで派手じゃない。
開場前にモンスターを飲んでライブに臨む予定だったが、それをすっかり忘れててやはり少し眠気が襲って来たんだけど、3曲目でツボをつくようなリズムの曲がきてシャキっと目が覚める。
(この曲の前にピート氏がMCの中で「One of A Kind」ってフレーズを言ってた気がしたのは、私の聞き違いだろうか?)
そしてこれぞビル!!なドラミングが展開され、一気に気分が高揚し、歓喜した!
ホンマに13年間も引退してたん!?っていうくらい全く衰えを感じさせない、従来の技巧派ドラマー風格タップリのビルのプレイに驚きを禁じ得なかった。
もちろん後ろに座っていた友人サムソンも大興奮。
やはり、引退後もドラムキットに座ってそれなりに鍛錬をされていたんだと思う。
でなきゃあれだけのプレイは出来ないかと。

Pete Roth Trioは、基本ジャズなんだが、やはりビルが叩いているせいもあってか、ジャズロック然とした感覚がある。
中心メンバーであるギターのピート氏も、エフェクターを駆使し、時折オルガンっぽい音色を奏でたりなかなか面白いことを繰り出してくる。




それからも、ビルのソロ的な場面が何度かあって、その度に「ワーーーっ!!」と歓声があがり、皆大興奮。
ビルのあの神ストロークも飛び出し、もう感無量といったところだった。

それにしてもビルの歳を感じさせぬ佇まいよ。
背筋もシャンとしてるし、一時ドラム席から立ち上がりステージ袖で2人のプレイを冷静に眺めるという余裕なんかも見せていた。




全プログラムが終了し、スタンディングオベーション。
ビルは手を振って余韻に浸るでもなく、静かにステージを去っていく。
その時、後ろにいたファンが数名Brufordの名盤『Feels Good to me』のアナログ盤を掲げて、大慌てでビルの方向へとかけていったのだが、ビルはさっさと退場して、ファンはスタッフに制止されていた。
実は私もひょっとするかもと思って同じアルバムのCDジャケをカバンに忍ばせていた。
ブラッフォードファンは考えてることが一緒やなー。





うん、ビルもまだまだ元気そうだし、2年後くらいにまた来てくれるんじゃないかな?
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シン・ガンダム

2025年06月23日 | ミノフスキー粒子
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が盛り上がってますね。

昨年映画が公開されてなにかと話題に昇っていたことは気づいてました。
まぁでも次世代ガンダムといわれていた機動戦士ガンダムSEED(種ガン)すら興味なくって一切鑑賞してこなかった私が、令和ガンダムに興味を示すのはなかなか難しい。
ただ、若い世代の人たちが『水星の魔女』などの令和ガンダムを観て、昭和からのガンダムのルーツを探ろうとする動きが近年盛んになっているようで、これは何事かと。


私が『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(ジークアクスと読むらしい)に興味を示したのは、この作品にシャリア・ブルというキャラクターが出演、活躍しているという情報を得た時だった。

シャリア・ブルといえば、我々ファースト世代でもガンダムを熱心に観てる者しかその名前は把握していないであろう、「木星帰りの男」と呼ばれるジオン軍のニュータイプの人物で、ブラウ・ブロというサイコミュシステム搭載のモビルアーマーに乗っていた。
かなり強かったが、ニュータイプとして覚醒しまくっていたアムロが駆るガンダムとの闘いで、第39話のみの登場であえなく散っていった。




結局映画の方は観なかったのだが、今年4月から読売テレビ深夜にこのジークアクスのTV版が放送されるというので、どういうことなのか確認する機会を得たわけだが・・・

録画予約で観ると、なんかしらんがその前にやってる上田と女なんとかっていうクソみたいなバラエティも抱き合わせで録画されて(視聴率稼ぎ?)鬱陶しいので最近はアマプラで観てる。


いきなり宇宙空間に薄緑色に配色されたホワイトベース?
しかもボディーにはジオン軍のマーク・・・
どういうこと?




緑の木馬に搭乗しているのは、かなりイケオジになったシャリア・ブル大尉・・・いや、今は中佐であられましたな。
で、なになに?この世界ではジオン軍が連邦に勝利しただと?!
確かに、富野由悠季先生の著した小説版ガンダムでは、ジオン軍が勝利をおさめるのだ。




そして彗星のごとく現る赤い熱源体・・・

やつだ!やつが来たんだ!

デカいビットが装備された魔改造の赤いガンダム!!




で、本ガンダムの主人公は、なんと女子高生。
中立コロニーサイド6で暮らす名門高校の生徒で、母親は公務員か何か。
もちろんバリバリのニュータイプで、もともと運動神経はいいようだ。

ガンダムに乗る時はなぜかニット帽。宇宙戦の時はせめてメットをかぶれと言いたい。



しかしなんだな、これが今の若者の流行りのノリ、そしてキャラクタータッチってのは理解せんといかんのんだろうが、安彦良和キャラデザインに慣れ親しんでいる昭和のオッサンにはなかなか馴染み難い・・・なんか深夜アニメを観てるようで。
4話目の元連邦軍の童顔の人妻エースパイロットが出てきたときは、SNSがやけにザワついてて萌え萌えポストで賑わってたのには正直ついていけんかったし・・・
で、最初やっていることといったら、クランバトルってう非合法なモビルスーツ決闘競技(ビルドファイターズの実機版?)。

そんで年頃のティーン男女のグループ交際の青い三角関係を延々見さされてる感じ。
うわ~、これ最後まで見てられるかな~と不安にかられてたんだが、2話目でオッサンたちは度肝を抜かれることになる。




これってファーストガンダムの1話の再現やん!
いや、パロディーといったところか。
シャア、デニム、ドレンなどがまんまのキャラで登場する。




BGMもファーストのやつが流れてて、伝説の劇中歌「シャアが来る」のあのダサい歌抜きのインストも流れちゃうという。
CMにいく前の「シュウ!」の再現は、もうスタッフの悪ノリとしか思えないwww




シャアの声優が池田秀一氏でないのが最初違和感ありまくりだったが、昭和ガンダム世代のオッサンは、正史を根底から覆す驚きの展開に、ただ目を見張るしかなかった。
なんとシャアがガンダム、そしてホワイトベースの強奪に成功してしまうのだ!

そう!このGQガンダムは、アムロがガンダムに乗らなかった世界を描いているのだ!!

つまり一年戦争でジオン軍が地球連邦軍に勝利をおさめた設定の、いわゆるパラレルワールドが描かれているといってよい。

だからファーストでバケモノ級の戦闘能力を持つアムロが駆るバケモノ級のMSガンダムと対峙して、あえなく散っていったジオン軍の歴戦の名パイロットたちが1年戦争を生きながらえ続々と登場するのである!
シムス中尉、黒い三連星(マッシュは写真だけ)、マ・クベ、トクワン、そしてデミトリーまで!!




残念ながらザクレロは登場しなかったが(多分実用テスト前に放棄されたんだな)、デミトリー搭乗のザクはすぐわかったぜぃ!




ただ、私の好きなランバ・ラル大尉の姿が今のところ見当たらないんだが・・・ひょっとしたら軍を抜けてサイド3でハモンさんとよろしくやっているのかも。
(アムロの父、テム・レイもおそらく酸素欠乏症にならないで済んだと推測される)


全体的にはグリプス戦役の流れと似ていて、話が進むにつれてキシリアVSギレンというジオン内紛の様相を呈していき、そこにどっちつかずのシャリア・ブルの思惑が交差する。
ファーストではキシリアとギレンとの間で器用に立ち回れず戦死するしかなかったシャリア・ブルが、GQでは慎重かつ大胆に躍動し、あの強力モビルアーマーのブラウ・ブロが「キケロガ」と名前を変えて(しかも可変型!!)サイド内、そして宇宙空間で自由奔放に暴れまくる姿は実に痛快だった。

ブラウ・ブロ・・・いや、キケロガの中にこんなのいた!!



現代の若者ウケするアニメのノリに辟易することもしばしばだが、そういうのも回を重ねると慣れてきて、40年前のSFアニメ作家さんたちが想像すらできなかった現代のスマホ社会をまんま宇宙世紀に取り入れたりするのは面白いし、ちょっとボディコンになったMSもなんだかカッコよくて魅力的。今回庵野秀明さんも絡んでるからまさに「シン・ガンダム」っといったところだろう。

軍警ザクのプラモ欲しい!



あと、全体的にオシャレだね。スピード感があって。
売れっ子シンガーソングライター米津玄師氏によるオープニングテーマもカッコいいけど、個人的には星街すいせいさんの歌うエンディング曲「もうどうなってもいいや」が流れる瞬間でめっちゃ上がる。



AdoとかYOASOBIとか、今若者の間で人気のこういったジャンルってボカロっていうらしいんだけど、普通にデスクトップミュージックって感じなんだが、ボカロって最初CGキャラに合成ヴォーカルで歌わすってシステムのことじゃなかったっけ?オッサンにはよーわからんけど。


GQは正直何回も観返したくなるほど面白いとは思わない。主人公たちにも感情移入できないし。
ただ興味深いって感じではある。ファーストのオマージュテンコ盛りだし。
「こんにちは、お急ぎですか」の合言葉は細かすぎて伝わらないファーストネタで笑った。
これはオヤジが熱中するわけだし、若者はファーストをリバイバル視聴するしかないだろう。
まぁ若い子は若い子で昭和アニメの崩壊作画はガマンのしどころか・・・




さて、ジークアクスTV版も明日で最終回。
どんな結末が待っているのかほんと楽しみ!
まぁシーズン1ということで、まだまだ続くのでしょう。

先週から劇場版も全国で再上映されてますね。
さて、次のシーズンがあるとしたら、先に劇場で観るか、それともTV版を待つか・・・
う~ん、大いに悩むところではある。


「知らんがな」と、ガンダムが言っている。
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Stairway to Disk Heaven

2025年04月13日 | やっぱりメタル!!
ライブ観に名古屋に行ったついでというより、実はこっちが本命だったりした?

名古屋へは家から車で下道だけで約4時間で着くので、日帰り遠征するには手頃な観光地なんだが、過去の遠征で何ヶ所か回ったしどこか行きたいところも思いつかず、そもそも観光という行為自体に興味をなくしてしまった。

ただ、私が名古屋遠征するたびにだいたい訪れる場所が一ヶ所あるんだが、それは名古屋城でも熱田神社でもない。


そう、ディスク・ヘヴンである。


約10年前の人間椅子のライブ遠征の時の↓



ディスク・ヘヴンは、名古屋の老舗メタル専門レコード店。
もちろん何かいいメタル掘り出しものはないかなとディグりにいくというのもある。

でもやっぱ一番のお目当てを言うと、ビル・アンドリュースさんに会いたい!という想いからなのであった。

ビル・アンドリュースさんは、エクストリームメタルの始祖的バンドDEATHの初期ドラマーで、アルバム『LEPROSY』、『Spiritual Healing』に参加している。
DEATHに参加する前は、リック・ロッツ、テリー・バトラーらDEATH人脈の面々とMASSACREというデスメタルバンドを結成している。
で、この方、なんかJ-POPが好きらしく、日本のアーティストのCDをディグりにプライベートでちょくちょく来日しているうちに日本に移り住んでしまったんだとか。
ちなみに一番好きなのはPrincess Princess。
で、いつしか名古屋のディスク・ヘヴンに勤め出したというなかなか珍奇な元ミュージシャン。




実は13年くらい前にディスク・ヘヴンで一度お会いして、そん時は昼間で、ビルさん日本語あまりしゃべれず店の人に通訳してもらう程だった。
10年前の人間椅子のライブの時も会いにいったんだが、その時は日曜日で、店の人の話によると、ビルさん個人の定休日で会えずじまいだった。

あれから10年経ってまず、まだ名古屋にいてるかどうかなんだが、それは先月のLeft To Dieのライブの時、関係筋からまだいるらしいという情報は得ていた。
で、今回もこれまた日曜日で非番である可能性が高く、私は会えるかどうかの保証もないまま、「最悪車中泊でもして、翌日の昼に会いにいけばいいや」という、漠然とした面持ちで名古屋に向かったのでした。


名古屋に行く前、移転してないか?そもそもまだ存続しているのか?を調べたところ、まだ同じ場所で営業してるらしくホッとした。

確か「スタジオ・ステアウェイ」の看板のビルの1Fだったハズ。



と思って店に入ると、数人の大人がたむろしてて店内は段ボールだらけ。
ここは楽器屋の倉庫のようだった。
やっぱ移転したか・・・え?じゃあどこに?
表に看板は出ていたが・・・

どうやら上の2階に引っ越したらしい。まあ店がまだあってよかった。




10年前に行った時の記憶だと、大阪梅田のディスクユニオンくらいの規模でスタッフも数人いたが、入ってみると少し縮小された感じ。
レジに店番がひとり。日本の方だ。
今日はもう絶望的かなと思った。

ひとまず店内をグルっとまわって商品を物色してから、おそるおそるレジの店員さんに一応ビルさんの出勤状況を尋ねてみた。
すると、思いがけない回答が返ってきた!

「ああ、ビルは今日は18時半くらいに出勤しますよ」

なんとあれから出勤状況がだいぶ変わったらしく、今ビルさんはもっぱら遅番出勤になったらしい。
今日は出勤日だとか!やっぱ名古屋に来てよかった!
まぁあと1時間もあったので、このまま店に居座り続けるワケにもいかず(間がもたん)、とりあえず目をつけていたFlotsam & Jetsamの日本のカンチガイイメージがおもしろい切腹ジャケットの2ndのアナログ盤を購入して、車を停めてある2駅くらい離れたところの3時間駐車無料施設へといったん引き返したのでした。




施設を出てまた車を駐車してと。
その日は冷たい強風が吹いていて、何往復も栄のメンイストリートを歩き続けて足が棒のようになってたが、19時前くらいに再びディスク・ヘヴンを訪れた。

すると、CD棚の奥からビル・アンドリュースさんがのそっと現れた。




奥で仕事してはったのに、わざわざ出てきてもらって恐縮の至りだったが、ニコニコと歓迎ムードで、私は歓喜のあまり心の中で「シャアアアアアアアァァ~~~~ッ!!」っていう名曲「Low Life」のチャックのあの雄叫びを上げていた。
嬉しかったのが、数年前DEATHファンの方のSNSでビルさんとのツーショット写真がアップされてて、ビルさんその時は丸坊主で、もうむさくるしいから(あるいは禿げたか)長髪やめたんかな~と思ってたら、今回また元に戻ってた。

ペラペラというわけではなかったが、ビルさんはだいぶ日本語上手になってて、13年前よりは多くのことを話すことができてよかった。
数週間前に東京でLeft To Dieのライブを観た話とか、名盤『LEPROSY』の素晴らしさとか、DEATHの曲でビルさんが一番好きな曲は「Primitive Ways」だとか、MASSACRE人脈の話だとか。




やはりちょっとチャックの愚痴も出だして「チャックは3rdで歌い難いから早い曲を嫌がりだして、プログレッシヴに走った」みたいなこと愚痴り出した時は複雑な心境ではあったが、「ですよねぇ~~」ってな感じでテキトーに波長を合わせてた。
まぁ俺プログレッシヴになったDEATHも大好きだし、なんなら3rd『Spiritual Healing』がフェイバリットなんだけどね。

数週間前のLeft To Dieのライブの時に東京でリックとテリーにしてもらって、そして今回名古屋でビルのサインが加わった!
これでコンプリート!って訳じゃないけど、もうこれは“三月の奇跡”といっていい。
残りのひとつは俺がDEATHった時にもらいに行くぞ!




店を去り際に、ビルさんが私に「お名前は?」って聞いてきたのには驚いた。
ただの一ファンの名前を聞いてどうすんだ?とも思ったが、こちらも最初に名乗らなかったのは向こうの人にとって非常識だったかもしれん。

まぁ私の名前を聞いてしまう程に、今回の会話をビルさんも楽しんでくれたんだと思うことにした。


また、会いに行こう。

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