万年思春期

先週から新学期スタート。
今度は以前より本格的なコースで、
プロジェクトもフラット全体を設計とレベルアップ。

先生はフランス人で、自分の事務所を持ち、
ロンドンとパリで活躍しているデザイナー。
インテリア関連の賞も受賞しているという彼女は、
もともとファッション業界にいたのを転身したというキャリア。
なんだかいつもものすごくハイテンションなのだけれど、
ひとたび授業になると、とても鋭い目で重要なポイントを教えてくれる。

キャリアチェンジを前提としたコースゆえ、
ところどころでの説明でもそれを前提としたコメントが。
職業としてのインテリアデザイナーを改めて意識する。

今回のコースと前回とでの一番の違いは、生徒のレベル。
本業をバックグラウンドにしているひとも少なくないし、
何よりそれぞれが本気で取り組んでいる。

一週目から大変な量の課題を課されて、
でもきっとみんなこなせなかったりするんだろうな、
と甘く見ながら迎えた提出日。

みんなきっちり終わらせてきている。
そしてクオリティもとても高い。
ものすごくイマジネーション能力も高いし、センスもいい。

なんだかいい具合に期待を裏切られて、とても嬉しい。
こんな仲間の中で切磋琢磨していける幸運を思い、
素直に頑張ろうという気持ちになった新学期第二週目。
まだまだ先は長い。