バンパイヤ VAMPIRE ! ブログ

先日、西新宿でお買い上げ計７枚のうち、これまた発見して大層うれしかった→試聴機の前で小躍りしたのが
「オインゴ・ボインゴ　ＵＳフェスティバル’８３」
（ホンマは店内で踊ってへんでえ、念のため）

（上はこれまた参考映像ベスト版CDジャケット）
オフィシャルで出ているライブ映像は中後期の演奏しかなく、キャリアの大変長いこのバンドの若々しい時期のライブＤＶＤはずっと探しておったとです。ただし、おっさんくさい顔つきのメンバーが多く、８３年頃の印象も解散直前の印象もあんまり変わらないことを発見（苦笑）。

写真中央の目つき悪いＤ.エルフマンはご存知の方も多いとは思いますが、ハリウッドの映画音楽を担当していたりもして、「でええっ、こんな映画で」というエンドロールクレジットを発見することもあり。

ホーンも３人メンバーに居る大所帯バンドですが、当時からライブ生演奏とレコードの演奏アレンジがほとんど変わらないのもびっくり。ひねくれた曲調、アレンジ、ルックス、いずれもこのバンドは当時から「アメリカ西海岸最大の謎」ですねん、ボクにとっては。初めて聞いたとき、絶対イギリスかヨーロッパのどこかのバンドやと思った。若い頃のボクのアメリカ人に対する先入観を打ち砕いたバンド、です。今にして思えば、確かに米国人（の一変種）なのだが、、、（一方で米国変態さんの雄＝ＤＥＶＯはアクロン＝米国ゴム工業の町、ということで妙に納得していた。）やっぱり、こいつらエグイ。

、、、到来である。せっかく蕎麦天国＝東京にいるので、江戸前名店、田舎蕎麦、ニューウェーブ問わず色々挑戦せねば。１０月は麻布十番の老舗を一店攻めただけなんで、、、とはいえ何ぼでも蕎麦屋はあるので、ハシゴできるわけでもなし、ボチボチでんな。

、、、を聞きながら８月に吉祥寺で見たグレン・ティルブルック（exスクイーズ）のソロライブを想い出す。良いライブでした。「ゴッドファーザー of ブリット・ポップ」なる称号があるのは、会場で配られていた宣材で始めて知ったが（苦笑）



思いのほかスクイーズのヒット曲満載でソロの曲はほんの２-３曲、という印象（本当はもっと演ったんやろうけど）。アコギ一本でやるわけで、それなりにアレンジせないかんのですが、結構ギターソロなど原曲に忠実なのも多く、そういう「無理無理感」が逆に好ましくもあった。コーラスパートが無いと辛い曲では、英語ＭＣで「唄ってね」と客席と即席リハして、皆で「テュテュテュルッテュ」とか唄とうたりして（微笑）楽しかったです。悪乗りしてジミヘン「Voodoo Child」フルコーラスやってＧソロ背中で（アコギで！）弾いたりもしてました。

Ｐキャラックの名曲「テンプテッド」をやったのも嬉しかったですが、ボクの大好きな地味目の曲「マンボ・ジャンボ」を２０年以上連れ添った合方クリス・ディフォードの書いた"One of his Most Brilliant Songs"と紹介してやってくれたのも嬉しかったなあ。「また来るぞ！」と言っていたが本当に来て欲しいなあ。拾得で見れたらサイコーやけどなあ、、、

雨の中、沢山集まったようですね。シリーズ惨敗にファンが暴徒化、、、の説もありましたが。
どのくらいの割合かはわからんけど、去年からずっと「岡田ではあかんやろ」「次はまた２０年かかるんかなあ、とほほ」のように思っていたペシミスティックでマゾヒスティックなファンが多かったのではないか。ボクみたいに（苦笑）。シーズン途中でも「ああ、ここから失速かあ」みたいな時期が何回もあったし。皆うれしかったんやねえ。意外と磐石のチームワークで今年リーグ優勝できて。日本一は来年の楽しみにとっとこ、みたいな。

、、、ということで、もおとーぜんアマゾンで買おてますわなあ。下の正規ＤＶＤ。ダビングしたＶＨＳも、その後買った正規品輸入ＶＨＳも持ってるんすけど、まあこの作品のＤＶＤとなれば、買わざるを得ない、と申し上げましょう。やはり絵がキレイでウルウル。ボジオやエド・マン、オハーンもエエねえ。このバンドにも「マジック」がある、と思います。ザッパバンドはどれも凄いのだが、このバンドに思い入れの大きいファンは多いはず。