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万年思春期

in London

モロッコ回顧録:Marrakech・スーク

2007-03-20 | 

荷物を置いて、早速街へ。
やはり宿に連れてこられただけでまだまだSouk初心者の私たち。
最初の分かれ道で、どっちにいくべきか、と迷っていると、
めざとく少年が声をかけてくる。「フナ広場はこっちだよ」。

事前学習によると、こうした少年たちはスークの中をわざと遠回りをして、
最終的にチップを要求する、ということで身構えたのだけれど。
まぁ最初だし、確かに案内人がいないとわからないスークの迷路、
彼に連れられて全体像を把握してみるのもいいかなとついていく。

こうした少年たちは英語がとても流暢。
何気にこの旅で一番意思が通じたのは彼らかもしれない。
複雑な思いが交差するけれど、これもまた真実。

午前中についたため、まだ充分に日は高く、
スークの中に差し込む木漏れ日が美しい。
 
                  

様々な商品が山積みにされて売られている店が連なり
小さな路地が幾つもつながったスーク。
革製品を売る店、鉛製品を売る店、布製品、そして絨毯、、、、。
途中途中でパンやお菓子を売る店もあったり。

                 

独特の活気には、圧倒されながらも、
たくましく生きていこうと力をもらう。

文字通り迷路のような路地をいくつも通りぬけて、
街の中心地フナ広場へ。

              

パッと開けた視界の先にはクトゥビアがそびえ建つ。
ムーア洋式建築の傑作と呼ばれるこのミナレット。
青い空をバックにすくっと立つその姿は特に美しい。

                    


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