マラケシュの中心地フナ広場には、オレンジジュース屋台があったり、
民族衣装に身を包んだ水売りがいたり、ロバの馬車が待機していたり。
中でもオレンジジュース屋台には目を奪われる。
山積みにされたオレンジをその場で絞って渡してくれる、
とびきりのおいしさ。
しかしこの広場の本領発揮は日が落ちてから。
昼間のだだっ広い空間が、
日が傾きはじめると、何処からともなく屋台が立ち始め、
暗くなるころには、一大屋台広場に。
それぞれの屋台には番号がふられ、屋台の間を通るだけで、
ものすごい勢いの呼び込みがかかる。
煙がもうもうと立ち上がる屋台の横には、簡易テーブルに椅子がならび、
シシケバブーやタジンといった定番料理から、
おかゆやスープ、卵サンドなど、様々な食が繰り広げられる。
特筆すべきはカタツムリ。
香辛料がきつく効いたスープで煮込まれたコレ、
地元のひとと思しき人々がこぞって食べている。
エスカルゴ、と呼ばれていたけれど、どうみてもカタツムリにしか見えぬ・・
しかし人気商品らしく、見ているとみな一杯では飽き足らず、
ひとり平均3杯くらいは空けている模様。
恐る恐る口にするも、意外とイケる。
夜になって一転かなり気温が下がり冷え切った体を暖めるには格好の一品。
これだけ食に関して貪欲な世界を見ると、
英国の、「美味しいに越したことはないですが、
まぁ胃に入ったらそれでいいんじゃないでしょうか」、的な消極性に
慣れ始めてきた身としては、なんだかとっても嬉しい限り。
そうです、本能ってやっぱり重要よ。
まぁ胃に入ったらそれでいいんじゃ的な最近でした
普通に美味しいから有り難味がないのだと気付かせていただきやした