いつぞや「つなね」中庭の楠を余りに住棟近くに植えたので、根が伸びて配管を傷つけたりすると拙いとなり、植え替えたことがあった。中庭中央の上のほうに持っていったので今度は住棟に迷惑をかけないかと思ったら、根に十分水が回らずに弱ってきている。考えてみると、「つなね」住人には建築学科出身6人、住居学科出身4人もいて植栽、特に樹木の植え方が良く分っていなかったことにならないか。また、コーディネーターのⅤ.さんも建築家なのにアドバイスが十分ではなかったか・・。更に造園屋さんが一寸注意してくれたらよさそうなのに注意してくれなかったのか。
まあ、考えてみると、建築学科や住居学科では、庭のことについて十分教育されていないということになるのか。又、造園は建築に「たてつく」なんて考えられないと言うのが現状だろう。建築史家の藤森照信さんは寝殿造りの説明で、何故、樹木を池の向こうに遠ざけているかついて言っている。大変勉強になったが、さて我々の「つなね」の楠は助かるのだろうか。私が「共木」の一本に提案した手前、何とか助けたい。
まあ、考えてみると、建築学科や住居学科では、庭のことについて十分教育されていないということになるのか。又、造園は建築に「たてつく」なんて考えられないと言うのが現状だろう。建築史家の藤森照信さんは寝殿造りの説明で、何故、樹木を池の向こうに遠ざけているかついて言っている。大変勉強になったが、さて我々の「つなね」の楠は助かるのだろうか。私が「共木」の一本に提案した手前、何とか助けたい。