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万年思春期

in London

悪い魔女のほんとう

2007-06-06 | 暮らし

ミュージカル"Wicked"
これまで何人かから強くお勧めされてきた演目。
ブロードウェイ発でウェストエンドでは去年の秋から公演されて以来大変な人気。
ということでvictoriaにある劇場へ足を運ぶ。

オズの魔法使いの裏ストーリー。
悪い魔女として最後にドロシーに溶かされてしまう魔女は、
悪の黒幕であるオズの魔法使いに唯一戦いを挑んだ、
正義感にあふれる女性だったというこのお話。
一瞬お子様向けかと思いきや、
裏に隠されたメッセージも感じられたりして、大人も充分に楽しめるつくり。

お勧めポイントとして皆が挙げていた前評判どおり、舞台装置がすばらしい。
ライティングの妙やおおがかりなセットはやはり魅力。

そして何より主役の彼女の力がすべてのランクを上げていると。
力強い美声は特に彼女の見せ場である一幕ラストで際立つ。
幕間の間に思わずパンフレットを購入。

いい役者が揃いやすいというのもあって、
とかく定番モノの舞台に惹かれがちなワタクシですが、
現代でなければ難しいだろうな、という演出などもあったりで、
ミュージカルの進化というのはこういうことだなと納得。

近々に二回目足を運びたくなる演目デシタ。

http://www.wickedthemusical.co.uk/ (sound on)


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