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万年思春期

in London

Model Makingの匠

2007-06-14 | 学び

本日の授業はmodel making、模型作り。

なんと講師はあのRichard Rogers(http://www.rsh-p.com)のモデルメーカーということで、若干興奮気味。
授業の最初に彼のこれまでの仕事を見せてもらったのだけれど、やはり素晴らしい・・
いやもちろんデザインがいいのは当たりまえなのだけれど、
皆が知ってるあの建物もこの建物も、この人のこの指からうまれているのかぁと
思うとドキドキしました。
http://www.rsh-p.com/render.aspx?siteID=1&navIDs=1,5,315

かといって鼻にかけるでなく、難しいことを易しく説明してくれるし、
こういうことを考えてるんですけど、と相談すると、真剣に一緒に考えてくれる。
直線の交差をコンセプトにした今回の私のデザインには、
光を使ったプレゼンが効果的じゃないか、というアドバイスを。目から鱗。
単にプランを模型にしていくだけではなく、
いかにデザインの特徴を効果的に見せるか、という観点から形にしていく。
そう冒頭で彼は言っていたのだけれど、まさにそれを見せられた思い。

モデルメイキングというのは、完成デザインを効果的に見せるためだけではなくて、
デザインを組み立てていくうえでもとても重要。
紙の上で考えていても思いつかなかった盲点とか、アイデアとか、
モデルにおこしてみて初めて浮かんでくるものもある。
(不思議なもので、先に画面上で3Dには起こしていても気付かなかったりする)

プレゼンでデザインを魅せる役割とデザイン検討プロセスでの役割。
モデルメイキング、なかなかに奥深いです。


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