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万年思春期

in London

切磋琢磨

2007-10-02 | もの想い

インテリアデザインのコースに通い始めて、
一番ラッキーだったのは、何よりも仲間に恵まれたことだったと改めて感じた最終日。

どの講師も皆が口をそろえて言っていたのが、
このクラスは本当にレベルが高い、
なかなかこれだけ力、やる気ともに備わっているグループはない、ということ。
ワタクシめは置いておいて、本当に素晴らしいひとが集まっていたと思う。

ギリシャでは若手建築家として働いていたにも関わらず、
インテリアにフォーカスして学びたいからと通っていた彼女の、
そのプレゼンテーション力と緻密な技術力には脱帽だったし、

 内装業の事務所を持ちながらも、
 自らデザインも手がけられるようになりたいという彼や、
 その彼の事務所で大工として働く彼の、
 現場を経験しているからこその発想力には開眼されることも多く、

  カーテンデザイナーとして長年働いてきた彼女の、
  昨今のコンテンポラリーデザイン一辺倒の風潮に流されず
  独自性をつらぬく潔さに打たれ、

   デザインの道を諦めきれずに、
   元キャスターという華々しい職を辞して留学してきた彼女の、
   そのセンスもさることながら、リサーチ能力、行動力、
   そして勉強に対する真摯な姿勢に励まされ、、、

そんな仲間がいたからこそ、
この期間、やれるだけのことはやった、と自負できるだけ力を尽くせたのだと思う。
そして彼らの進歩を見るとまた、それは相互作用だったのだろうなと思えて。

切磋琢磨、とはまさにこういうことを言うのだろうな、と、
しみじみ心の中から湧いてくるこの感情。

これが感動というやつかしらん。
素晴らしき仲間に乾杯。


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