【PR】ドコモのサブスク【GOLF me!】初月無料
goo blog サービス終了のお知らせ 

法華一乗と弘願一乗

菩提是煩悩ー集諦
涅槃是生死ー苦諦 (迷理)
             ー円教
煩悩即菩提ー道諦
生死即菩提ー滅諦 (能解)

衆生無辺誓願度ー苦諦→摂衆生戒 応身の因 度 仮諦
煩悩無数誓願断ー集諦→摂律儀戒 法身の因 断 中諦
法門無尽誓願知ー道諦→摂善法戒 報身の因 知 空諦 開示
仏道無上誓願成ー滅諦→摂善法戒 報身の因 証 空諦 悟入

観経疏他筆抄(證空)の中に、
諸教に於いて一乗は「実相の一理」つまり諸法実相の理を言うのであって、「弘願の一行」を一乗と立てることは決してない。敢えて弘願を一乗と言うなら、諸法実相の理と並立して二乗を立てることになり、一乗の義を破るのではないか?と云う設問があります。此れに證空は弘願義こそ諸教を統べる第一義諦であり、一乗であると結論として述べるんですね。
釈禅波羅蜜次第法門(次第禅門)巻一之上に、一切を愍み大悲心を起こし四弘誓願を発す。とあり、摩訶止観には菩提心を起こすことは具体的には四弘誓願を起こすこと。とあります。
結論として云うと、大悲心は四弘誓願であり、四弘誓願は三聚浄戒であり、三聚浄戒は三諦であり、法応報三身であり、円教です。そして円教は一心三観であり、一心三観は円融三諦・一念三千観なんですね。
つまり、法華一乗と弘願一乗は同じだってことになるわけです。
この広告を非表示にする


サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了しました。

バックナンバー