母は生前、海外旅行が大好きでした
旅先で食べた料理を家で再現して家族に振る舞うのが趣味で、朝食はいつも行きつけのパン屋のバタールのトースト
パスタも大好きで、ボンゴレ、ペスカトーレ、ムール貝のパスタ
ラーメンも寸胴で鶏ガラスープから本格的に作るような人でした
オリーブオイルは健康に良いと本気で信じ、「ソムリエが飲むくらいだからたくさんかけても大丈夫」とよく言っていました
今思えば、これが致命的でした
バターやチーズも専門店で買い揃え、よく食べていました
フルーツも大好きで、糖度の高いリンゴを常備し、「リンゴを1日1個で健康になる」と信じていました
イチゴには練乳、トマトには砂糖
開業医の家なのでお中元・お歳暮には菓子やフルーツが大量に届き、家には常に甘い物が溢れていました
母は華正樓の月餅が好きでした
しかし50代以降、母の身体はゆっくりと壊れていきました
ぜんそく、三叉神経痛、舌痛症、リウマチ、白内障、骨粗鬆症による大腿骨と腰椎の骨折、子宮脱、そしてうつ病
80代以降はほぼ寝たきりの人生でした
当時は「年齢のせい」だと思っていました
でも今ならはっきり分かります
ぜんそくは小麦と植物油
神経痛と舌痛症は植物油
リウマチは小麦
白内障は植物油
骨粗鬆症は乳製品
子宮の病気も乳製品
うつ病は甘い物
和食中心で生きていたら避けられた病気ばかりでした
言葉は悪いですが、完全に「西洋かぶれの食生活」に染まってしまい、その結果として病気のデパートになったのです
もちろん、母には感謝しかありません
美味しい料理をたくさん作ってくれた
ただ、その料理がどれも、日本人を病気にする食べ物だったなんて、当時の僕たちは知る由もなかった
高度経済成長期の西欧化の波に飲み込まれた世代は、東洋人の身体に合わない食生活へ大転換した
ある意味、時代の被害者であり、食料転換という大規模な人体実験のモルモットでした
もし僕も母と同じ食生活を続けていたら、間違いなく同じ運命を辿っていたと思います
しかし何の因果か【四毒抜き】と出会い、僕は四毒から離れられた
これ以上の幸運はありません
僕はこの先も一生
【小麦・植物油・乳製品・甘い物】を食べません
だから母と同じ年齢になっても、恐らく母と同じ病気にはならないでしょう
四毒抜きを実践して、病気にならない身体を手に入れた
この実体験を一人でも多くの人に伝えたい
四毒から脱出できた者には、そう伝える使命があると本気で思っています