引き続き「3」で攻める趣向、、、
女性ボーカルでいわゆる「ハイ・トーン」ヴォイスってありますよねえ。最近の日本のポップス、ロック?歌手に多くて、これらは大の苦手。飲食店、ショッピング時にBGMとして強制的に聞かされると往生するんですわ。大体は携帯しているi-Podを耳栓の如く突っ込み音量を上げるんですが、逃げるに逃げられないとき、最近では軽いパニック状態(頭痛、発汗、嘔吐感)になりかけます。
これらチマタの女性ハイ・ヴォイスをワタクシが受け入れないのは、非常に特殊な一定の特徴をもつ女性ヴォーカリストを偏愛することの裏返しの現象であると考察されます。上記「特殊な特徴ある声」の持ち主は小生の「好きな女性ヴォーカリスト・ベスト3」に重なるのです。ちゅうか、声の似てる3人が3人とも大好き、ということですね。順不同で列挙すると:
ケイト・ブッシュ
ダグマー・クラウゼ
矢野 顕子
3人とも聴いたことのある方、似ていると思いませんか、この3人の声。話し声なんかは多分三人ともかなり違うはずで、唄うと非常に類似した周波数特性とダイナミック・レンジの唄い方になる。ケイトと矢野さんは(このブログを見に来てくださる皆さんは特に)絶対声を聞いたことがあると思う。
残りのダグマー=スラップ・ハッピーの1枚"Acnalbasac Noom"、どこかでこのジャケットを見たら、即買い!でしょう。
ご存知の方には無用の説明になりますが、この変な英語風?のタイトル、もう一枚の名作「カサブランカ・ムーン」"Casablanca Moon"のアナグラム(文字の並べ替え)になっています。で、同じ曲を別アレンジでやる、という珍しいアルバム。オリジナル"Casablanca"より、僕は"Acnalbasac"の方が好きなので、こちらをご紹介。ちゅうか両方大好きなんですけど、どちらか選べ!といわれたらダッチョ、否、断腸の思いでこちらを選ぶ、ということです。
Casabrancaのほうは別作品"Desperate Straights"との2 in 1CDが出ているようで、これもお勧めっす。あと何より再結成スラップ・ハッピーは2000年に来日しており、(これもご存知の方には無用の説明だが)なんと我が西部講堂でコンサートやっているんですねえ。わたしゃ、当時ベルギー住まいでして、何とかその日、日本へ出張できないか、休みが取れないか、あらん限りの政治力で画策したものですが、あかんわねえ、ワシごときの政治力でわ。ちゅうかその頃むこうで一番仕事が忙しかったのよ(涙)
CDの"Live in Japan May 2000"を聞いては、ああナマでシタかった、否、観たかった、と涙しています。これは手に入りやすいはずなのでモチロン買い!でっせ旦那。
なお、本日の文章中一部不適切なオヤヂ・ギャグが含まれていることをチンシャいたします。(おいおい)