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バンパイヤ VAMPIRE ! ブログ

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驚愕! iPodのシャッフル

2006-12-15 22:54:09 | WTV日記
久しぶりに天気が良いので散歩。いつもの通り厳選450曲入りのナノ君をお供に、シャッフルで好きな曲ばかりを聴きながら。すっかり紅葉も散ってしまいつつある初冬の京都だが、道端に散ったあとのイチョウやモミジのカラフルさも、世の無常を感じさせ良いものだと、アンニュイを気取って歩く。

2曲目か3曲目でいきなり「シビーシビー」by どんと がかかる。これは「原色音楽」というCDの音源でDr.kyOnをして「足りないものが何も無い」と言わしめたほど完成度の高いデモトラック集である。シビーシビーには仮うたがめちゃくちゃな英語(のようなもの)で入れられているが、メロディライン、声の雰囲気などが大好き。ここだけの話、ローザの2ndに入っているトラックよりこちらのほうがずっと好き。この曲をローザのライブ(@西部?)で聴いたあとに「T・REXにしたかったんやろ?」と聞いたら、「なんで、そんなことわかるのん?」と例の笑顔ではぐらかされてしまったが、このトラックを聞くと僕の推察も満更ではなかったように思える。 http://www.songstar-donto.com/shop.html#dont004

ついこの間、彼のことをブログで書いたばかりなので「奇遇だなあ。天国でブログ読んだかも、苦笑」と歩き続けていると、次にこれまたブログネタ「スーパーボール」で書いたプリンスの「The Cross」がかかる。この辺まではシビーシビーのフェイドアウトから静かなギターで始まるThe Crossへの「曲の繋ぎが憎いねえ、やるなあDJナノ君」くらいに思っていたのだが、、、

次がレノンの「Mother」になったあたりで、ちょっと怖くなってきた。全部ここ数日間のブログ日記で言及した曲ばかり。まあ、あまり超常現象的なものは信じないタイプですから、それでもフェイドアウトの「ママ・ドント・ゴー!!!」を小声でハモりながら楽しむ。(この曲を道で大きな声で唄っていたら単にアブナい人である。)ここらあたりで次は流石に普通の曲がくるだろうと思っていたら、異魔人にあの日いたマヴォの「朝の鮮やかな国」がかかる。これも中村伊知哉の名唱。 http://inundow.shop-pro.jp/?pid=746288

この次は普通にペレ・ユビュ(←普通じゃないバンドだが、笑)がきて、ほっとひと安心、と言う感じ。4曲続けてブログで言及した曲(ばかりというのは、、、ちょっとびびった。(シビーシビーも具体的な曲名を某マイミクさん日記へのコメントで書いている。マヴォは一曲しか入れていない)

ちなみに僕のiPodに入っている曲目総数は463曲で、これが完全アトランダムにシャッフルされていると仮定すると、散歩に出発してから3曲目~6曲めに特定の曲が4曲かかる確率は:
1/(461×460×459×458)=1/44,579,677,320 である!!!約446億分の1でっせ!4曲を順不同でもよいことにしたら、かなり確率が上がるが、それでもかなりのもんである。まあ僕のナノ君はNY地下鉄を降りてレキシントン通りを歩いた時に「ワイルドサイドを歩け」ルー・リードをかけるなど、信じられない偶然の前歴が多々あるのだけれど。

確率の比較では宝くじにあたるより余程珍しいことが今日起こったのだ。これは先日バラで10枚買った年末ジャンボも当たらないと見た(苦笑)。そのかわり、乗る飛行機が落ちることも一生ない気がする(笑)。人生"Always look at the bright side of life"でいきたいもんやねえ。

映画

2006-12-14 18:25:53 | WTV今日の一言
いわゆる「カウチポテト」族、否、実際はベッドコーヒー族、であるワタクシでもたまには映画館へ行って大きいスクリーンで見たくなることがある。うーん、春以来見ていないなあ、、、号泣(苦笑)してもた「明日の記憶」が最後か。

この時期、X'mas~正月はろくなのやってないからなあ。みなみ会館レイトショーも遠いし。やはり寒い時期は自宅でDVDっすかねえ。お勧めがあれば知りたい。

冬支度

2006-12-12 20:55:55 | WTV今日の一言
巣篭もりできるようにヴィスコンティやらのDVD買いこんだ上に、レンタルで着々と未見の作品を借りて撮りダメしているワタシ。寒くなったらヒッキー君か?みんな遊んで~~

スーパーボール

2006-12-12 01:48:09 | WTV今日の一言
うーん。アメリカ国歌を唄うんか?いや、それはキックオフ前で、ハーフタイムショウではないから、普通に自分の曲を演奏するのかなあ?「CROSS」とか演ったら盛り上がるかも。いずれにせよ、どうも違和感あるよなあ、殿堂入りといい、、、いっそ「股間ポロリ」でもやればいいのに。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061211-00000198-reu-ent

形見のLP

2006-12-11 18:16:38 | 今日の一曲・一枚・一本
季節も思い出せないのだが、これを京大西部構内の軽音のあった建物(その後火事で消失)の入り口付近で彼から手渡された時の彼の笑顔は、いまでも眼前に浮かぶほどはっきりと記憶している。大阪の「ワルツ堂」の固い透明袋に入っているので、大阪へ当時付き合っていたエスポの娘とデートでもしにいって見つけたのだろう。

「これ買ったんやけど、どうせ聞かへんし、ワダせんせ、持っといて。」「え、これ高かったんちがうんか?」「ええの、ええの。何か買っただけで安心したの。人のところにずーっと預けてあってもかまへんのよ。」「ほな預かるけど、いつまで?」「うーーん。そんなん、分からん(笑)」彼はデビューが決まって東京へ行く時も、預けっぱなしで行ってしまった。

きっと茶色い紙袋の中のジョンとヨーコのフルヌードを見て、それだけのために買ったのであるから聞くことも無い、と思ったのだろう。しかし彼らしいといえば彼らしいが、預かるほうも預かるほうで、今思い返しても、ものすごく変な話である。

以来このレコード"TWO VIRGINS"はずっと僕の手元にある。彼の訃報を聞いたときはベルギーのレコード棚にあった。預かったのは83年か84年のことだろうから、15年以上も前に形見の品を渡されているのである。そういうめぐり合わせ、っちゅうか変な話というのはあるもので、僕は「形見の先渡し」だったのだと信じている。チホさんにこの話をしたら、「それはワダさんがもっていたらいいんじゃない」といわれたので、ずっと大事にしようと思う。

こいつは京都・倉敷・大阪・ドイツ・ベルギー・倉敷・東京・京都とずーっと僕のLPレコードたちに挟まれているが、彼同様、僕も音を聞く気は起こらない。時々、紙袋から取り出してはジョンの包茎とヨーコの少し垂れた乳房とお尻を見て、ジョンではなく彼のことを思い出すのである。

今年は彼=久富隆司くんの7回忌。先日の西部講堂での「Soul of どんと」の演奏にはあいにく立ち会うことは出来なかったが、一月の命日にはハワイか沖縄へいけたらよいなと思う。享年37歳。もうすぐ彼より十年も多く生きていることになる僕は、自分のやれることを自分のやれるようにするしかないなあ。