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バンパイヤ VAMPIRE ! ブログ

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バンド名の由来~"V"の巻

2007-01-07 12:23:48 | WTV日記
THE VELVET UNDERGROUND
・御存知の方も多いと思うが、三文SM小説ペーパーバック本のタイトルから。ジョン・ケイルの友人がNYのボワリー通りの路上で拾ったそうだ。
・L・リードによるとこの本の「内容はくだらなかったが、タイトルが素晴らしかった」とのこと。彼はこのバンド名にまつわる興味深いエピソードとして、以下の話をインタヴューで語っている。
ヴェルベッツがフィラデルフィアの馴染みのクラブで演った際に、チケットの行列に居た女の子に声をかけられて、
「この間、父が死んだんです」
「ああ、それはお気の毒に」
「あの本を書いたのは父なんです」
 !!!? こういう話、ボクは好きです。
・小生はむかし、この本の表紙デザインと同じ柄の白地黒プリント長袖Tシャツを発見し、小躍りして購入。随分前の話なので、いまやこのTシャツは漂白を繰り返したため、よれよれの伸び伸びになってしまったが、重ね着するなどして、まだ大事に着ている。

VAMPIRE!(gonbeさんのコメントをリクエストとみなして、苦笑)
・所属していた軽音学部では入部説明会で新入生全員が自己紹介を行い、やりたい音楽、好きな音楽を述べて、気の会いそうな人間同士が説明会終了後にとりあえずバンドを組んでみる、という慣わしがある。
・「バンパイヤ」はその際に組んだメンバーのB担当(名前忘れた、クラブもすぐやめた、松田優作に少し似ていた)がつけたもので、手塚治虫の漫画タイトルが由来と聞いた。登場人物に「ロック」がいる、というのもロックバンドの名前として彼がバンパイヤをあたためていた理由のひとつであったろう。
・この「第ゼロ期」バンパイヤは練習数回をしただけであえなく空中分解。真っ先に抜けたDsのかわりにバーシが加入したものの、ワダとバーシ以外が「音楽性の違い」(苦笑、フュージョンがやりたかったらしい)を理由に抜けてワダ、バーシとバンド名だけが残された。
・ここでワダが79年初夏の頃?に高校の同級生でベースを所有していたドンドン吉田に声をかけて出来上がったトリオが「第1期バンパイヤ」である。同年中にライブハウスデビューも果たす。以降、ベーシストのみが交代、バーシ+ワダのコンビは不動。ちなみに初代ベーシストはドンドン吉田としており、上記名付け親は歴代メンバーとしてカウントしていない。2代目が中村伊知哉(2月池袋にも御出馬)、JPイトヲは第6代目である。
・この名前はとうにやめた男が付けたものであるから、僕自身はずっと変えたくて仕方なかったのだが、当時いい名前を思いつかなかった。で、そのままずるずると27年間同じ名前で活動している次第。
・バンド名表記はいたっていい加減なもので、バンパイヤ(確か手塚治虫はこうだった気が、、、)、バンパイア、ヴァンパイア、などご都合主義で色々。だって情報誌各誌ごと、出演ライブハウスごとにバラバラだったんだもん。
・ただし83年?以降はバンド名末尾に「!」をつけることし、こちらには執拗なこだわりあり。これの由来はUltravox!の1st,2ndには「!」がついていることによる、というのは以前当ブログで書いたように思う。ただし、このアイディアはワダがSyn,G,Choで参加していたスーパーミルクが先に使っていた。SM解散の後「!」とその志を引き継いだ、つもり。

しらーーっと、ヴェルベッツと自分のバンドを並べるとは「不遜」の謗りを免れまいが、こういう無法が許されるのもブログの妙味よのう、ふふふ。

驚愕

2007-01-06 03:36:43 | WTV今日の一言
マイミク友人メール経由でたどり着いて、ちょっと驚愕。
http://ww21.tiki.ne.jp/~wildside/album.htm
ここまでやるかあ、、、という感じ。ありがたいけど。えげつない労力。

バンド名の由来は?

2007-01-04 21:15:43 | 今日の一曲・一枚・一本
今日はパラパラとランダムに本を流し読み。
「ロック―ABBAからZZトップまで」
Adam Dolgins (原著), 高根 宇吾 (翻訳), 庄司 佳世 (翻訳) 、1995年初版

原題は"Rock Names"でバンド名の由来をAからZまで「確認の取れた」範囲で並べたもの。昨年○マゾンで購入して以来、手付かずで置いていたが、「ABBAからZZトップまで」というわりには、古手のバンドからノイバウテンやギャング・オブ・フォーなどパンク~NW寄りのバンドも扱っていて面白い。メンバーとのインタビュー形式の場合もある。

トップを飾るABBAは最近ボク自身が「どーせ、スウェーデンのバンドやからビヨルンとか居って、4人の名前の頭文字とっただけやろ、けっ」と放言したところ、まったくその通りなので笑えた。

あと最初のほう(Aの項、3バンド目)で笑えたのはAC/DC。僕も知らなかったのですが、AC/DCにはスラングで「バイセクシャル」の意味があるそうで、メンバー諸氏は「忘れていた」とのこと。普通に女性と噂になると「ノーマルだってさ!」とはやし立てられたそうで、なんともお気の毒。クリムゾンもピート・シンフィールドが名付け親であるにもかかわらず、フリップ翁が後講釈を垂れていて思わず苦笑。

この本、面白いのでまたネタ切れのとき使うかも、、、「あのバンドは?」のリクエストも歓迎。載っている限りは順次お答えしましょう。



予告2月「京都ナイト」@東京

2007-01-03 21:25:29 | ライブのお知らせ
夢の組み合わせの実現のためワタクシがんばりましたです。スーパーミルクや京大軽音オムニバスを発売されたいぬん堂さんがお世話してくださいます。http://www.inundow.com/

★2/24(土)@池袋・手刀(チョップ)
出演:ヴァンパイア!
チルドレン・クーデター
コンベックス・レベル
レニングラード・ブルース・マシーン 
ゲスト:LOUD MACHINE

すぺっしゃるゲスト↑はもちろん最近CD+DVDが再発された、、、うっあんまり言わんとこ。とりあえず東京・関東圏の皆様にお知らせ。


不遇の人

2007-01-02 22:13:04 | 今日の一曲・一枚・一本
ふぐう【不遇】
(名・形動)
[文]ナリ
才能・能力がありながら運が悪くて世に認められない・こと(さま)。

年末に色々買いこんだ映画・音楽DVDとビデオを正月に見ているのだが(転居以来TVは自宅で一切見ていない)、今日の一枚は87年デヴュー当時のTTDさまライブ。ドイツのTV番組スタジオライヴのようです。

かっこエエねんけどなあ。プリンスのような奇妙さ・気色悪さもないし、JBのカヴァーなんかやらしてもピタリと決まる(Soul Power)。バック・バンドはソツない感じで押しに欠けるかな、ウェンディ&リサのように華のある人材が欲しいところ。でも何といってもTTD御本人、足も長いし、上半身裸になっても様になるし。僕は完全へテロですけど、男が見ても惚れ惚れするというか、、、

「ヴァイブレーター」以来、新譜は出たのだろうか?あの一枚はなんだか開き直りが感じられた変態性のある作品だったけれど、セールスは芳しくなかったのだろうなあ(タメイキ)。レニー・クラビッツよりは売れても良かったんじゃないの。どうも僕が好きになるヒトは「不遇の人」が多い気がします。
(下の写真は僕が入手したものとは少しだけジャケ違い。昔VHSも出ていたが同じライブかなあ?)